調味料入れの種類・素材の特徴。調味料に合うおすすめの容器をご紹介!
更新日: 2024.3.27
調味料入れは調理の作業効率を良くしてくれたり、デザインにこだわって選べばキッチンがオシャレな空間に見えたりといったメリットがあります。ただ、素材や価格、デザインなど様々な種類があり、どれにするか迷ってしまう方も多いはずです。
そこで今回は調味料を容器に詰め替えるメリットや調味料入れの素材と特徴、調味料入れを選ぶポイント、おすすめの調味料入れをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
調味料を容器に詰め替えるメリット
調味料を容器に詰め替えるのは手間がかかるため、詰め替える必要があるのか?と疑問に思う方もいるでしょう。ここでは、容器に詰め替えるメリットをご紹介します。
調理の作業効率アップ
顆粒や粉末など袋に入っていることの多い調味料は容器に詰め替えて使うことで、そのまま使用するよりも使い勝手が良くなります。それぞれの調味料に合った容器であれば、調理の時短にもつながります。
砂糖や塩などは蓋が大きく開くタイプの容器に入れると計量しやすくなります。容器自体に計量できるスプーンがついたものも多く便利です。また、蓋にパッキンがついた密閉性の高い容器は湿気で固まってしまうという問題も防げるため、特におすすめです。
醤油など1L以上の液体調味料は手のひらサイズの容器に詰め替えると料理をする際に使いたい分だけ出せて便利です。詰め替え容器は液だれしにくいように工夫されているものも多く、より衛生的に使用できます。
調味料をきれいに収納できる
統一感のあるデザイン容器はキッチンの見た目がスタイリッシュになります。今は100円均一ショップなどでもオシャレなものやシンプルなものなど、さまざまな容器が売られています。キッチンの雰囲気に合わせて調味料入れも統一感を持たせると良いでしょう。
また、それぞれのサイズが均一であれば、棚や引き出しに収納するときに隙間ができにくく、ぴったりはまっていると見た目もきれいです。
調味料入れの素材とその特徴
ここからは調味料入れの素材別に、どの調味料に適しているのかをご紹介します。
プラスチック
プラスチック製容器のメリットは100円均一ショップ等で手に入れられる手軽さや種類の多さ、軽さなどが挙げられます。注意したいポイントはお酢など匂いの強いものを入れると容器に匂いが移ってしまったり、醤油などの色の濃いものも色が移ってしまったりすることです。
プラスチック製容器は色や匂いの少ない塩や砂糖、片栗粉などに使うことをおすすめします。
ガラス・ホーロー
ガラスやホーロー製は匂いや色移りしにくいことが特徴です。カレー粉やスパイスなど、香りの強い調味料の保存に適しています。また、汚れを落としやすいので、油やドレッシングを入れることもおすすめです。
ただしガラスやホーロー製は重量があり、落とすと割れてしまう危険性があります。ガラスの割れや、ホーローのコーティングの欠けに注意が必要です。
ステンレス
スタイリッシュでオシャレな印象のステンレス製はサビや汚れに強く、耐久性に優れていることが特徴です。匂いや色移りもしにくく、長く清潔に使用できます。ただし、強い酸やアルカリ、湿度が高いと腐食することがあります。定期的にきれいに洗い、乾燥させて使ってください。
陶器
陶器製は砂糖などの湿気に弱い調味料の保存におすすめです。陶器は湿気を吸収し湿度を調節する作用があるため、調味料が湿気で固まってしまうのを防いでくれます。釉薬(うわぐすり)を使用しない素焼きの陶器を使えば、湿気対策により効果的です。
ただし、重量のある陶器は落とすと割れてしまうので注意してください。
【調味料の種類別】使いやすい調味料入れを選ぶポイント
ここからは、調味料の種類別に「使いやすい」調味料入れを選ぶポイントをご紹介します。
スパイス類
スパイス類を入れる容器を選ぶ際、特に注意したいのが匂いです。スパイス類は香りが強いものも多いので、匂い移りがしにくく中身が見やすいガラス製の容器が最適です。透明なガラス製を選ぶことでスパイスの取り間違いも防げ、残量もわかりやすくなります。
なかには見た目だけでは判断が難しいスパイスもあります。間違いを防ぐためには、ラベルに中身を書いておくことをおすすめします。また、胡椒などはミルを活用すると引き立てを使用でき、本格的な香りと味わいを楽しめます。
塩や砂糖
塩や砂糖には蓋が大きく開いて計量しやすいストッカーがおすすめです。料理をする際に調味料をスムーズに取り出せます。また、ストッカーは蓋を外せるため洗いやすく、清潔な状態が保てます。
一方、頻繁に蓋を開くことで湿気がこもりやすいというデメリットもあります。湿気を防ぎたい場合には、陶器のものがおすすめです。調味料の劣化を抑えられ、おいしい状態を長期間キープできます。
粉末調味料
顆粒だしなどの粉末の調味料におすすめなのが、振るタイプのスパイスボトルです。振るタイプの容器を購入する際に注意すべき点は容器の穴の大きさです。当たり前ですが、調味料の粒の大きさよりも、容器の穴が小さいと振っても出てきません。粒の大きさに合わせて容器を購入する必要があります。
液体調味料
醤油などの液体調味料は液だれしにくいボトル容器に入れると使いやすくなります。使用する調味料に合わせて注ぎ口の形状を選ぶと、より使いやすさがアップします。共通の容器にそろえることで、冷蔵庫やストッカーの中もスッキリとまとまります。
一回の使用量が少量の場合、醤油差しなど小さいサイズを選ぶことがポイントです。品質や味が劣化する前に無理なく使い切れるサイズを選ぶとエコにもつながります。また、ソースや油など粘度が高いものの場合、洗いやすさも考慮して、汚れの落ちにくいプラスチック製を避けるのがポイントです。
オシャレで使いやすい!調味料入れをご紹介
ワンプッシュで少量を注ぐことが可能な押し出し式の醤油さしや、前後に蓋をスライドさせて中身を出すので片手でも使いやすい調味料保存容器など、イオンスタイルオンラインでは様々な調味料入れをご用意していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
調味料を入れる容器には調味料ごとに適した素材や種類があります。ポイントを押さえておくことで「入れ物に匂いがついてしまった」などといった失敗を防げます。今回ご紹介した内容を参考に使いやすい調味料入れを選んでみてください。