知育ブロックの種類とその効果や年齢別おすすめポイントをご紹介

更新日: 2024.4.17

知育ブロックの種類とその効果や年齢別おすすめポイントをご紹介 ※イメージです。

お子様の知育効果を促すのにブロックはぴったりなおもちゃです。ただ、ブロックの種類が多すぎて、お子様にどのブロックをあげればいいのか困ってしまうことはありませんか?

今回はブロック遊びによる知育効果、年齢別のブロックの選び方とポイント、おすすめのブロックをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

ブロック遊びによる知育効果とは?

ブロック遊びでは、さまざまな知育効果が期待できます。ここではブロック遊びによりどのような効果が期待できるのか詳しくご紹介します。

手先が器用になる

ブロックの大きさや形はさまざまです。細かいパーツに指で触れたり、力加減を調整しながら組み立てたりすることは手先の発達につながります。

さらに、手を使った細かな作業は脳に刺激を与え、手や指先を通じた体験は五感の発達を促します。

自信と集中力が身に付く

ブロック遊びで一つの作品を作り上げることにより、お子様は達成感を得られます。さまざまな作品を作り上げていくことで、できることが増えて達成感を得られ自信がどんどん付いていきます。

また、ブロックをつまむ、はめる、外すなどの動作は、大脳を刺激します。言語能力や運動能力に関係する大脳が刺激を受けることで、集中力や思考力などに対しても期待できます。

創造力や発想力を育む

頭のなかで「こんなものを作ってみよう」「このブロックを使ってみよう」などと考えながらブロックで作品を作ることは、創造力や発想力の発達につながります。さらに、「ブロックは崩せば何度でも遊べる」という自由さも創造力や発想力を刺激します。

ブロック遊びに正解はないため、お子様自身は創造力や発想力を存分に発揮することが可能です。そうしてさまざまな作品を作っていくことで、自由な創造力や発想力が育まれていきます。

空間認識能力を養う

「空間認識能力」とは、物体の形状や位置、大きさ、方向、自分との位置関係などを立体的に把握する能力のことです。空間認識能力は成長するにしたがって養われていき、特に5歳頃までに鍛えることで効果が大きくなるといわれています。

手持ちのブロックをさまざまな方向から組み立てていくと、ときにはブロック同士の形が合わないこともあるはずです。そういった過程のなかで、ブロックの形状や全体の大きさを把握する力が育ち空間認識能力が養われていきます。

協調性が高まる

ブロック遊びは複数人で一緒に遊べるのも特徴です。友だちや兄弟姉妹、親と一緒に遊ぶことで協調性の向上も期待できます。

複数人で一つの作品を作る場合、どこを誰が作るか作業分担したり、どのようなものを作りたいのかイメージを共有したりと共同作業を行なうことでコミュニケーション能力も高められます。

協調性やコミュニケーション能力といった社会生活を送る上で欠かせない能力は、できるだけ小さな頃から身に付けておくのが安心です。

【年齢別】ブロックの選び方とおすすめポイント

  【年齢別】ブロックの選び方とおすすめポイント ※イメージです。

ここからは、年齢別にどのようなブロックを選んだら良いのか、おすすめポイントと併せてご紹介します。

0歳のブロック遊びのポイント

個人差もありますが生後6ヵ月頃には寝返りが上手になったり、手を体の前についてほんの少しおすわりができるようになったりと赤ちゃんの成長が伺えます。この時期には、赤ちゃんの手も発達してきて、ものを両手で持ったり引っ張ったりできるようになるため、ブロック遊びを始めることは可能です。

この時期のブロック遊びは、つかんだりにぎったりすることです。そのため、やわらかく手触りの良いソフトブロックや、大型のブロックのピースがおすすめです。音に興味を示すこともあるので音のするブロックも良いでしょう。

ただし、赤ちゃんはブロックを口に入れたりなめたりすることがあるので、安全性の高いおもちゃを選ぶことと、親がそばで見守ることが大切です。

1歳のブロック遊びのポイント

1歳頃になると手指を使うことが増え、手の力が強まり、細かい作業ができるようになってきます。ブロックを積んだり並べたりできるようになり、遊び方に多様性が出てくるのもこの頃です。

ブロックをたくさん並べたり積んだりしているうちに、遊びに集中する時間も長くなります。そのため、たくさんのピースがあるブロックを用意してあげると、集中力を養いながら遊べるでしょう。

ただし、まだまだ誤飲の心配があるので大きめのブロックを選ぶ必要があります。

2歳のブロック遊びのポイント

2歳になると発達してくるのが、言語能力や運動能力です。そのため、親と意思疎通を図りながら遊んだりブロックを乗り物や建物に見立てて遊んだりと、ますます遊び方のレパートリーが増えてきます。

徐々にブロックを自分で組み立てられるようになってきますが、まだ親のサポートが必要なこともあります。

この頃からは、遊びの一環としてブロックを収納ケースに入れてみて、「ブロック遊びが終わったら収納ケースに片付ける」習慣を付けていくのも良いでしょう。

3歳のブロック遊びのポイント

3歳頃になると運動能力がさらに発達し、ボール投げや縄跳びなどの少し複雑な動きができるようになります。手先も器用になり、ブロックを組み立てたり外したりできるようになってきます。

お子様が自分で考えて実行できるようになるのもこの頃です。自分でイメージした小さな作品を作れるようになってくるので、やや小さめのブロックをたくさん用意してあげるのがおすすめです。

4~5歳のブロック遊びのポイント

4~5歳は今まで以上に言葉が発達し、数や色に対しても認識が深くなる時期です。ブロックで作る作品のレベルが上がり、さらには作品を使って ごっこ遊びを楽しむようにもなります。

4歳からは創作の幅がぐっと広がり、大きくて複雑なものも作れるようになります。そのため、ピース数が1,000個程度あるブロックを用意し、いろいろな作品を作れる環境作りをしてあげるのが良いでしょう。

人気のおすすめ知育ブロックをご紹介

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見た目が鮮やかなカラーのブロック「レゴ(LEGO)」や、ミニサイズのブロックでキャラクターや生き物を再現する「ナノブロック」など、さまざまな人気ブロックをご用意しました。

年代に合わせたブロックで知育効果を高めていきたいと考えている方はチェックしてみてください。

まとめ

ブロック遊びは お子様の集中力や思考力、創造力や発想力の向上が期待できます。手を使った遊びであるため、手先の発達の助けにもなります。

ブロック遊びは生後6ヵ月頃から始めることが可能です。ただし、0~1歳頃まではブロックを口に入れてしまう危険性があるため大きなブロックを選ぶようにしましょう。

このように、年齢によって遊び方も選ぶブロックも変わってきます。今回ご紹介したおすすめポイントや選び方を参考に、お子様の成長に合ったブロックを見つけてください。