ランドセルカバーの付け方。付けたほうが良い理由とお手入れのポイント
更新日: 2024.3.6
※イメージです。
小学校の6年間、お子様の背中で活躍するランドセル。長く使うものですので少しでも良い状態をキープするためにはランドセルカバーの使用がおすすめです。そこで、どのように選べばいいのか?付け方やお手入れの注意点はあるか?など いろいろ悩む方もいるでしょう。
今回はランドセルカバーを使うメリットや使用の際の注意点、ランドセルカバーを選ぶときにチェックしたいポイントをご紹介します。ぜひお子様と一緒に選ぶ時の参考にしてください。
ランドセルカバーを付けるおすすめポイント
ランドセルカバーを付けることには、汚れなどによるランドセルの経年劣化防止の他にもさまざまなメリットがあります。ここでは、ランドセルカバーを付けたほうが良い理由を3つご紹介します。
ランドセルをキズや風雨による汚れから守ってくれる
お子様と登下校をともにするランドセルは気付かないうちに小さなキズや汚れが付いてしまうものです。椅子にかける、棚に収納する、中身を出し入れするなど、動かすたびに擦れて小さなキズが付いていきます。
また、ランドセルはお子様が転倒した際には後頭部を守る役割も果たしています。特に低学年のうちは、転んでランドセルにキズが付くことが多いでしょう。カバーが付いていれば、そうしたキズが少しずつ蓄積していくのを軽減できます。
汚れやキズだけでなく、雨や雪からもランドセルを守ってくれます。ランドセルは水に濡れても問題ない素材であることが多いですが、中に水が入ってしまうと教科書などが濡れてしまうため、全体をすっぽりと覆うタイプのレインカバーもあると安心です。
ランドセルをアレンジして気分転換
ランドセルカバーはおしゃれとしても楽しめるアイテムです。
ランドセルカバーにはさまざまな種類があり、透明なものや不透明なもの、ワンポイントのものや全体にデザインが入ったものまでバリエーション豊富なので、お子様の好みに合ったアイテムを選べます。
ランドセルは6年間使うため買った当時から好みが変わったり、別の色を楽しみたくなったりすることがあるかもしれません。ランドセルカバーを使えば、気軽にランドセルの色やデザインの着せ替えができます。
犯罪や事故からお子様を守る
まだ周辺に十分な注意を払えない小学生は犯罪や事故などに巻き込まれてしまう可能性があります。
目を引く色のランドセルカバーを付けていれば、周囲の人に気付いてもらいやすく、事故からお子様を守るのに役立ちます。また、小学生がいることを周囲の大人が認識できるため、犯罪の未然防止にもつながるでしょう。
さらに、車や自転車のライトなどを反射して光るテープが付いたカバーを使えば、暗い時間帯での事故リスクを減らせます。
ランドセルカバーを付けるときの注意点
メリットが多くあるランドセルカバーですが、知っておきたい注意点もあります。長く快適に使うためのポイントをご紹介します。
ランドセル本体のデザインが隠れてしまう
ランドセルカバーを付けると、せっかく選んだランドセル本体のおしゃれなデザインや刺繍などが隠れることになります。
色やデザインなどを変えてアレンジを楽しみたいときは良いですが、ランドセル本体のデザインが気に入っているお子様はカバーを付けるのを嫌がるかもしれません。
その場合は、透明のランドセルカバーの使用がおすすめです。本体のデザインを大事にしながら、キズや汚れからランドセルを守ることができます。
使ったあとにはお手入れが必要
ランドセルの劣化を防止するランドセルカバーですが、付けっぱなしにすると貼り付いてしまい、逆にランドセルを傷めてしまう可能性があります。
また、雨などで濡れてしまったカバーをそのまま放置すると、その湿気がランドセルにも付着し、カビなどの原因になりかねません。学校がお休みの日などは、カバーを外すようにしましょう。
カバーが汚れているとランドセル自体が汚れているように見える場合もあるため、定期的な手入れが大切です。中性洗剤を含んだ布などで汚れを拭き取って、しっかりと乾かします。
ランドセルカバーを付ける練習が必要
ランドセルカバーの付け方はメーカーや商品によって異なるため、気に入ったランドセルカバーが持っているランドセルに合わない場合もあります。購入前に、お子様のランドセルに適したカバーか?どのような付け方か?を確認しておくこともポイントです。
ランドセルカバーの固定方法はホックで留めるタイプやゴムで引っかけるタイプ、紐を結ぶタイプなどがあります。特に、紐を結ぶタイプは小学校低学年では難しい場合もあるため、お子様が1人で付け外しできるように練習しておくと良いでしょう。お子様が自分で付け替えしやすいタイプを選ぶのも一つの選択肢です。
ランドセルカバーを選ぶポイント
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ランドセルカバーはどのように選べば良いのか?と悩む方もいるはずです。その際にチェックしたい4つのポイントをご紹介します。
サイズ
ランドセルの蓋となる部分を「かぶせ」といいますが、多くのランドセルカバーはこのかぶせ部分に付けるタイプです。かぶせ部分のサイズとランドセルカバーのサイズが合っているかを確認しましょう。
現在のランドセルはA4フラットファイル対応(縦31cm×横23.3cm)が主流ですが、他にも横が約1cm小さいA4クリアファイル対応など、若干サイズが違うものもあります。ランドセルカバーは かぶせ部分より1cm程度余裕を持ったサイズを買うと安心です。
デザイン
ランドセルカバーはシンプルな単色の無地やワンポイントのマークが入ったもの、総柄まで、デザインが豊富にあります。また、ランドセル本体のデザインを活かす透明タイプのものもあります。
ランドセルのデザインはそのままで保護をしたり、ランドセル本体とはまったく違う色やデザインで気分を変えたりと、楽しみ方もさまざまです。
ランドセルカバーの耐用年数は1~2年程度ですので、定期的にお子様の好みに合わせて一緒に選ぶと良いでしょう。
素材
ランドセルカバーの素材もさまざまな種類があるため、ランドセル本体との相性が良いかを確認して選ぶ必要があります。特に、かぶせ部分と接触するランドセルカバーの裏地の素材をしっかりと確認しましょう。
ランドセルカバーの主な素材はポリ塩化ビニル(PVC)やポリエステル、ナイロン、布などです。例えば、本革のランドセルにビニール製のカバーを付けたままにすると、カビが生えてしまう場合もあります。
カバーと本体の説明を良く読み、購入後に必要となるお手入れ方法も確認してから選びましょう。
機能性
ランドセルカバーには撥水機能や抗菌機能、事故防止につながる反射材など、さまざまな機能が付いています。ハンカチやティッシュなどちょっとした小物をしまえるポケットが付いたものもあります。
ランドセル本体に反射材が付いていない場合は、反射材付きのランドセルカバーを使用すると安心です。撥水機能についても、どの程度の雨を防げるのかなどを事前に確認しましょう。
手軽に使えるランドセルカバーをチェック!
イオンスタイルオンラインでは気軽に取り入れやすい透明タイプのランドセルカバーを取り扱っています。同じ透明タイプでも、ふちの色にさまざまなバリエーションがあるので、お子様の好みに合わせて選べます。
反射機能が付いたランドセルカバーもおすすめです。
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まとめ
ランドセルカバーは6年間使うランドセルを汚れや雨などから守るとともに、お子様を事故などから守る役割を果たします。ランドセル本体とは違うカラーやデザインを選んで、アレンジを楽しめるのもメリットです。
お子様の好みを尊重しつつ、素材や機能にも注目して選ぶことが大切です。定期的な手入れを欠かさず、ランドセルを傷めないよう使ってください。