ボディーブラシの効果的な使い方!ドライブラッシングのやり方やおすすめブラシ素材もご紹介

更新日: 2024.6.1

ボディーブラシの効果的な使い方!ドライブラッシングのやり方やおすすめブラシ素材もご紹介 ※イメージです。

体を洗う際に多くの方が使用しているボディータオルやスポンジですが、背中など手の届きにくい部分は洗いにくいといったデメリットもあります。一方で、ボディーブラシは泡立てが簡単で背中も楽に洗えるので、全身をすっきり洗いたい方におすすめです。

今回はボディーブラシのメリットや効果的な使い方、素材の種類、自分に合うボディーブラシの選び方をご紹介します。

ボディーブラシの2つの使い方とメリット

ボディーブラシの主な役割はボディーソープなどを泡立てて体を洗うことですが、実はそれだけではありません。最初にボディーブラシの2つの使い方と使用するメリットをご紹介します。

お風呂で体を洗う

背中を洗う際、スポンジやボディータオルでは背骨の中心や肩甲骨のくぼみまでは洗いにくいと感じる方もいると思います。背中は手が届きにくい一方で皮脂腺が多く、顔と同様にニキビや吹き出物が生じやすいため、丁寧に洗いたい部位です。

ボディーブラシは長い柄が付いていますので、手が届きにくい背中のすみずみまでしっかり洗えます。また、力加減が調整しやすく、擦り過ぎなどによる肌トラブルが起こりにくいのも大きなメリットです。

効果はブラシの素材によっても変わりますが、1本1本の毛が毛穴汚れにアプローチするため、洗浄力が高いといった特徴もあります。

ドライブラッシングをする

ボディーブラシは体を洗う以外にドライブラッシングにも利用できます。ドライブラッシングは天然毛の乾いたボディーブラシを使って、乾いた状態の肌を撫でるようにブラッシングする美容法です。

乾布摩擦に近いイメージで、次のようなマッサージによる効果が期待できます。

  • ・適度な刺激で血行を促進し、体を温める
  • ・体の緊張をほぐしてリラックスさせる
  • ・リンパの流れを刺激する
  • ・古い角質を除去し、なめらかな肌に整える

ドライブラッシングのやり方は のちほど詳しくご紹介します。

ボディーブラシを使った効果的な体の洗い方

次にボディーブラシを使って体を洗う手順と効果的に洗うためのポイントをご紹介します。

ボディーブラシを使った体洗いの手順

ボディーブラシで体を洗う際の手順は次のとおりです。

  • 1. お湯で湿らせたボディーブラシにソープを付けて、しっかり泡立てる
  • 2. 手指や足先などの末端から心臓に向かって洗っていく

ボディーソープは原液のままだと刺激が強い場合があるため、肌に当てる前にブラシで十分泡立てることが重要です。

なお、先にボディーソープの泡を全身に塗った後、ボディーブラシを使って洗うという順番でもOKです。泡立てるのが面倒だったり、時間がなかったりする場合は泡タイプのボディーソープを使うのも良いかもしれません。

ボディーブラシによる効果的な体洗いのポイント

ボディーブラシは上下に往復させるよりも、くるくると小さな円を描くイメージで動かす方が汚れを落とすには効果的です。

このとき、過度に擦ると肌を傷付けてしまう恐れがあるため注意してください。強く擦ったからといってきれいになるわけではないので、肌に刺激を与え過ぎないように優しく洗うことが大切です。

効果的なドライブラッシングのやり方

ドライブラッシングはボディーブラシも体も乾いた状態で行ないます。体を洗うときと同じで基本的に末端から心臓へ向かってブラシを動かしていきます。

下半身は足のつま先から始めてふくらはぎ、太もも、足の付け根、おしり、お腹へと、下から上へ向かって順番に撫でていくイメージです。

上半身は手先から腕、脇、背中から胸部へと、リンパの流れに沿って一方向に優しくブラッシングします。

ドライブラッシング後はお風呂に入るかシャワーを浴びて、肌の保湿を行ないます。

ボディーブラシに使われる素材の種類と特徴

ボディーブラシに使われる素材の種類と特徴 ※イメージです。

ボディーブラシに使われる素材にはさまざまなものがあります。ここでは代表的な6つの素材と特徴をご紹介します。

馬毛

馬毛は毛先が細く、やわらかい質感が特徴です。肌当たりがソフトなので、初めてボディーブラシを使用する方や、肌がデリケートな方にもおすすめできます。

撥水性(はっすいせい)があって水切れが良いため、お手入れがしやすいのもポイントです。

豚毛

豚毛は馬毛と比べてハリがあり、少し硬めの素材です。しっかり洗えるため、普段から硬めのボディータオルを愛用している方や、さっぱりした洗い上がりを求める方に最適といえます。

コシがあり適度な刺激も得られるので、ドライブラッシングにもおすすめの素材です。

山羊毛

山羊毛は動物天然毛の中でも特にやわらかい素材となっています。化粧ブラシに使われるほど繊細な極細毛なので、デリケートな肌の方でも刺激が少なく、使いやすいことがポイントです。

価格は少し高めですが、細かな毛先で汚れが落としやすいため、肌への優しさを特に重視して洗い上げたい方におすすめです。

ナイロン

合成繊維であるナイロンを用いたボディーブラシは柔らかいものから硬いものまで幅広い種類があります。リーズナブルな商品が多いほか、さまざまな質感の中からお好みの肌触りを選べるので、いろいろ試してみたい方におすすめです。

泡立ちや水切れが良くカビも生えにくいため、清潔に保ちやすいといった特徴もあります。

シリコン

シリコン素材のボディーブラシは耐久性と撥水性の良さが特徴です。ブラシの毛が細くて本数が多いものを選ぶと泡立ちが良くなります。先述した泡タイプのボディーソープと一緒に使用するのも良いかもしれません。

やわらかい独特の感触で優しく洗えるため、お子様向けにもおすすめです。

植物素材(サボテンやヘチマ)

サボテンやヘチマといった植物素材は動物素材と比べて非常に硬いものです。そのため、ゴシゴシ洗う感触が好きな方や肌が比較的強い方、角質が気になる方におすすめです。また、ドライブラッシング用としても重宝します。

ただし、強く擦り過ぎると肌を傷付けてしまう恐れがありますので、力加減には注意が必要です。

自分に合うボディーブラシ選びのポイント

ここまで、ボディーブラシの使い方や素材を見てきましたが、実際に購入する際は具体的に何を基準にすれば良いか悩む方もいるかもしれません。そこで、自分に合うボディーブラシを選ぶための3つのチェックポイントをご紹介します。

用途

まず、ボディーブラシをどのように使いたいのかを決めます。お風呂での体洗いに使うのか、ドライブラッシングで使用するのかを決めると選びやすくなります。

兼用で使っても問題はありませんが、ソープを泡立てて使用するのと乾いた状態で使用するのでは肌触りが異なるため、好みの硬さで用途別に用意するのがおすすめです。

自分の肌との相性

肌がデリケートな方や、なるべく刺激の少ないものが好みの方には、馬毛・山羊・シリコンなどのやわらかめなボディーブラシがおすすめです。反対に、適度な刺激でマッサージしつつ、さっぱり仕上げたい方にはコシのある豚毛や植物素材がおすすめです。

初心者の方は最初にやわらかい毛を使ってみて、少しずつ好みの硬さへとステップアップしていくのも良いかもしれません。

柄の長さ

ボディーブラシには柄の付いたタイプと、柄がなくブラシ部分のみのハンディタイプがあります。お風呂で背中を洗うためには、長い柄のボディーブラシがおすすめです。手の届きにくい背中まで、楽にしっかり洗えます。

ドライブラッシングでのマッサージがメインであれば、持ちやすくて保管もしやすいハンディタイプがおすすめです。手のひらサイズなのでコントロールしやすく、ちょうど良い力加減でマッサージができます。

背中まで楽々すっきり洗い上げるボディーブラシのご紹介

最後にイオンスタイルオンラインで購入できる使い勝手の良い「豚毛ボディーブラシ」をご紹介します。

まとめ

ボディーブラシは手の届きにくい部分も楽に洗えるため、背中のべたつきやニキビに悩む方には特におすすめのアイテムです。ドライブラッシングでは、乾いた肌をマッサージすることで、血行を促して体の緊張をやわらげる効果が期待できます。

体を洗うには柄付きのものが、ドライブラッシングにはコンパクトなハンディタイプのものがおすすめです。

素材によって肌触りが異なるため、今回ご紹介した特徴を参考に ご自身のお好みに合ったボディーブラシを探してみてください。