赤ちゃんが喜ぶ!ベビーフードの選び方&おすすめ商品を紹介
更新日: 2021.6.22
赤ちゃんの月齢が離乳の時期に差しかかったとき、悩むのは「ごはん」のこと。忙しいパパやママたちにとって、離乳食を手作りするのは大変なものです。
そこでおすすめなのが、市販のベビーフードです。ベビーフードをうまく利用すれば、調理の手間を省いて赤ちゃんの食事を準備できます。この記事ではベビーフードの選び方と、おすすめの商品をご紹介します。
ベビーフードとは?どのようなメリットがあるの?
最初に、ベビーフードの定義およびメリットを紹介します。
ベビーフードとは
「ベビーフード」という言葉について、ベビーフードを製造・販売している企業が運営する団体である日本ベビーフード協議会は、以下のように定義しています。
『乳児』および『幼児』の発育に伴い、栄養補給を行うとともに、徐々に一般食品に適応させることを目的とした食品をいう」
※乳児 …1歳未満の子、幼児 …1歳~1歳6ヵ月の子
出典:日本ベビーフード協議会
母乳やミルクを飲むだけだった赤ちゃんが、食事から栄養をとるようになるプロセスが「離乳」です。ベビーフードには、離乳の時期を迎えた赤ちゃんの栄養補給を行なうとともに、噛む力を身に付けること、味や舌触りを覚えることをサポートする役割があります。
ベビーフードのメリット
市販のベビーフードの利用には、以下のようなメリットがあります。
- 準備の手間が省ける
離乳食は、大人の食事とは別に準備しなければなりません。赤ちゃんの世話をしながら離乳食の準備までこなすには、大変な労力が必要です。そこで市販のベビーフードを利用すると、離乳食準備の手間が大幅に省けます。浮いた労力と時間を、赤ちゃんとのコミュニケーションに使うこともできますね。
- 外出時にも便利
常温での持ち運びができ、開封すればそのまま使用できるベビーフードも多くあります。お出かけする際の赤ちゃんの食事として便利に使えるほか、災害時にも役立ちます。
ベビーフードの選び方
続いて、ベビーフードをどのように選べば良いかを見てみましょう。
月齢で選ぶ
赤ちゃんの月齢によって、適した離乳食は異なります。市販のベビーフードは「生後5~6ヵ月頃向け」「生後7~8ヵ月頃向け」「生後9~11ヵ月頃向け」の3つに区分でき、それぞれに以下のような特徴があります。
- 生後5~6ヵ月頃向け:ペースト状で、ヨーグルト程度の柔らかさのもの。おかゆなど。
- 生後7~8ヵ月頃向け:舌と上あごでつぶせる絹ごし豆腐くらいの固さのもの。魚や肉なども使用。
- 生後9~11ヵ月頃向け:歯茎でつぶせるバナナ程度の固さのもの。さまざまな食材を使用。
タイプの違い
ベビーフードには、以下のようなタイプの違いもあります。
- ドライタイプ:粉末やフリーズドライなどで、お湯や水を加えて食べられるもの
- ウェットタイプ:瓶詰めやレトルトパウチなどで、そのまま食べられるもの
ふだんはドライタイプを使い、外出時にはウェットタイプを使うなど、シーンによって使い分けても良いですね。
安全性もチェック
大切な赤ちゃんが食べるものなので、安全性もしっかりチェックしましょう。
市販のベビーフードは、味付けや食品添加物、衛生管理などについて、日本ベビーフード協議会の定めた自主規格に従っているため、基本的には安全です。
ただし、赤ちゃんにアレルギーがある場合には使用されている原材料をよく確認して、アレルゲンが含まれている商品を避けるようにしましょう。
安心・安全で赤ちゃんが喜ぶベビーフードをご紹介
イオンスタイルオンラインでは、さまざまなベビーフードを月齢ごとにご用意しています。
生後5~6ヵ月頃から食べられるベビーフード
お湯で溶くだけの和風だしや野菜スープ、そのまま食べられるおかゆなど、生後5~6ヵ月頃の赤ちゃんに適した商品がそろっています。
生後7ヵ月頃から食べられるベビーフード
モグモグがだいぶできるようになった赤ちゃんのため、チキントマトソースや中華風野菜あんかけ、ささみと野菜のリゾット、ひらめと卵のおじやなど、バラエティ豊かな食材を使ったベビーフードをラインアップしています。
生後9ヵ月頃から食べられるベビーフード
カミカミができるようになる生後9ヵ月以降におすすめのベビーフードはこちらです。スパゲティナポリタンや鶏レバーと野菜のトマト煮、鮪とほうれん草のトマトクリームドリアなど、大人の食事と同じようなメニューもあります。
まとめ
赤ちゃんの栄養補給だけでなく、噛む力を身に付け、味や舌触りを覚えさせるためにも重要な離乳食。市販のベビーフードをうまく利用すれば、育児で忙しい最中の料理の手間を省けます。赤ちゃんの月齢やベビーフードのタイプの違い、安全性をしっかりチェックして、赤ちゃんが喜ぶベビーフードを選びましょう。