ベランダを効率的に使いたい!収納スペースとしての活用方法と注意点
更新日: 2024.5.16
洗濯物を干したり、植物を育てたりするのにベランダスペースを利用している方は多いのではないでしょうか。ベランダには収納スペースとしての活用法もあります。
そこで今回はベランダを収納スペースとして使う際に気を付けるべきポイントと役立つアイテムについてご紹介します。
ベランダに収納を設けるときのチェックポイント
ベランダを収納スペースとして活用する前に、あらかじめチェックしておくべきポイントがいくつかあります。効率良く荷物を片付けられるように事前に確認しておくことが重要です。
ベランダの広さ
ベランダを収納スペースにする際に必要になるのは収納グッズです。まずは収納グッズを買う前にベランダの寸法を把握しておく必要があります。
また、収納グッズを置いても通路が確保できるかどうかも、しっかり確認することが大切です。特にマンションなどの集合住宅の場合はベランダが緊急時の避難経路になっていることがあります。収納グッズで避難経路をふさいでしまうことはNGです。
収納スペースとしての使いみち
きちんと整理して収納するためにも、何をベランダに収納するのかをあらかじめ考えておく必要があります。収納するものによって収納グッズが違ってくるからです。
ベランダで収納されるものの例として、スコップや肥料といったガーデニンググッズのほか、工具をはじめとするDIYグッズ、ほうきやちりとりなどの掃除グッズが挙げられます。
自転車のように大きいものや動かしにくいものは、ベランダ収納には適していません。先述のように、マンションなどの集合住宅ではベランダが避難経路となっていることが多いため、避難の邪魔になるものを置かないようにしましょう。
収納グッズの防水性
屋根や庇(ひさし)が設けてあるベランダであっても、雨風は吹き付けてくるものです。そのため、湿気や水濡れの発生はある程度仕方ありません。とはいえ、防水性の高い収納グッズを選べば湿気や水濡れによる被害をある程度予防しながら収納できます。
例えば、木製の収納グッズよりもプラスチック製や金属製の収納グッズのほうが防水性は高めです。サビや腐食の心配がある荷物をベランダに収納する場合は そういった防水性の高い収納グッズを選ぶことをおすすめします。
ベランダに荷物を収納する際に気を付けたいポイント
ここからは、ベランダを安全かつ効率的に収納スペースとして活用するために、気を付けたいポイントをご紹介します。
温度や風雨に注意
ベランダは風雨や気温の影響を受けやすい場所です。そのため、雨や直射日光に弱いものはベランダ収納には向いていません。例えば、湿気や熱に弱い家電製品や、衣類や食品のように濡れると困るものはベランダには置かないほうが賢明です。
また、収納グッズ自体も雨風や直射日光の影響を受けます。防水性の高い素材でも、直射日光や気温によって変形してしまうこともあります。収納グッズにヒビが入ったり割れたりすると、そこから水などが入って荷物を傷める原因になるので、不具合がないか定期的にチェックしましょう。
荷物を置きすぎない
たくさん荷物を置きすぎると通りにくくなるだけでなく、掃除もしにくくなります。屋外スペースであるベランダは特に汚れやすい場所でもあるため、掃除しやすいように荷物の置きすぎはやめましょう。
踏み台になるものは置かない
小さなお子様がいるご家庭では、絶対に踏み台になる荷物をベランダに置かないようにすることが必要です。ベランダに置いた荷物にお子様が乗ってしまい、外に転落する事故につながる恐れがあるためです。レイアウトは万が一のことを考えて決めることが大切です。
どうしても収納ボックスやコンテナをベランダに設置しなければならない場合は、必ずベランダの手すりから離れた場所に設置する責任があります。
ゴミを置かない
回収日までに時間のあるゴミをベランダに保管している人もいるかもしれませんが、ゴミをベランダに置くのは控えましょう。
生ゴミの場合は虫や悪臭が発生する可能性がありますし、段ボールなどの紙類は直射日光や放火によって火災につながる恐れもあります。ベランダに置いたゴミが原因で近隣住民とトラブルになるケースもあります。
ゴミを保管したい場合はフタにロックがあるものや密閉力が高いゴムパッキン付きのダストボックスにするなど、しっかり対策することが大切です。
規約を確認する
マンションなどの集合住宅の場合はベランダの部分はあくまでも専用利用権が認められた共用部分です。そのため、ベランダの使用方法については、あらかじめ規約を確認しておきましょう。
戸建ての場合でも自治体や自治会のルールを確認しておくことが大切です。地域によっては、物置を設置する際に建築許可が必要な場合もあります。
ベランダ収納で役に立つアイテムとは?
収納グッズにはさまざまなものがあります。ここからは、その中でも代表的なアイテムをご紹介します。
収納ボックス
衣類や道具を収納するために使用されることが多い収納ボックスはベランダ収納でも活用できます。さまざまなサイズや素材のものがあるため、屋外での使用に適したものを選びましょう。
ベランダで使う際におすすめなタイプは水に強く丈夫で軽い、ポリプロピレン製の収納ボックスです。見た目がおしゃれなものも多くあります。
収納ラック
収納ラックは掃除道具などをまとめて収納できるため、上手に活用すればベランダをより効率的に使えます。
おすすめのタイプは設置が簡単なスチールラックです。キャスター付きのものであれば、簡単に移動させられます。
ベランダでの使用に適した収納ラックを選ぶ際のポイントは「風などで倒れないほどに頑丈か」「防錆加工が施されているか」「ポールと棚板を固定するパーツであるスリーブがナイロン樹脂製であるか」です。ポイントを押さえたものを選び、ベランダのスペースを有効活用しましょう。
キャビネット
キャビネットは観音開きの扉のため、直射日光や風雨から収納物を守ってくれます。収納棚が付いているものも多く、その場合は段ごとに荷物の種類を分けて収納できます。天板には耐荷重の範囲内であれば荷物を置くことも可能です。おしゃれなデザインのものが多いのもうれしいポイントです。
ベランダ収納するならイオンスタイルオンラインの収納グッズがおすすめ!
最後に、イオンスタイルオンラインで購入できるおすすめの収納グッズをご紹介します。
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天馬 VAZZO ペグキャビネット
ポリプロピレンとスチロール樹脂が素材のキャビネットです。カラーはネイビー、ホワイト、グリーン、オレンジの4色があります。
幅と奥行が約35.5cm、高さが約76.5cmとなっており、重さは約4.26kgです。天板にはおよそ3kgまでの荷物を置くことができるのも便利です。さらに、側面がペグボード仕様になっているため、ほうきやちりとりなどを吊るしておくこともできます。
プラスチックチェスト 各種
プラスチックチェストはリーズナブルで収納性が高いだけでなく、軽くて持ち運びもしやすいので、ベランダの収納力アップを考えている方はぜひご検討ください。
スチールラック・スチールシェルフ- 各種
スチールラックやスチールシェルフも豊富に取りそろえています。さまざまな高さやカラー、デザインがあるため、ご自宅のベランダに合ったものをお選びいただけます。
まとめ
荷物が多くて困っている方や屋内の空間を広々と使いたい方はベランダを収納スペースにして有効活用することで、これまでよりもずっと暮らしやすくなります。
イオンスタイルオンラインではベランダ収納をする際に役立つ便利なグッズを豊富に取りそろえています。