美容液の使い方・選び方を解説!

肌タイプや目的に応じたおすすめ商品も紹介

更新日: 2023.1.16

公開日: 2021.7.8

美容液の選び方!

美容液は、保湿・美白(※1)・エイジングケア(※2)や、毛穴・ニキビケアなどのさまざまな目的にあった化粧品。肌のお悩みに対してより効果的にケアしたいとき、普段のお手入れにプラスすると効果的です。

この記事では、美容液の基礎知識や選び方のポイント、肌悩み別のおすすめ商品をご紹介します。

※1メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐこと
※2加齢(エイジング)に応じたうるおいのケアをすること

美容液の目的と成分って?

美容液にはたくさんの種類があります。今回は、特に多いお悩みの「保湿・美白・エイジングケア・毛穴ケア・ニキビケア」の美容液に配合されている代表的な成分を解説します。商品の成分表示を確認する際の参考にしてください。

保湿

肌がカサついて乾燥が気になる方には、保湿成分が含まれている美容液がおすすめです。代表的な保湿成分には、以下のようなものがあります。

    【水分を抱え、うるおいを保つ】
  • ● ヒアルロン酸
  • ● コラーゲン
  • ● アミノ酸
  • ● グリセリン
    【水分を抱え込み、肌を守る】
  • ● セラミド
  • ● スクワラン

テカリが気になるけど部分的に乾燥するという方も、カサつきを補うために過剰に皮脂が出てしまうアンバランスな状態の可能性があるので、まずは保湿を徹底してみることをおすすめします。

美白

美白とは、メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐこと。シミやソバカスを予防したいという場合には、以下のような美白有効成分が含まれている薬用美白美容液がおすすめです。

  • ● ビタミンC誘導体
  • ● トラネキサム酸
  • ● カモミラET
  • ● コウジ酸
  • ● ナイアシンアミド

エイジングケア

エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのこと。年齢とともに気になってくるお悩みは、1つとは限りません。

    【保湿】
  • ● セラミド
  • ● ヒアルロン酸
    【しわを改善する有効成分】
  • ● レチノール
  • ● ナイアシンアミド

毛穴ケア

毛穴悩みには、以下のようにさまざまなタイプがあります。

  • ● 詰まり・黒ずみ毛穴……皮脂や古い角質が詰まったり、毛穴の角栓が酸化して黒ずんだりしている状態
  • ● 開き毛穴……乾燥や過剰な皮脂が原因で、毛穴が開いている
  • ● 年齢毛穴……年齢とともに、ハリ不足で毛穴が目立っている

毛穴ケアに有効な成分は原因によって異なるため、毛穴タイプに合ったものを選ぶとよいでしょう。

    【皮脂を抑え肌を引き締める 】
  • ● ビタミンC誘導体
    【古い角質を除去する】
  • ● サリチル酸
  • ● グリコール酸
  • ● フルーツ酸(AHA)
    【ハリや弾力を与える】
  • ● フラーレン
  • ● コラーゲン
  • ● 機能性ペプチド

ニキビケア

ニキビの原因は、皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れ、乾燥などが挙げられます。ニキビが気になる肌には、以下のような成分が含まれたものがおすすめです。

    【抗炎症作用】
  • ● グリチルリチン酸ジカリウム
  • ● アラントイン
    【肌の角質をやわらかく整える】
  • ● グリコール酸
  • ● サリチル酸
    【皮脂分泌を抑制する】
  • ● ビタミンC誘導体
    【保湿】
  • ● セラミド
  • ● ヒアルロン酸
  • ● プラセンタ

美容液の使い方をおさらいしよう

美容液の効果を最大限に引き出すため、使うタイミングや付け方を確認していきましょう。

美容液を付けるタイミング

美容液を付ける順番はそれぞれの商品によって異なるため、まずは商品に記載されている使い方を確認してください。

一般的には洗顔・化粧水のあと、乳液やクリームの前に付けるタイプが多いです。

洗顔で皮脂を落とし、化粧水で肌の状態を整えることで、次に使う美容液が浸透しやすくなります。

油分を多く含む乳液やクリームを美容液の前に付けてしまうと、美容液が肌に浸透しにくくなるため、タイミングには注意が必要です。

美容液の付け方

各商品に記載された適量を、手のひらに取ります。このとき、あまりに少量だと効果を感じられない可能性もあるので、規定の量をしっかりと使用しましょう。

手に取った美容液を、おでこ、鼻、頬、あごなど、各パーツに乗せていきます。そして下から上、内側から外側へと顔全体に美容液をなじませてください。

最後に顔全体を手のひらで包み込み、肌へ十分になじませて仕上げましょう。

美容液は肌タイプと使用感で選ぶのがポイント!

肌タイプによって、同じ美容液でも使った時の心地よさは異なります。美容液は毎日使うものなので、使用感は重要です。肌タイプに合わせた美容液の選び方について、以下で詳しく解説します。

肌タイプ別で選ぶ

乾燥肌の方は、保湿を重視した美容液を選びましょう。たっぷりうるおいを与えて、しっかりキープしてくれるものがおすすめです。

オイリー肌の方は、過剰な皮脂を抑えられるものを選ぶとよいでしょう。また、ニキビができやすい人は、ニキビ・肌荒れを防ぐ薬用美容液がおすすめです。

揺らぎやすい敏感肌には、低刺激な美容液がおすすめ。無香料、無着色、アルコールフリー、パラベンフリーなどの表記があるものを選ぶとよいでしょう。

使用感で選ぶ

美容液の使用感(質感)は、次に挙げる5タイプに大きく分けられます。好みのタイプを選びましょう。

  • 化粧水タイプ
    化粧水のようにサラッとしていて、肌になじませやすいタイプです。べたつかず、使用感もさっぱりしているので、オイリー肌の方やべたつきが苦手な方にもおすすめ。
  • エッセンスタイプ
    ほどよいとろみがあるエッセンスタイプは、肌なじみも良くしっとりとした使い心地が特徴。
  • クリームタイプ
    コクがあってなめらかな質感のクリームタイプ。のびや、感触は軽めのものから濃厚なものまでさまざまあるので、好みに合わせて選びましょう。
  • ジェルタイプ
    みずみずしいプルッとした質感が特徴です。のびが良く軽い付け心地で、夏やお風呂上がりにもさっぱり使えます。
  • オイルタイプ
    しっとり感重視の方におすすめなのがオイル美容液。オイルはベタつくイメージがあるかもしれませんが、肌なじみの良いサラサラタイプのオイルもあります。粉をふいたようにカサカサしてしまう方は、オイルタイプを試してみてはいかがでしょうか。

【肌タイプ&目的別】おすすめ美容液

さまざまな種類の美容液のなかから自分の肌に合ったものを選びやすいよう、肌タイプや目的別におすすめの美容液をご紹介します。

乾燥肌向け美容液

乾燥や日焼けなどのさまざまな外部ダメージによって、肌がカサつく、乾燥するといった方におすすめの美容液です。

オイリー肌向け美容液

テカリやべたつきは気になるけれど、部分的にカサつく肌におすすめの美容液です。

敏感肌向け美容液

乾燥や空気中の汚れなど、外部刺激に敏感な肌におすすめ美容液をご紹介します。

保湿美容液

カサつきやごわつきなど、うるおい不足で硬くなりがちな肌にプラスしたい美容液です。

美白美容液

紫外線などによるシミ・ソバカスが気になるときに取り入れたいアイテムです。

  • ちふれ 美白美容液W ちふれ 美白美容液WN

    美白成分アルブチンと安定型ビタミンC誘導体がメラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ薬用美白美容液。なめらかエッセンスがすーっとのびて、ぷるぷるのうるおい肌に整えます。

    【医薬部外品】

    ちふれ 美白美容液W を見る

エイジングケア美容液

今までと同じスキンケアでは物足りなさを感じたら使い始めたい、エイジングケア美容液です。

毛穴ケア美容液

毛穴の開きや黒ずみが気になる肌には、毛穴を目立たなくする効果の高い専用美容液をプラスしてみましょう。

シワ改善美容液

目もと口もとなどの乾燥小ジワが気になりだした年齢肌に、今すぐ始めたい美容液をご紹介します。

イオンスタイルオンラインではこのほかにも、さまざまな種類の美容液をご用意しています。あなたの肌悩みに合った美容液を、ぜひ探してみてください。

■美容液の選び方!Q・A

Q: 自分にあった美容液は?

A:自分に合った美容液を見つけるためには、目的に合ったものなのかを よく確かめることが大切です。

また、ある程度続けて使用したほうが良いので、お財布に無理のない価格帯のアイテムを選びましょう。

美容液をお探しの方はこちらをご覧ください。

Q: 肌タイプ別で選ぶには?

A:乾燥肌の方は、保湿を重視した美容液を選びましょう。たっぷりうるおいを与えて、しっかりキープしてくれるものがおすすめです。

オイリー肌の方は、過剰な皮脂を抑えられるものを選ぶとよいでしょう。また、ニキビができやすい人は、ニキビ・肌荒れを防ぐ薬用美容液がおすすめです。

らぎやすい敏感肌には、低刺激な美容液がおすすめ。無香料、無着色、アルコールフリー、パラベンフリーなどの表記があるものを選ぶとよいでしょう。

まとめ

自分に合った美容液を見つけるためには、目的に合ったものなのかをよく確かめることが大切です。また、ある程度続けて使用したほうが良いので、お財布に無理のない価格帯のアイテムを選びましょう。

「いろいろなタイプの美容液があって迷ってしまう」という方は、まずはご自身のもっとも改善したい肌悩みを選び、そのカテゴリーのなかから探してみてはいかがでしょうか。