本当に使える「抱っこひも」の選び方!おすすめ商品もご紹介

公開日: 2021.8.11

更新日: 2022.4.17

本当に使える「抱っこひも」の選び方!

赤ちゃんと過ごすさまざまな場面で活躍してくれる抱っこひもですが、「種類が多くて、どの抱っこひもを選べばいいか迷ってしまう……」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、赤ちゃんの月齢や利用シーンなどに合わせた抱っこひもの選び方を解説し、おすすめ商品をご紹介します。

さまざまなシーンで活躍する抱っこひも

さまざまなシーンで活躍する抱っこひも

抱っこひもは幅広い場面で活躍するアイテムです。その便利さを、利用シーンごとに見ていきましょう。

街歩き

街を歩く際には、ベビーカーの利用がメインとなることが多いでしょう。しかし、赤ちゃんがぐずったときや、お店でベビーカーを折りたたむ必要があるときなど、赤ちゃんを抱っこする機会は意外と多いもの。

そんなシーンに備えて、コンパクトな抱っこひもをバッグに入れておくと、楽に抱っこができて便利です。

電車での移動

電車の乗り降りや駅構内での移動の際に、ベビーカーが荷物になると感じたことはありませんか?抱っこひもを利用すれば、体の負担を減らしつつ、ベビーカーなしでの移動が可能になります。

荷重を分散して体への負担を減らせるタイプの抱っこひもを選ぶと、さらに抱っこが楽になるでしょう。

自宅での家事の最中

自宅での家事の最中に、赤ちゃんを抱っこする必要が出てくることもあると思います。そのようなとき、両手があくタイプの抱っこひもがあれば、赤ちゃんを抱っこしながら家事をこなせます。おんぶもできるタイプを選べば、より家事がこなしやすくなり便利でしょう。

寝かしつけ時

赤ちゃんを寝かしつけるときに、抱っこが必要となるケースは多いでしょう。眠った赤ちゃんを包んだままベッドに置けるスリングタイプの抱っこひもなら、赤ちゃんが目を覚ましてしまうことも少なくなります。

抱っこひものタイプは5種類

抱っこひものタイプは大きく分けて5種類です。それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

ベビーキャリア

ベビーキャリアとは、肩と腰にベルトをかけて抱っこするタイプの抱っこひもで、最も一般的な形状です。赤ちゃんと向かい合い・前向き・おんぶなどさまざまな抱っこの方法ができます。

  • メリット
    ・赤ちゃんの体をしっかりと固定できる
    ・長時間付けていても疲れにくい
    ・さまざまな抱き方に対応している
    ・長い期間使用できる
  • デメリット
    ・かさばるため使わないときの持ち運びが不便
    ・価格が高い
    ・装着に少し時間がかかる
    ・ファッションに合わない場合がある
  • Ergobaby(エルゴベビー) OMNI Breeze Ergobaby(エルゴベビー) OMNI Breeze

    人間工学に基づいた設計で、抱っこするパパやママの負担を軽減することを考えられたベビーキャリアです。

    SoftFlex™メッシュという素材で作られていて、やわらかい肌ざわりと通気性の良さが特徴といえます。

    カラーバリエーションが13色あるので、ファッションを楽しみたい方にもおすすめです。

    ※イオンスタイルオンラインでは8色展開となっております。

    Ergobaby(エルゴベビー) OMNI Breeze
  • グレコ ルーポップ グレコ ルーポップ

    かさばりやすいという特徴があるベビーキャリアですが、ルーポップは折りたたむとコンパクトになり、使わないときも収納できると人気の商品です。

    腰と肩の2ヵ所のバックルを止めるだけで装着できるので、忙しいママやパパにおすすめできます。

    メッシュのフードは日よけや寝ているときに便利で、蒸れにくいメッシュ素材でできています。

    グレコ ルーポップ

ベビーラップ

ベビーラップとは、1枚の大きな布を体に巻き付け、体と布の間に赤ちゃんを固定する抱っこひもです。大きな布タイプや体に巻き付けやすいように成型されたタイプなどがあります。

  • メリット
    ・赤ちゃんの体と密着できる
    ・軽量
    ・コンパクトで持ち運びしやすい
    ・ファッションになじみやすい
    ・長い期間使用できる
  • デメリット
    ・夏場は密着して暑い
    ・慣れないうちは巻くのが難しい

スリング

スリングとは、片方の肩にたすきがけをしてハンモックのように赤ちゃんを固定する抱っこひもです。留め具がないタイプ・ファスナーや、バックルで留めるタイプ・リングで長さを調整するタイプなどがあります。

  • メリット
    ・軽量・コンパクトで持ち運びしやすい
    ・授乳ケープの代わりにもなる
    ・お手頃価格が多い
    ・ファッションになじみやすい
  • デメリット
    ・片方の肩に負担がかかる
    ・留め具で調整ができないタイプはママとパパでの共有が難しい

ヒップシート

ヒップシートとは、腰のベルトに付いている台座に赤ちゃんを座らせる抱っこひもです。ベビーキャリアにヒップシートが付いている商品や、ヒップシート単体でも販売されています。

  • メリット
    ・肩に負担がかからない
    ・装着が簡単
    ・蒸れにくい
  • デメリット
    ・台座部分がかさばるため持ち運びが不便
    ・商品によっては安定性に不安がある
  • LUCKY1934 ポルバンアドバンス LUCKY1934 ポルバンアドバンス

    ポルバンアドバンスは、日本人の体型に合わせて作られているため全体的に小さめですが、大きくなっても安定して座りやすい設計になっています。

    腰が座るまでは外出先の授乳クッションとして、腰が座ってからは前向き抱っこの補助としても使用できます。

    乗せおろしが簡単なので、忙しいママやパパにプレゼントすると喜ばれるでしょう。

    LUCKY1934 ポルバンアドバンス
  • buddybuddy ポルバン buddybuddy ポルバン

    このヒップシートはウエストポーチタイプになっているため、赤ちゃんの抱っこと荷物の収納の2つの機能を兼ね備えています。

    ウエストバック部分は容量が大きく、18cm程度の靴も入るほどです。

    腰ベルト部分に調節機能があるため、パパとママで兼用もしやすく使いやすいでしょう。

    buddybuddy ポルバン

おんぶひも

おんぶひもとは、昔から使われている赤ちゃんをおんぶするためのひもです。シニア世代になじみがあり、祖父母とともに子育てをする場合に人気となっています。

  • メリット
    ・軽量
    ・コンパクトで持ち運びしやすい
    ・お手頃価格が多い
  • デメリット
    ・おんぶしかできない

抱っこひもは「赤ちゃんの月齢」「利用シーン」「機能性」で選ぶ

抱っこひもを選ぶ際に、安全性を重視すべきなのはいうまでもありません。お店に行き、安全面をチェックして選ぶことが大前提となります。

では、安全面以外にどのような視点で抱っこひもを比較すれば良いのでしょうか?以下に、抱っこひもを選ぶポイントを3つご紹介します。

赤ちゃんの月齢

抱っこひもごとに、対応できる赤ちゃんの月齢が決まっています。メーカー記載の対応月齢をチェックして、赤ちゃんの月齢に合ったものを選びましょう。

新生児のうちは横抱っこできるもの、首が座ってからは縦抱っこやおんぶができるものが適しています。また、体重が軽いうちはスリングやベビーラップ、重くなってきたらベビーキャリアやヒップシートでしっかり支えるのがおすすめです。オプションパーツの利用によって横抱っこ・縦抱っこの両方に対応できる商品もあります。

利用シーン

抱っこひもを使うシーンによっても、適した商品は異なります。どのようなシーンで抱っこひもを使いたいか、あらかじめよく考えておきましょう。

荷物が多い外出時はコンパクトなスリングやベビーラップ、抱っこひもだけで外出するならしっかり支えるベビーキャリアと使い分けをしてみてはいかがでしょうか。自宅で家事をしながら使うなら、おんぶができて両手があくタイプが便利でしょう。寝かしつけ時がメインなら、着脱がスムーズで、バックルなどの静音性が高いものがおすすめです。

また、ママやパパなど抱っこひもを複数人で使うのであれば、サイズを調整できると便利です。さらに赤ちゃんが大きくなり自分で歩けるので抱っこする機会が減ってきたら、ヒップシートが適しています。

機能性

抱っこひもには以下のような機能が搭載されています。

  • ・さまざまな抱き方に対応できる機能
  • ・腰への負担をやわらげる機能
  • ・通気性を高める機能
  • ・簡単に着脱できる機能

しかし商品によって搭載されている機能が異なるため、使いやすい抱っこひもを選ぶために、欲しい機能の優先順位をつけると良いでしょう。

まとめ

街歩きや電車での移動、自宅での家事の最中、寝かしつけ時など、さまざまなシーンで便利に活躍してくれる抱っこひも。本当に使えるものを選ぶためには、安全性はもちろんのこと、赤ちゃんの月齢・利用シーン・機能という3つの視点から商品を比較することが大切です。

赤ちゃんを抱っこして過ごす時間をさらに楽しめるよう、ご家庭に合った抱っこひもを選びましょう。