マスクの選び方

機能の違い・使い分け方・シーン別のおすすめマスク

更新日: 2021.5.26

マスクの選び方

新型コロナウイルス感染症対策で、日常生活に欠かせなくなっているマスク。でも、「今まで使っているのとはちょっと違うマスクを試してみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、マスクにはどういったタイプがあるのか、それぞれどのような機能があるのかを解説し、マスクの選び方をシーン別にご紹介します。

マスクの種類と機能

家庭で使用されるマスクは、不織布マスク・ファッションマスク・布マスクと、大きく3種類に分けられます。家庭用のほかに、医療用マスクや産業用マスクなどもあります。それぞれの機能を見てみましょう。

不織布マスク

不織布とは、繊維を織らずに、熱的・機械的・化学的作用で繊維を接着したりからみ合わせたりして、シート状にしたもの。不織布マスクは、この不織布を複数枚組み合わせて作られています。

ほかの素材で作られたマスクに比べて、不織布マスクは飛沫の飛散を抑える効果が高い傾向にあるとの研究結果が出ています。その一方で通気性が低く、長時間の使用になると息苦しさを感じるかもしれません。また、一般に使い捨てとなるため経済性には難がありますが、後ほどご紹介するように、繰り返し洗って使える経済性の高い不織布フィルタマスクもあります。

布マスク

布マスクは、おもにガーゼのような綿織物を素材としたマスクで、好みの布を使ってハンドメイドすることも可能です。

その他のマスク

医療用マスクは医療機関で感染防止対策のために、産業用マスクは工場などで防塵対策のために使用されます。

シーン別 マスクの選び方

マスクの選び方

家庭用マスクにも、さまざまな種類があることがわかりました。普段の生活では、どのようにマスクを使い分ければよいでしょうか。シーンごとにマスクの選び方をご紹介します。

感染リスクの高い場所で過ごすとき

感染リスクの高い場所

人混みや職場・学校など、感染リスクの高い場所で過ごすときには、飛沫飛散の抑制効果が高い不織布マスクを使用するのがおすすめです

不織布マスクの飛沫飛散抑制効果は、以下のように「PFE」「BFE」「VFE」などで示されています。購入の際には、各製品の表示を見比べてみましょう。

  • PFE(Particle Filtration Efficiency)=微粒子捕集(ろ過)効率
    PM2.5などの微粒子(約0.1μm~)を捕集(ろ過)する効果
  • BFE(Bacterial Filtration Efficiency)=バクテリア飛沫捕集(ろ過)効率
    風邪などのバクテリア(約3μm~)をろ過する効果
  • VFE(Viral Filtration Efficiency)=ウイルス飛沫捕集(ろ過)効率
    新型コロナやインフルエンザなどのウイルス(約1.7μm~)をろ過する効果

感染リスクの低い場所で過ごすとき

感染リスクの低い場所

充分な換気がなされており、他の人と一定の間隔を空けられるなど感染リスクの低い場所で過ごすときは、通気性が高く快適なファッションマスクや布マスクを使用してもよいでしょう。自分の気に入ったデザインのマスクを選べば、気分も高まるのではないでしょうか。

運動するとき

運動するとき

スポーツをするときには、運動用にデザインされたスポーツマスクがおすすめです。呼吸が苦しくならないように通気性を高めたスポーツマスクもあれば、逆に、空気を取り込む量をコントロールしてトレーニングの効果向上を狙うスポーツマスクもあります。目的に合わせて、適切な機能が付いたスポーツマスクを選びましょう。

マスクの選び方Q・A

Q: マスクの種類とは?

A:一般的に使用されているマスクには、不織布マスク・布マスク・医療用・産業用マスクなどがあります。

不織布マスクは繊維を重ねており飛沫の飛散防止効果が高く、布マスクは綿織物を用いてハンドメイドすることができます。

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Q: マスクの選び方とは?

A:マスクはシーンごとに使い分けることができます。

例えば、人混みや職場・学校など感染リスクの高い場所であれば飛沫飛散予防効果の高い不織布マスクがおすすめです。

十分換気されている感染リスクの低い場所では、通気性の高く過ごしやすいファッションマスクもよいでしょう。

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まとめ

マスクには不織布マスク、ファッションマスク、布マスクなど複数の種類があり、それぞれのマスクが異なる特徴を持っています。
使うシーンに合わせてマスクを選び、感染症予防に努めましょう。