電子レンジを処分するにはどうすれば良い?
電子レンジの寿命などもご紹介
更新日: 2024.10.9
※イメージです。
電子レンジは生活を便利にするキッチン家電ですが、製品の寿命が来たときや壊れてしまったときの処分方法に悩むことはありませんか。
自治体のゴミ収集や家電量販店の引き取りサービス、リサイクルや売却など、処分方法はいくつかあり、自分に合った方法で処分することが大切です。
今回は電子レンジを処分するさまざまな方法や家電量販店で処分する場合の比較、電子レンジの寿命、さらに、電子レンジを長持ちさせるコツもご紹介しますので ぜひ参考にしてください。
電子レンジの処分方法
電子レンジを処分する際、どのようにすればいいのか悩む方は多いのではないでしょうか。
ここでは、電子レンジを適切に処分するための4つの方法をご紹介します。状況に最適な方法を選ぶことが大切です。
粗大ゴミ・不燃ゴミで処分
最初に考えられるのが、自治体のゴミ収集サービスを利用する方法です。多くの地域では電子レンジを粗大ゴミまたは不燃ゴミとして受け入れています。
粗大ゴミとして出す場合の一般的な手順は下記のとおりです。
- 1.まず電話やWebサイトで収集を申し込みます。
- 2.次にコンビニエンスストアなどで処理券を購入し、廃棄する電子レンジに貼り付けます。
- 3.最後に指定された回収日にゴミ置き場に出します。
自治体のゴミ収集を利用するメリットは比較的低コストで済むことです。特に、小型の電子レンジを不燃ゴミとして扱う自治体では処分費用がかかりません。
ただし、自治体によってルールが異なりますので事前に確認しましょう。
家電量販店で引き取りを依頼する
家電量販店も電子レンジの回収サービスを提供しています。
通常は有料のサービスですが、店舗によって料金が異なるため事前に確認しておきましょう。また、新しい電子レンジを購入する際に古い製品を無料で引き取ってくれることもあります。
家電量販店を利用するメリットは土日祝日も営業しているため、自分の都合に合わせて処分できることです。そのため、急いで処分したい場合や平日しか回収していない自治体にお住まいの方、平日に時間が取れない方におすすめです。
回収業者に引き取ってもらう
専門の回収業者に依頼するのも一つの方法です。この方法であれば自治体の回収よりも早く処分でき手続きも不要です。
使用可能な電子レンジはもちろん、故障した製品でも回収してもらえます。さらに、他の不要な家電製品がある場合も一緒に処分できるのもメリットの一つです。
ただし、注意点もあります。一部の業者が高額な回収料金を請求するケースがあるため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。料金や回収方法については事前によく確認してください。
売却する
4つめにご紹介するのは電子レンジを売却して処分する方法です。リサイクルショップやインターネットオークションなどを利用することで、不要になった電子レンジを現金化できるかもしれません。
比較的新しい製品や状態の良い電子レンジであれば、好条件で売れる可能性が高くなります。一方で、古すぎるものや故障した製品は買い手がつかないこともあります。
インターネットオークションなどで売却する場合は梱包や発送の手間はかかりますが、場合によっては好条件で売れることもあります。ただし、確実に売れるわけではなく、また売れるまでは手もとでの保管が必要です。長期間買い手が見つからない場合は他の処分方法の検討をおすすめします。
家電量販店で電子レンジを処分する際の比較
家電量販店で電子レンジを処分する際は各店舗によって料金や条件が異なります。
ここでは主要な家電量販店の電子レンジ処分サービスについてご紹介します。
※ご紹介する情報は2024年9月時点の情報です。
ヤマダ電機
ヤマダ電機では店頭買い取りと有料の回収サービスを提供しています。
買い取りの場合は最大2,000円で買い取ってもらえますが、製造年などに制限があります。
回収サービスは店頭に持ち込んだ場合の料金が2,200円(税込)です。訪問回収の場合は料金が異なりますので詳しくは店舗に確認が必要です。
ジョーシン
ジョーシンでは宅配回収サービスを2,090円(税込/会員Web価格)で実施しています。
電子レンジだけでなく、一定のサイズ・重量以内であれば他の小型家電も同時に処分できる点が特徴です。
ビックカメラ
ビックカメラでは下取りと回収サービスの両方を提供しています。
新しい電子レンジをビックカメラで購入する場合は古い製品を無料で引き取ってもらえます。この下取りサービスは店頭持ち込みでも配送時でも適用されます。
また、回収サービスは1,958円(税込)で利用できます。さらに、業者が自宅まで回収に来てくれる便利なサービスです。
ケーズデンキ
ケーズデンキでは2,200円(税込)の有料回収サービスを提供しています。
ただし、自宅まで回収に来てもらう場合は別途出張料金が必要となります。
ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラの回収料金はサイズや重さによって1,100~2,200円(税込)の範囲で設定されています。電子レンジの目安は2,200円(税込)です。
自宅回収の場合は出張費用が加算されますが、新しい電子レンジを購入し、配送と同時に回収する場合は出張費用がかかりません。
エディオン
エディオンでも大きさや重さに応じて550~1,100円(税込)での有料の回収を利用可能です。電子レンジの目安は550円(税込)です。
ただし、フランチャイズ店舗では回収サービスを行なっていないため、利用前に確認が必要です。
ノジマ
ノジマでは処分のみの対応は行なっていませんが、オンラインで新しい電子レンジを購入する際には古い製品を2,000円(税込)で回収するサービスを提供しています。回収用の伝票を古い電子レンジに貼付して配達業者に渡します。
また、モバイル会員限定のクーポンを利用すると、同等商品購入時または購入から30日以内であれば、購入した数量と同じ数の古い製品を処分できるサービスもあります。
電子レンジの寿命のサイン
一般的に電子レンジの寿命は約10年とされています。この約10年という目安は電子レンジに使われているマグネトロンという部品の寿命に基づいています。
マグネトロンは電子レンジ内の食品を加熱するためのマイクロ波という電波を生成する重要な部品です。このマグネトロンの寿命は約2,000時間とされています。
例えば、1日30分の使用を想定すると、10~12年程度で寿命を迎えることになります。ただし、これは一般的な使用頻度が前提で実際の寿命は個々の使用状況によって変わってきます。
また、家電製品には消費者庁と公正取引委員会によって定められた部品保有期間があり、電子レンジの場合の期間は8年です。
出典:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「別表3 補修用性能部品表示対象品目と保有期間」
つまり、購入から8年を過ぎるとメーカーが修理用の部品を保有していない可能性が出てきます。そのため、8年を経過した電子レンジが故障した場合は修理費用を確認した上で買い替えるかどうかを判断しましょう。
ここでは、電子レンジの寿命が近づいていることを示す4つのサインをご紹介します。これらの兆候が現れたら、修理や買い替えを検討しましょう。
温まりにくい
食品の加熱に通常より時間がかかるようになった場合はマグネトロンの劣化が考えられます。マグネトロンは電子レンジの主要な部品であるため、その性能の低下は電子レンジの寿命が近いことを示しています。
以前と同じ設定時間では食品が十分に温まらない、あるいは加熱ムラが目立つようになった場合は要注意です。
途中で止まる
稼働中に突然停止するようになった場合はセンサーに不具合がないか確認しましょう。頻繁に止まるようであれば、マグネトロンの寿命だけでなく他の部品の接続不良などの故障も考えられます。
製品によってはモニター部分にエラーコードが表示される場合もあり、取扱説明書で正しい対処方法を確認することが大切です。
その都度再操作すれば動作するかもしれませんが、安全面を考慮すると、そのまま使い続けるのは危険です。
ボタンが反応しない
操作パネルのボタンが反応しなくなった場合は接触不良や電子回路の不具合が考えられます。
この症状が表れた場合は まずコンセントを抜いて数分待ち、再度電源を入れてみるのも一つの対処法です。しかし、それでも改善しない場合や問題が繰り返し発生する場合は寿命が迫っているかもしれません。
ボタンの不具合は状況によって修理費用が大きく異なるため、専門店で見積もりを取ってから修理するか買い替えるかを判断するのが良いでしょう。
異音や異臭がする
今まで聞いたことがないような異常な音が発生したり、使用中に異臭がしたりする場合は、内部の部品に問題が生じている可能性があります。
このような症状は単なる性能低下だけでなく、重大な事故につながるおそれもあるため非常に危険です。異音や異臭を感じたらすぐに使用を中止し、専門家に修理を依頼するか、買い替えの検討をおすすめします。
電子レンジを長持ちさせるには
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適切な使用を心がけることで、電子レンジを長く快適に使用することができます。
ここでは、電子レンジを長持ちさせるための具体的なコツをいくつかご紹介します。ぜひ実践してみてください。
こまめに掃除する
電子レンジの清潔さを保つことは、電子レンジの性能と寿命を維持する上での重要なポイントです。
食品カスや油汚れはセンサーの反応を鈍らせ、最悪の場合は発火の原因にもなり得ます。また、吸気口や排気口にほこりが蓄積すると適切な排熱ができなくなり、故障のリスクが高まります。
理想的な掃除の頻度は週に2~3回程度です。掃除は電子レンジの使用直後を避け、庫内が冷めてから行なうのが安心です。湿らせた布巾で拭くだけで十分ですが、頑固な汚れには中性洗剤を使用しても構いません。
温めすぎない
食品の過度な加熱は電子レンジ本体にとっても好ましくありません。特に、水分の少ない根菜類などは短時間で加熱が進むため、注意が必要です。また、カレーや味噌汁などの液体食品は温めすぎると突沸(急激な沸騰による飛び散り)を起こす可能性があります。
このようなリスクを避けるため、食品を温める際は様子を見ながら少しずつ加熱時間を増やしていくことをおすすめします。この方法は発火などの事故を防ぐだけでなく、電子レンジの過度な稼働を防ぐことにもつながります。
できるだけ連続使用しない
電子レンジの連続使用は熱によって電子レンジの劣化を早める可能性があります。
多くの食品を続けて温める必要がある場合でも、できるだけ使用の間隔を空けることをおすすめします。電子レンジ本体が十分に冷める時間を設けることが、電子レンジを長持ちさせるコツの一つです。
正しく設置する
電子レンジの適切な設置も寿命に影響するポイントです。
製品の説明書に記載されているとおりに上部・背面・左右の壁から適切な距離を保って設置することが重要です。必要な間隔を空けて設置することで適切に放熱を行なうことができ、内部部品の過熱を防げます。
また、電子レンジは精密機器ですので安定した平らな場所に設置することが大切です。不安定な場所での使用は振動や揺れを引き起こし、内部部品に悪影響を与える可能性があります。
さらに、過度の熱や湿気は電子レンジの故障の原因となり得るため、ガスコンロや電気ポット、炊飯器など、熱や蒸気を発する機器からは可能な限り距離を置いて設置することが大切です。
まとめ
電子レンジの処分方法には自治体のゴミ収集や家電量販店の引き取りサービス、回収業者への依頼、売却などさまざまな方法があります。それぞれの方法には費用や利便性、注意点などの違いがあるため、自分のライフスタイルや状況に合わせた方法を選ぶことが大切です。
また、電子レンジの寿命のサインを見逃さないことも重要です。特に、加熱のムラや異音、異臭などが見られた場合はすぐに修理や買い替えを検討する必要があります。
さらに、日常的に適切な使用方法とメンテナンスを心がけることで、電子レンジを長持ちさせ、安全に使い続けることができます。定期的な清掃や設置場所の確認、適度な使用などのポイントを押さえて、電子レンジを長く快適に使用しましょう。