卒園式・卒業式での母親(ママ)の服装は?基本のマナーとおしゃれに着こなすポイントをご紹介
更新日: 2024.1.31
卒園式・卒業式での母親(ママ)の服装は?基本のマナーとおしゃれに着こなすポイントをご紹介
卒園式や卒業式に出席する際は、お子様たちの服装の準備もありますが、母親(ママ)も式にふさわしいコーディネートを用意しなければなりません。
そこで今回の記事では、卒園式・卒業式における服装のマナー、入学式にも着回せる服装選びのポイントなども含めてご紹介します。
基本のマナーを確認
卒業式や卒園式には基本的な服装マナーがあります。式典で服装のマナーを守っていないと、思っている以上に目立つものです。まずは、知っておきたい基本の服装マナーをおさらいしておきましょう。
セミフォーマル(準礼装)が基本
卒園式や卒業式は入園式や入学式よりも厳粛な雰囲気が漂う式典です。そのため、服装は結婚式や七五三などのときと同じく、セミフォーマル(準礼装)が基本と考えられています。
ネイビーやグレーといったシックな色合いの式典で着用することを想定したセレモニースーツを選ぶのが定番です。
ブラックフォーマルもOK
喪服のイメージが強いブラックフォーマルですが、現在では「慶事・弔事を問わず着用してもいい服装」として捉えられるようになっています。ただし、「弔事」の雰囲気を出さないよう、アクセサリーなどで華やかさを出すのがおすすめです。
ストッキングはベージュでヒールは高すぎないものを
ストッキングは基本的にベージュのものを選びましょう。
例えば、ブラックフォーマルに黒のストッキングを履くと、まさに喪服のイメージになってしまいます。また、卒園式や卒業式は寒い季節に行なわれるのでタイツを選ぶ人もいますが、フォーマルな場ではそれも避けたほうが良いでしょう。
また、靴はヒールが高すぎず、デザインが落ち着いているものを選ぶのが良いでしょう。
ナチュラルなヘアメイク
卒園式・卒業式の主役はあくまでもお子様たちです。髪型に決まりはありませんが、髪の毛を大きく盛ったり派手すぎたりするヘアアクセサリーは避け、上品で控えめなヘアメイクを心がけます。
メイクは清潔感のあるナチュラルなものが基本です。ネイルも派手すぎるものはしないように注意しましょう。
気候に合わせてコートを選ぶ
卒園式や卒業式は屋内で行なわれることが多いですが、式のあとに園庭や校庭で写真撮影をする場合があります。
式典の際はコートを脱ぐのがマナーなので、脱ぎ着しやすくかさばりにくいコートを準備しておくと、寒い日でもあわてずに着用できます。
ただし、寒い日であっても毛皮やファーは避けたほうが無難です。ウールやカシミヤなどのコートを選ぶようにしましょう。
セレモニースーツの選び方
卒園式や卒業式は入園式や入学式と比べると厳かな雰囲気のある式典です。その雰囲気に合ったセレモニースーツの選び方を最近のトレンドも意識した上でご紹介します。
定番人気はダークカラー
セレモニースーツの定番カラーはネイビーです。上品な雰囲気がある色で、同じ春にやってくる入学式との着回しもしやすくなります。
同じくダークカラーのブラックやグレーも、お子様の服装と合わせやすいこともあってよく選ばれています。
ベージュのような明るいカラーのスーツを着用するときには、デザインがシンプルなものがおすすめです。
パンツスーツなら動きやすい
昨今のトレンドでは、動きやすいパンツスーツを選ぶ母親(ママ)も多くなっています。特に卒園式では、男の子も女の子もまだまだじっとしていられません。お子様といっしょに移動することを考えると、ストレッチのきいた素材やアンクル丈のパンツがおすすめです。
先輩ママ の意見も参考に
園や学校、地域によって、式典の雰囲気は異なります。特に私立の場合は特有の決まり事が設けられている可能性もあります。式典で浮いてしまわないよう、先輩ママにどのような服装が好ましいのかを確認できると良いでしょう。
逆に体験談として「セミフォーマルやブラックフォーマルなどの正統派が主流と想像していたが、実際はもう少しカジュアルな服装でも大丈夫だった」という声も聞かれます。
卒園式・卒業式の服を入学式に着回すには?
卒園式・卒業式からひと月ほどたつと入学式がやってきます。どちらも慶事のため、工夫をすれば服を着回すことが可能です。
先述のように、ネイビーのスーツは入学式での着回しも しやすいでしょう。
また、インナーやアクセサリーをアレンジしたり、卒業式では控えめにしていたバッグや靴を明るめの色にしたり、ワンピースは同じものでもジャケットは華やかなものを選んだりなど、さまざまなアイデアが見られます。
卒園式・卒業式の母親(ママ)コーデに華やかさをプラスするポイント
母親(ママ)は控えめな服装にすべき卒園式や卒業式ですが、ワンポイントで華やかな印象をプラスするのも昨今のトレンドです。先輩ママたちがどのようにしておしゃれをしているのかをご紹介します。
高見えするコサージュ・ブローチ
落ち着いたダークカラーの服装も、上品で大きすぎないコサージュやブローチを付けるだけで、一気に華やかな雰囲気になります。
コサージュやブローチは左側の胸より高めの位置に付けるのがマナーです。
ブローチはパール系のものが上質で格式も高くおすすめです。コサージュのカラーは、お子様の服装とリンクさせるとまとまりがあります。
バッグで手もとに華を添える
バッグは小さめでシンプルなデザインのものを選びましょう。上品なセレモニースーツを着ていても、大きなバッグを抱えていてはカジュアルな雰囲気になってしまいます。
バッグを服装と合わせることで、厳粛な雰囲気に合った上質なコーディネートになります。スリッパなどがかさばるときには、別でサブバッグを持つのがおすすめです。
アクセサリーは品のあるパールが王道
アクセサリーは上品なパールを選べば間違いがありません。特に一連のパールネックレスは卒園式・卒業式以外の行事でも何かと活躍する場が多いアイテムです。
ただし、カジュアル感の強いコットンパールなどは避けたほうが無難 でしょう。シンプルなイヤリングとそろえて、パールのアクセサリーを持っておくと安心です。
卒園式・卒業式のコーデはイオンスタイルオンラインで揃えよう
イオンスタイルオンラインでは様々なタイプのスーツを多数取り揃えております。
気品あふれるカラーフォーマルスーツ
清楚で上品なカラーフォーマルスーツは卒業式・卒園式の服装として最適です。
イオンのスーツは上質感のある素材を使ったものや、ゆったり着られるものも用意されています。入学式にも着回しやすいジャケット付きのスーツを1着は持っておくと良いでしょう。
デザインもいろいろ!選べるブラックフォーマル
格式高いブラックフォーマルはパールのアクセサリーとの相性も良く、卒園式・卒業式の厳かな雰囲気にぴったりです。
卒園式・卒業式で着用する際は、喪服の雰囲気を出さないようにコサージュやブローチ、小物で華やかさを加えましょう。
しっかり準備しておきたいセレモニー小物とアクセサリー
つい後回しになりがちなアクセサリーやセレモニー小物ですが、式典の場ではとても重要なアイテムです。
特にパールのアクセサリーは早めに準備しておくのがおすすめです。
まとめ
卒園式や卒業式に出席するにあたっては、お子様たちが主役ということを忘れずに準備する必要があります。
お子様が卒園・卒業を迎える厳かな式にふさわしい、マナーをわきまえた服装を心がけた上でおしゃれを楽しんでください。