お通夜の女性の服装について。お通夜の意味や知っておきたいマナーもご紹介
更新日: 2024.4.12
※イメージです。
突然訃報(ふほう)が舞い込むと、悲しむ間もなくお通夜や葬式へ出席することになるため慌ただしくなります。特にお通夜は知らせを受けてから執り行なわれるまで時間がないケースも多く、持ち物や服装などに戸惑う方もいるでしょう。
今回は、お通夜の意味や参列する際の適切な女性の服装について詳しくご紹介します。持ち物や避けたほうが良い言葉などもご紹介しますので参考にしてください。
お通夜とは
「お通夜」とはお葬式の前に故人と最後の夜を過ごすための儀式です。家族や親族、友人など故人と生前に親しかった人が集い故人と最期のお別れをします。
「お通夜」という言葉は読んで字のごとく、夜通し行なっていたことに由来します。かつては、ロウソクと線香の火を一晩中 絶やさず故人を見守っていました。
お通夜とお葬式の日取りが平日の場合、夜に執り行なわれるお通夜のほうが参列しやすい方もいることから、現在では18~19時頃に開始して2~3時間ほどで終わる「半通夜」が主流となっています。また、通夜を執り行なわない直葬や一日葬なども増えています。
お通夜に喪服を着るのはマナー違反?
お通夜に参列する際の服装は洋装の喪服が一般的です。しかし、昔は喪服を着てお通夜に参列するのはマナー違反と考えられていました。故人が亡くなることを予測し、事前に喪服を準備していたと捉えられていたためです。
実際に、急な訃報(ふほう)で喪服の準備が間に合わない場合もあるでしょう。その場合は平服(略喪服)でも良いとされています。
黒や紺、グレーなどの暗い色味で統一するのがマナーで、男性はスーツとシャツにネクタイを着用します。女性はスーツのほか、ワンピースやアンサンブルなどが適切な服装です。平服とは普段着のことではないので注意が必要です。
ただし、お通夜の服装をはじめ、弔事には地域の慣習が残っているケースもあります。不安な場合は、故人の地域の方など周囲の人に相談してみると良いでしょう。
(立場別)お通夜の女性の服装
※イメージです。
お通夜に参列する際の服装は喪服が一般的です。しかし、立場によって着るべき服装は異なります。お通夜に参列する際の女性の服装を、喪主・親族・会葬者の3つの立場に分けてご紹介します。
喪主
喪主としてお通夜を執り行なう場合、先述した「略喪服」ではなく「正喪服」を着用するのが一般的です。和装の場合は、黒無地に染め抜き日向紋が5つ付いた喪服を着用します。
洋装の場合は、黒無地のワンピースを着用し、靴やバッグも光沢のない黒で統一します。黒のストッキングを着用し、肌を露出しないのがマナーです。また、パンツスーツは平服に区分されることがあるため、避けたほうが良いでしょう。
近年は喪主でも準喪服でも良いとされているほか、身内のみのお通夜の場合は服装を問わないケースもあるため、お通夜の営み方や地域の慣例に合わせるのも一つの方法です。
身に付けるアクセサリーは結婚指輪と一連の真珠のネックレスのみが一般的です。二連のものは不幸が重なることを連想されるため、避けたほうが良いとされています。
化粧は派手なものやノーメイクは失礼にあたるため避け、最低限の自然な化粧をします。アイシャドーやチークは控えるかマットなものを使い、ラメ入りやグロスなどキラキラするものは使用しないのがマナーです。
親族
お通夜での親族の服装は準喪服が一般的です。準喪服は正喪服に次に格が高く、一般的なブラックフォーマルなどが該当します。そのため、「喪服」といえば「準喪服」を指していると考えて良いでしょう。
和装の場合は黒の着物に帯を巻き、洋装の場合は黒のワンピースなどを着用するのが適切です。喪主の服装と同じく光沢のある素材は避け、肌を露出しないよう黒のストッキングを着用します。このとき、30デニール以下の厚すぎないものを選ぶことが多いようです。
アクセサリーも喪主の場合と同じく華美なものは避け、結婚指輪と一連のパールネックレスなどを身に付けます。メイクも同じく落ち着いた仕上がりにし、お辞儀することが多いため、髪の毛は顔にかからないようにまとめておきます。
会葬者
一般会葬者としてお通夜に参列する際は、親族の場合と同じく準喪服を着用します。略喪服でも良いとされていますが、時間があれば準喪服に着替えて参列しましょう。
ただし、仕事などで準備の時間がない場合は、ダークカラーで控えめなデザインのビジネススーツやワンピースなどで参列しても問題ありません。
肌を見せることは好ましくないため、座った際にしっかりと膝が隠れる丈のスカートやワンピースを選びます。靴は会場に響く音なども考慮して、ハイヒールやブーツは避けるのがマナーです。
安心して参列できるお通夜の持ち物と言葉のマナー
服装と合わせて気を付けたいのが持ち物です。黒などのダークカラーでそろえ、華美なものを避けるのがマナーです。
また、実際のお通夜では喪主や受付の方などに一言声をかけることになります。避けるべきワードをしっかりと確認しておきましょう。
持ち物
仏教式のお通夜には、香典や香典を包む袱紗(ふくさ)、数珠(じゅず)、ハンカチなどを持参します。袱紗(ふくさ)は黒または紫、ハンカチは白色の無地またはさりげないワンポイント刺繍が入ったものを使用します。
バッグは光沢のない黒の布製のものを選び、殺生(せっしょう)を連想する革製は避けるのがマナーです。仕事場から直行するなどの事情でバッグの色や形状がそぐわない場合は、会場近くのコインロッカー等に預けるなどして、お通夜の席に持ち込まないようにします。
気を付けたい言葉
お通夜に出席したら、故人を悼み、ご遺族をいたわる気持ちを伝えるために、会葬者は受付や親族にお悔やみの言葉をかけます。一般的には「ご愁傷様です。」や「お悔やみ申し上げます。」、「故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。」などの言葉を使用します。
反対に避けるべき言葉が「忌み言葉」や「重ね言葉」です。忌み言葉とは、「死亡」「存命中」など生死を直接的にいう表現で、不幸を連想させるためタブーとされています。
重ね言葉は「重ね重ね」や「たびたび」などの言い回しで、不幸が重なることを連想させるため、こちらも使わないのがマナーです。
また、悲しみのなかにあるご遺族に対し、「頑張って」や「元気を出して」などプレッシャーになる言葉も、できれば避けたほうが良いでしょう。
お通夜に参列するアイテムがそろう!おすすめのフォーマルアイテムをご紹介
イオンスタイルオンラインではお手頃価格のブラックフォーマルやお通夜にも対応できるバッグなど、弔事(ちょうじ)に関するアイテムを幅広く取りそろえています。突然の訃報(ふほう)が舞い込んでも、対応できるアイテムをご紹介します。
喪服・ブラックフォーマルウェア
一般的な喪服です。ジャケットとワンピースがセットになったアンサンブルスーツなど、幅広く取り扱っています。
ブラックフォーマル アクセサリー・小物
真珠のネックレスやハンカチ、手袋なども取り扱っています。手袋は凝ったネイルをしていて、手を隠したい方などにおすすめです。
ブラックフォーマル バッグ
イオンスタイルオンラインで取り扱っているブラックフォーマルのバッグには、撥水加工が施されています。天候が優れない日のお通夜や葬式でも安心です。
念珠(ねんじゅ)・袱紗(ふくさ)
袱紗(ふくさ)はさまざまなデザインのアイテムを取りそろえています。黒や紫のほか、落ち着いた色味の桃色などもあるため、好みのアイテムを探してみてください。
スーツ
女性用のビジネススーツは略喪服としてお通夜にも着て行ける服装です。急な訃報(ふほう)で喪服を用意できないときのために、一着持っていると安心です。
まとめ
お通夜に参列する際の一般的な服装は喪服(準喪服)か略喪服です。主催する側である喪主や親族の場合は、正喪服や準喪服を着用します。
故人を悼むお通夜の席では、持ち物やメイクなども含めて注意する点が多くあります。訃報(ふほう)に接してから時間のないなかでの準備になる場合もありますが、適切な身だしなみを素早く整えられるよう、マナーをしっかりと確認しておきましょう。
また、お通夜の席では言葉の使い方にも注意しなくてはいけません。忌み言葉や重ね言葉を避け、ご遺族に対するいたわりの気持ちが伝わるよう丁寧にお悔やみを述べましょう。