快適な敷布団の選び方とは?

おすすめ敷布団も紹介!

公開日: 2021.6.10

更新日: 2022.8.11

快適な敷布団の選び方とは?

快適な寝心地を求めるなら、敷布団の選び方がとても重要です。しかし、寝心地といっても好みは人によって異なるため、さまざまな種類のなかから何を基準に選べば良いのかわからない……という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、敷布団の特徴や、選び方のポイントを詳しく解説します。これを読めば、ご自身の好みに合わせた敷布団の選び方がわかりますよ。

最後におすすめの敷布団もご紹介しますので、ぜひご覧ください。

敷き布団の特徴と魅力

敷布団は、畳や床、すのこベッドなどに敷いて、1枚で使える寝具です。一般的にマットレスよりも吸湿性が高く、睡眠中の汗も吸収してくれるため、ムレやべたつきを防いで気持ち良く眠れます。持ち運びがしやすく気軽に干せるので、ダニやカビ対策にも効果的です。

敷布団は畳んでコンパクトにしまえるため、ベッドを置く場合よりも部屋を広く使えることもメリットの一つ。普段は省スペースに収納できて、使いたいときにはサッと出せるので、来客用としても便利です。

敷布団選びのポイント(1)素材

敷布団選びのポイント

敷布団の使い心地は、素材によって大きく変わります。素材ごとの特徴を知ることで、自分の好みに合った敷布団を選びやすくなります。

選び方の最初のポイントとして、敷布団に多く使用されている素材についてそれぞれ見ていきましょう。

綿

天然繊維である綿は、湿気の多い日本の気候に合った素材で、古くから愛用されています。

  • メリット
    綿素材は吸水性・保温性が高く、就寝中の汗を吸収し、寒い時期には暖かさを保ってくれるので、季節を問わず快適に使えます。打ち直しができるため、お気に入りの敷布団を長く使えるのも特徴です。
  • デメリット
    綿のデメリットは、放湿性が低く、こまめに干す必要があることと、重さがあるという点です。多少手間はかかるかもしれませんが、干して湿気を放出することで、ふっくらとした弾力がよみがえります。天日干しができない場合は、布団乾燥機を利用するのもよいでしょう。
    植物性の天然繊維がお好みの方や、こまめなお手入れができる方におすすめです。

羊毛

羊毛は、その名のとおり羊の毛から作られる繊維です。

  • メリット
    羊毛は保温性・吸湿性が高く、汗を吸収し、なおかつムレにくいといった特徴があります。そのため、夏でもサラッと過ごしやすく、冬は温かく眠れるのも大きなメリットです。
    放湿性が高く、干す頻度は低くて済むので、お手入れの時間がなかなか取れない方でも使いやすい素材です。
  • デメリット
    綿やその他の素材と比べて、価格が高めなものが多いです。

キャメル

キャメルは、ラクダの毛から作られる繊維です。

  • メリット
    羊毛と同様にキャメルは保温性・吸湿性に優れ、温かさと快適さを兼ね備えています。羊毛よりも放湿性が高いため干す頻度も低くて済み、メンテナンスしやすいのもポイントです。また、へたりにくく耐久性が高い素材でもあります。
  • デメリット
    キャメルは機能性の高い高級素材のため、価格が高めになってしまう点はデメリットといえるでしょう。

ポリエステル

ポリエステルは、布団の素材としても多く使われている合成繊維です。

  • メリット
    家庭で洗えるものが多く、ホコリも出にくいため、とても扱いやすい素材です。軽いので、布団の上げ下げや干す際にも楽に持ち上げることができます。価格はお手頃なものが多いです。
  • デメリット
    吸放湿性は低いため、こまめに干す必要があります。

ウレタン系素材

ウレタンは、合成樹脂を使用したスポンジのような素材です。

  • メリット
    体圧分散性の高いものが多いことと、ダニが住み着きにくい点がメリットとして挙げられます。ホコリも出にくく、アレルギーが気になる方にもおすすめです。
  • デメリット
    通気性に乏しいため、季節によっては熱がこもって暑く感じてしまうことがあります。形状を改良して通気性を高めたものもあるので、ムレが気になる方はそちらを選択してみるのも良いでしょう。
    どちらかというとやわらかめの寝心地で、寝返りが打ちにくいといったデメリットもあります。

高反発素材

高反発素材には、ウレタン系・樹脂などの繊維を固めたファイバー系、固わた入り敷布団などがあります。

  • メリット
    跳ね返す力が強いため、寝返りをサポートしてくれる特徴があります。ファイバー系であれば通気性の良さもメリットの一つです。
  • デメリット
    通気性が良い反面、保温性が低いといったデメリットがあります。寒い時期には敷パッドなどを併用すると良いでしょう。

敷き布団選びのポイント(2)寝心地

ぐっすり気持ち良く眠るためには、寝心地も重要なポイントです。敷布団の硬さやボリューム感が自分の好みに合っているかをチェックしましょう。

素材によって敷布団の硬さは異なります。硬めの寝心地を求める方は綿素材や固わた入り、やわらかめが好きな方はウレタンといったように、好みの寝心地に合わせた素材を選ぶと良いでしょう。

厚さも、ふかふかとしたボリューム感のあるものや、軽くて省スペースで済む薄手のものなど、さまざまな選択肢があります。

肌触りはシーツや敷布団カバー、敷パッドなどを使用することでも変わってきます。そのため、敷き布団の肌触りは組み合わせるアイテムのことも考えながら判断するのがおすすめです。

敷布団選びのポイント(3)体圧分散性

私たちの身体には凹凸があるため、寝ているときは肩や腰などに体重が集中しています。負担がかかっている場所の血行が悪くなったり、必要以上に寝返りが増え、眠りが浅くなってしまったりと、睡眠に悪影響をおよぼしてしまうことも。

「寝起きがすっきりしない……」という方は、体重をうまく分散してくれる「体圧分散性」に優れた敷布団を選ぶと快適な睡眠が得られやすくなります。

おすすめなのは適度な反発力があり、かつ身体にフィットするやわらかさがある布団です。身体が沈み込み過ぎてしまうと寝返りが打ちにくくなるため、程良い反発性があるものを選びましょう。

表面を波型加工にするなど、構造に工夫を加えることで体圧分散性を高めた布団もあるので、好みに合ったものを試してみてください。

敷布団選びのポイント(4)メンテナンス性

布団を清潔で快適な状態に保つためには、購入後の正しいお手入れが大切です。

洗濯やクリーニングができるタイプは、もし汚れてしまったときにもお手入れしやすく便利でしょう。

干す頻度を押さえたい方には、羊毛や天日干しの必要がないウレタン素材などがおすすめ。ほかにも虫食い対策は必要かどうかなど、お手入れの方法は商品によって異なるため、自分の生活と照らし合わせて無理なくメンテナンスが続けられそうなものを選びましょう。

また、布団を敷きっぱなしにしているとカビやダニなどの温床になりやすいため、上げ下ろしの際の重さをしっかりチェックしておくことも重要です。

敷布団にはさまざまな厚さがありますが、収納スペースのことも考慮して適切なボリュームのものを選ぶと良いでしょう。

心地よく眠れるおすすめの敷布団

最後に、心地よく眠りたい方におすすめの敷布団をご紹介します。

  • がわ地が洗える敷ふとん がわ地が洗える敷ふとん

    カバーが洗濯できて、いつでも清潔に使える敷布団です。コの字ファスナーでがわ地が全開になり、出し入れが簡単に行なえます。6cmの固わた入り・3層構造で、弾力性があってへたりにくいのも特徴です。

    通気性が良いため熱がこもりにくく、快眠をサポートしてくれます。収納袋付きで、来客用としてもおすすめです。

    がわ地が洗える敷ふとんを見る

その他のアイテム

イオンスタイルオンラインではこのほかにも、羊毛入りや軽量タイプ、吸放湿性の高い敷布団などさまざまな商品をご用意しています。ほかのアイテムもご覧になりたい方はぜひ、こちらのページもチェックしてみてください。

まとめ

敷布団にはさまざまな素材が使用されていて、それぞれ保温性や吸放湿性などの特徴が異なります。素材だけでなく、寝心地や体圧分散性、メンテナンス性など、ご自身の使用環境や好みに合わせて選ぶことが大切です。

敷布団は、日々の疲れを癒すために毎日使用する重要なアイテムです。今回ご紹介したポイントを参考に、快適に眠れるお気に入りの敷布団を見つけてください。