日焼け止めはシーンと肌タイプて選ほう!
場面別のおすすめ商品も紹介
更新日: 2021.7.8
日焼け止めは様々な種類があり、SPFやPAなどの意味がわからず、どれを選べばいいのか迷うことがあるかと思います。
そこで今回は、日焼け止めの基礎知識としての用語解説や、場面ごとのおすすめの日焼け止めを解説します。この記事を読むことで、日焼け止め特有の用語の意味がわかるだけでなく、場面や肌タイプによって適した日焼け止めの種類もわかるようになりますよ。
日焼け止めの基礎知識
日焼け止めの基礎知識として、ラベルに記載されている「SPF」「PA」の意味や、日焼け止めの種類を解説します。
紫外線について
紫外線 は、波長の長さによって3つに分けられます。UVCはオゾン層に吸収されるため、地表には届きませんが、私たちの肌に悪影響をもたらすのは、UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)の2つです。
紫外線UVA(紫外線A波)とは
UVA(紫外線A波)は波長が長く、浸透力が高いため真皮層にまで到達します。そのため、肌へ与える影響度も大きく 、肌の弾力を弱めたり、しわやたるみの要因になります。
紫外線UVB(紫外線B波)とは
UVB(紫外線B波)は波長が短く、屋外での日焼けはUVB(紫外線B波)によるものです。表皮にさまざまなダメージを与え、赤く炎症したり、シミ・そばかすの原因にもなります。
「SPF」や「PA」の意味
日焼け止めの容器のラベルを見ると、「SPF」や「PA」と記載があります。SPFやPAは、紫外線を防ぐ効果の目安を示すものです。
SPFは「Sun Protection Factor」の略称で、UVB(紫外線B波)を防ぐ効果の目安を示しています。
SPFの数値が高いほど、UVB(紫外線B波)に対する防御力が高くなります。日本では、SPFが50以上の場合は「SPF50+」と表記されます。
一方、PAは「Protection Factor of UVA」の略称で、UVA(紫外線A波)を防ぐ効果の目安を示すものです。
PAは「+」マークで表示されます。+から++++までの4段階あり、+の数が多いほど紫外線A波を防ぐ効果が高くなります。
日焼け止めの種類
日焼け止めの代表的な種類には、以下のものがあります。
- ミルク
日焼け止めの定番。伸ばしやすいので、顔だけでなく身体の広い範囲に塗り拡げるのに便利です。
- クリーム
顔に塗りやすく、フィットしやすいのが特徴です。
- ローション
日焼け止めの素材としては軽いのが特徴。落としやすくて肌に優しいので、短時間だけ使用したいときに便利です。
- ジェル
よりみずみずしいので顔だけでなく、体にもすばやくのばしやすいのが特徴です。ベタつきが苦手な方にもおすすめ。
- スプレー
手が汚れにくいだけでなく、広範囲に一気につけられるのが特徴。手が届きにくい背中にも足にも使えるのが魅力です。霧が細かいものは髪にも使えます。
- パウダー
粉状で、メイクの上からでも重ねやすい日焼け止め。外出中の塗り直しや、急に日焼け止めが必要になったときに便利です。
日焼け止めはどう選ぶ?
自分に合った日焼け止めの選び方を、使用するシーンと肌タイプから解説します。
使用するシーン
肌の負担を軽減するために、使用するシーンによって日焼け止めの強さを切り替えましょう。
通勤・通学など日常のシーンでは、あまり強くない日焼け止めがおすすめ。SPFは10〜30程度、PAは++程度が適しています。
日光に長時間あたるわけではないものの、日焼けする機会がある軽めのレジャーには、中程度の強さの日焼け止めがぴったり。SPFは30〜50程度、PAは+++程度がおすすめです。
夏場の登山や海水浴など、炎天下でのレジャーでは強力な日焼け止めの出番です。SPF50+、PA++++の日焼け止めで臨みましょう。
肌タイプ
乾燥が気になる 肌タイプの場合、保湿力に優れたミルクやクリームの日焼け止めがおすすめです。一方 、ベタつきが気になる肌タイプ には、軽めのクリームやジェルが向いているでしょう。
敏感肌の場合は、「ノンケミカル」と記載された日焼け止めがおすすめ。日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤は、紫外線防御能が高い一方、使用する人の体質によって、まれにアレルギーを起こす場合があるので、肌の弱い方は紫外線吸収剤無配合(ノンケミカル)のタイプを使ってみましょう。ノンケミカルの日焼け止めは、子どもにもおすすめです。
使用するシーンで選ぶ、おすすめの日焼け止め商品をご紹介
最後に、おすすめの日焼け止め商品をご紹介します。使用シーンに合わせて選んでみてください。
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ビオレUV バリアミー ミネラルジェントルミルク 50mL
街の散策など、軽いレジャーに適した日焼け止めです。SPF50・PA+++の適度な強さで肌をプロテクトします。
微細な塗膜によって紫外線を効果的に防ぐほか、花粉などの微粒子にも強いのが特徴です。無着色ですがほんのり明るく仕上がるミルクタイプで、化粧下地としても便利に使えます。
■日焼け止めはシーンと肌タイプて選ほう!Q・A
Q: 日焼け止めの基礎知識とは?
A:日焼け止めのラベルには、SPFやPAと記載がされています。これらは紫外線を防ぐ効果の目安となっており、SPFであればUVB(紫外線B波)をPAであればUVA(紫外線A波)防ぐ効果を目安としています。また、これらの後続には二桁の数字や+マークが付いており、数が多く高くなるほど防御力高くなるといった表示となります。
日焼け止めをお探しの方はこちらをご覧ください。
Q: 日焼け止めの選び方
A:日焼け止めを選ぶ際は、使用するシーンや肌タイプで選ぶと良いでしょう。通勤・通学であればSPF10-30程度で、PAは+++程度のあまり強くないものがおすすめです。肌タイプで選ぶ場合は保湿力に優れたミルクやクリームの日焼け止めがおすすめです。
UV対策をお考えの方はこちらをご覧ください。
まとめ
日焼け止めの「SPF」や「PA」は、紫外線から肌を守る機能の強さの目安を示す略語です。数字や+が多いほど、紫外線を防ぐ効果が高くなります。日焼け止めは種類に関わらず肌を乾燥させやすいので、使用する前はしっかりと保湿をすることもポイント 。
肌への負担を軽減しつつ、日焼け止めの機能を十分に享受するには、日常生活や炎天下など場面によって日焼け止めを使い分けるのがコツです。保湿機能に優れたミルクや、ベタつきがちな肌に適したジェルなど、質感もさまざまです。今回のおすすめ商品も参考に、ぜひお気に入りの日焼け止めを見つけてください。