知っておきたい!お葬式での服装やマナーをご紹介
更新日: 2024.6.21
※イメージです。
知っているようで知らないことがありがちなのが、お葬式での服装やマナーです。訃報に接しても慌てずに済むよう、事前に服装やマナーについてチェックしておく必要があります。
今回は、参列者としてふさわしいお葬式での服装や持ち物、身だしなみのポイントなどをご紹介します。
喪服と礼服の違いについて
喪服とは、お葬式など弔事の際に着用する服装を指す言葉です。一方、礼服は冠婚葬祭で着用するフォーマルウェア全体を指しています。そのため、礼服はお葬式に限らず、結婚式などでも着用できます。
喪服を含む礼服は、相手に対する敬いや配慮などを表すために着用するものなので、場にふさわしい種類の服装を選ばなければなりません。礼服の種類には正礼装・準礼装・略礼装があり、喪服の種類には正喪服・準喪服・略喪服があります。
正喪服とは正式な喪服というべき服装で、格式でいえば最上位にあたります。男性はモーニングスーツや紋付羽織袴、女性はブラックフォーマルや黒紋付の着物などです。お葬式においては、喪主や故人の親族が着用する服装です。
準喪服は正喪服に準ずる喪服です。お葬式の場合、喪主や親族以外の一般参列者が着用します。ただし、近年のお葬式では、喪主であっても準正喪服を用いるケースが多くなっているようです。
男性が着用する準喪服は、一般的にブラックスーツと呼ばれます。その名のとおり、黒無地のスーツで、上着はダブルでもシングルでも問題はありません。女性が着用する準喪服としては、光沢のない黒色の生地のワンピースやアンサンブルが主流です。
略喪服は略式の喪服であり、一般にダークカラーのワンピースやスーツ、アンサンブルを指します。急な弔問やお通夜などで着用する服装です。
お通夜・葬儀・告別式にふさわしい服装とは
お葬式といえば、「読経」「焼香」「出棺」という流れで行なわれる葬儀・告別式をイメージするかもしれません。しかし、お葬式とは本来、お通夜に始まる葬送儀礼全般を指しています。
かつては、故人が亡くなるのを待っていたかのような準備の良さを想起させるとして、お通夜に喪服を着ていくのはNGとされていました。しかし、現在ではお通夜で喪服を着用しても問題はありません。
お通夜のお知らせを受け取ってから時間がない場合は、男女ともに地味な色・デザインのスーツを略喪服として着用します。その際、男性は黒のネクタイを合わせます。
葬儀・告別式にふさわしい参列者の服装は準喪服です。葬儀や法事に際して平服での参列を案内されることがありますが、この場合の平服とは普段着ではなく略喪服を指しています。
お葬式・告別式での服装について
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ここでは、男性と女性、男の子と女の子のお葬式での服装について詳しくご紹介します。
【男性編】遺族・参列者の服装マナー
格式の高いお葬式の場合、男性の喪主や遺族は、正喪服であるモーニングまたは紋付羽織袴を着用することがマナーとなっています。
男性の参列者のふさわしい服装は、無光沢で漆黒に近い準喪服のブラックスーツです。格式にこだわらない一般的な式であれば、喪主や遺族、一般参列者の区別なく準喪服が主流となっています。
パンツの裾(すそ)はシングルにすること、白無地のボタンダウンではないワイシャツ以外は黒で統一すること、結婚指輪以外のアクセサリーは外しておくことが重要です。
【女性編】遺族・参列者の服装マナー
女性の喪主や遺族が、格式の高い式で着用すべきなのは正喪服です。和装であれば黒紋付を、洋装であればブラックフォーマルを着用します。
女性の参列者にふさわしい服装はブラックフォーマルで、黒でそろえることが重要です。男性と同様に、格式にこだわらない式の場合は、喪主や遺族であっても準喪服が一般的になっています。
膝が出るような短い丈のスカートは避け、男性と同様に結婚指輪以外のアクセサリーは外しておきましょう。ただし、パールの1連ネックレスやイヤリングは許容範囲内です。
男の子の服装マナー
保育園児や幼稚園児、小学生から高校生までであれば、制服を着用するのが無難です。崩さずに着用していれば、制服はお子さまの礼装として通用します。普段使っている制服を着用する際は、汚れていないかの確認をしてくださいね。
制服がなければ、白のシャツ、黒や濃紺などのズボン、落ち着いた色の靴など、式にふさわしくない色やデザインを避けた服装であれば問題ありません。また、靴下はくるぶし丈のものは避けましょう。
女の子の服装マナー
園や学校の制服が正式な服装となる点は男の子と同様です。制服がない場合は、黒や紺など暗い色のスカートやワンピースを着用します。スカートは膝下丈で、白い襟付きのブラウスを合わせると無難です。くるぶし丈や膝上丈の靴下や柄入りの靴下は避けます。
また、赤ちゃんの場合は男女ともに、弔事に合わない色やデザインでなければ、特に服装を気にすることはありません。
お葬式・告別式の服装マナーについて
お葬式に参列するにあたっての服装マナーについて、男女別にご紹介します。
【男性編】遺族・参列者の服装マナー
ワイシャツは前述のとおり白無地が前提ですが、ネクタイは弔事用の漆黒のものを着用します。その際、ネクタイピンは付けないほうが無難です。
ベルトは黒でバックルのデザインが目立たないシンプルなもの、靴下は黒無地、靴もシンプルなストレートチップまたはプレーントゥを選びます。
【女性編】遺族・参列者の服装マナー
靴は黒無地のパンプスで、ヒールの高さが3~5cm程度のものを選びます。プレーンなラウンドトゥまたはスクエアトゥが好ましく、オープントゥはNGです。ストッキングは、黒で30デニール以下の薄手のものを合わせます。
基本的に、結婚指輪以外のアクセサリーは外しておきましょう。前述のとおり、パールのネックレスやイヤリングはOKですが、ネックレスは1連で白真珠または黒真珠であること、イヤリングは揺れないタイプであることが前提となります。
お葬式・告別式に用意しておきたい小物
お葬式などのフォーマルな場では、基本的に男性がバッグを持つのはNGとされています。そのため、用意するものはポケットにも入るハンカチと数珠、袱紗(ふくさ)くらいです。ハンカチは白か黒の無地のものを選びます。
女性のバッグは、金具が目立たない黒の布製フォーマルバッグを選ぶのがマナーです。荷物が多い場合はサブバッグを用意しましょう。バッグの中には数珠や袱紗(ふくさ)、ハンカチ、財布、替えのストッキングなどを入れておきます。男性と同様に、ハンカチは白か黒のものを用意します。袱紗(ふくさ)の色は弔事用であることを確認してください。
お葬式・告別式で気を付けたい身だしなみのポイント
最後に、お葬式や告別式での身だしなみのポイントをご紹介します。
髪型の注意点
髪型については男女ともに清潔感が第一で、派手にならないように注意します。髪色が明るすぎる場合は、そのときだけ染めることも選択肢の一つです。
長髪の場合、崩れたり揺れたりしないようにまとめておく必要があります。女性が髪をまとめるためにバレッタなどを使う場合は、黒系でシンプルなものを選びましょう。
メイクやネイルの注意点
弔事で派手なメイクはNGですが、普段どおりのメイクも考えものです。薄めのベースメイクのみを行ない、アイメイクはナチュラルな色を使います。
口紅やリップは控えたほうが良いですが、顔色が悪く見える場合は使用しても問題ありません。その場合でも、マットで落ち着いた色のものが無難です。ネイルも基本的にNGで、落とせない場合は黒い手袋などで隠します。
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男性用フォーマルスーツはこちらをご覧ください。
女性用の喪服・ブラックフォーマルウェアはこちらです。
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ブラックフォーマルアクセサリー・小物はこちらです。
まとめ
お葬式の服装は、喪主や遺族が着用する正喪服、一般参列者の準喪服、急な通夜などに用いる略喪服に分かれています。また、用意する持ち物や小物にも細かいマナーがあり、うっかり間違えると失礼になってしまいかねません。
いざというときに慌てないために、場にふさわしい服装を確認しておきましょう。