単機能レンジとは?
失敗しない選び方やメーカー別の特徴をご紹介

更新日: 2024.10.24

単機能レンジとは?失敗しない選び方やメーカー別の特徴をご紹介 ※イメージです。

「単機能レンジとはどういうもの?」「単機能電子レンジはどう選んだらいいの?」と疑問に感じたことのある方もいるではないしょうか。ご自身の生活スタイルや設置場所によって適した単機能レンジは変わります。購入の際にしっかりチェックしておくことは必要です。

今回は単機能レンジの特徴や失敗しない選び方やメーカーごとの特徴をご紹介します。

単機能レンジとは

まずは単機能レンジとはどういうものか?その特徴や価格について見ていきます。

単機能レンジの特徴

単機能レンジは食品をあたためる機能に特化した電子レンジです。マイクロ波を食品に照射して内部の水分子が振動することで、加熱される仕組みになっています。

食品をあたためる機能に特化しているため、単機能レンジにはトースター機能やオーブン機能は搭載されていません。

最近では電子レンジだけで簡単に作れる料理が続々と提案されています。中には単機能レンジで調理できるものもありますので、オーブン機能などの特別に使いたい機能がない方には単機能レンジで必要十分です。

また、単機能レンジはコンパクトなサイズの製品が多いのも特徴ですので設置場所のハードルも下がります。

単機能レンジのメリット・デメリット

単機能レンジのメリットは主に「比較的低価格で購入できること」「操作が簡単なこと」の2点です。

機能が非常にシンプルなため、他のタイプの電子レンジよりも低価格で購入できます。引越しや家電の買い替えなど、なるべく出費を抑えたい方に向いています。

機能のシンプルさは単機能レンジのサイズにも影響しており、中には冷蔵庫の上に置けるほどコンパクトなモデルもあります。

単機能レンジのデメリットは製品によって加熱ムラができる可能性があることです。「食品の表面は温かいが中心がまだ冷たい」「一部だけ熱が入りすぎてしまった」という状況になる可能性もありますので、購入前には十分な検討が必要です。

特に安すぎる製品は加熱ムラが起きやすい傾向があるため、取り扱い説明書やレビューをチェックしておくことをおすすめします。

単機能レンジの相場

単機能レンジの相場は安いもので5,000~1万円程度と言われています。容量の小さいモデルやシンプルなモデルは価格帯もリーズナブルな傾向があります。

一方で高性能なモデルは1万~3万円程度が各メーカーの価格帯です。

単機能レンジと他のレンジとの違い

電子レンジには単機能レンジの他に「オーブンレンジ」「スチームオーブンレンジ」の2つがあります。
ここでは、それぞれの特徴や単機能レンジとの違いをご紹介します。

オーブンレンジとの違い

オーブンレンジは食品を温める機能の他、オーブン機能やグリル機能も搭載している電子レンジです。じっくり熱を入れたい料理をはじめ、パンやケーキ作りにはオーブン機能、表面に焼き目をつける料理にはグリル機能が重宝します。

そのため、手の込んだ料理やお菓子作りをしたい方やさまざまな料理にチャレンジしたい方にはオーブンレンジが向いています。

逆に、ほとんど自炊をしない方やお弁当や冷凍食品で食事を済ませることが多い方などはオーブンレンジは機能を持て余してしまう可能性が高いと考えられますので単機能レンジで十分と言えます。

スチームオーブンレンジとの違い

スチームオーブンレンジはオーブンレンジの機能にスチーム機能(高温の蒸気を発生させて食材を調理できる機能)が追加されたものです。水蒸気を使う分、蒸し料理やヘルシーな料理などが簡単にできあがります。

スチームオーブンレンジには「簡易スチーム式」と「過熱水蒸気式」があります。前者は庫内に設置した水で水蒸気を発生させて食材を蒸したり温めたりするもの、後者は100度以上に熱した水蒸気を発生させて調理するものです。

オーブンレンジよりもさらに本格的な料理に挑戦したい方におすすめです。

単機能レンジを選ぶ際に注目したいポイント

単機能レンジを選ぶ際に注目したいポイント ※イメージです。

「いろいろな種類があって、どの単機能レンジを選んだら良いか解らない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。そのような場合は次のポイントに注目してみてください。

容量

単機能レンジは容量が少ないタイプが多いものの、住んでいる人数や温めるものなどによって、適した容量が変わります。一人暮らしなら18~20L程度、2人暮らしなら20~25L程度、3人以上なら25L以上が目安です。

ただし一人暮らしの方でも大皿を使うことが多い方や一度にたくさんの作り置きを作る方は容量が大きめのほうが使いやすいでしょう。

サイズ・設置スペース

単機能レンジの本体サイズ(外寸)をきちんと確認し、設置を予定しているスペースに問題なく収まるか調べてから購入することも大切です。

注意点は壁と電子レンジとの間に放熱スペースが必要なことです。電子レンジは熱を使用する家電のため、本体の側面・背面・天面に一定のスペースを確保する必要があります。

設置に必要なスペースは10cm前後が目安ですが、具体的にどれくらい必要なのかは各メーカーによって異なります。購入前に取扱説明書を確認したり、販売店で説明を受けたりしておくと安心です。

冷蔵庫の上に電子レンジを置きたい方は冷蔵庫の天板が耐熱仕様か?耐荷重は問題ないか?のチェックも必要です。

テーブルの種類

電子レンジには皿を乗せた回転台を回しながら食品を温める「ターンテーブル式」と、庫内にそのまま食品を置いて温める「フラットテーブル式」があります。
それぞれ次のようなメリット・デメリットや予算なども考慮して決めましょう。

  • 【ターンテーブル式】
  • 低価格で手に入れられる
  • フラットテーブル式よりも加熱ムラが起きやすい
  • 掃除の際は皿を取り外す必要がある
  • 【フラットテーブル式】
  • 価格はターンテーブル式よりも高めに設定されている
  • 加熱ムラが起きにくい
  • 掃除がしやすい

ワット数

食品を温める際に必要なパワーである「ワット(W)」は、数字が大きいほど短時間で食品を温められます。主流は最大出力が500~600W、解凍なら200Wですが、なるべく早く温めたいのであれば700W以上の出力に対応している製品を探すと良いでしょう。

ただし、高出力の製品ほど価格は高い傾向があります。特にこだわりがなければ500~600Wの単機能レンジにするのが無難と言えます。

周波数

日本では東日本と西日本で電子レンジの周波数が異なります。

低価格な単機能レンジは、どちらかの周波数に固定することで部品代を削減しているものが多いです。東日本にお住まいの方は50Hz、西日本にお住まいの方は60Hzの単機能レンジを購入する必要があります。

周波数が地域に合っていない場合の使用は禁止されていて、無理に使うと火事を引き起こすおそれもあるので危険です。

また、価格は少し高い傾向になりますが、日本全国で使用できるヘルツフリーの製品もあります。転勤を頻繁にする方や違う地方に引越し予定の方はヘルツフリーにすると買い替える手間を省けます。

扉の開き方

電子レンジの扉の開き方は縦開きと横開きの2パターンあります。どちらにするかは設置場所や高さ、利き手に合わせて選ぶと良いでしょう。

  • 【縦開き】
  • 単機能レンジの左右に物や壁があっても扉を開けられる
  • 利き手を問わない
  • 自分の目線より高い位置に設置した場合は食品を出し入れしにくい
  • 【横開き】
  • どのような高さに設置しても食品を出し入れしやすい
  • 扉を全開にしなくても食品の出し入れができる
  • 扉を開く方向に壁がある場合や左利きの方は使いにくさを感じる場合がある

センサーの有無

食品の温めを楽にしたい方はセンサーの有無をチェックしてみてください。製品によっては赤外線センサーや湿度センサー、重量センサーなどが搭載されているので食材に合った方法で加熱時間を調整してくれます。

  • 【赤外線センサー】
  • 食材から放出される赤外線量から表面温度を調べ加熱時間を調整する
  • 他のセンサーよりも精度は高いが、庫内の温度が高い状態で使用すると赤外線センサーが十分に働かないおそれがある
  • 【湿度センサー】
  • 食材からの水蒸気量から加熱時間を調整する
  • ラップやふたで密閉された状態、もしくは食材の水分が少ない場合は加熱しすぎるおそれがある
  • 【重量センサー】
  • 食材とお皿の重さから加熱時間を調整する
  • 使用するお皿が重いと加熱しすぎるおそれがある

それぞれ注意事項もありますが特性を理解していれば快適に使用できるでしょう。

自動あたため機能の有無

自動あたため機能は出力数も温め時間も設定することなく食品を自動で適温まで温めてくれる機能のことです。この機能があれば、手間をかけずに食品を温められるため、設定時間を気にせずに済みます。

仕事で忙しい方や料理に慣れておらず「どれくらい温めれば良いか解らない」と感じる方は自動あたため機能があると便利です。

自動あたため機能は搭載されているセンサーによって性能の高さが変わります。使い方によっては加熱しすぎ、もしくは加熱不足になる可能性があるため注意が必要です。

操作性

単機能レンジはダイヤル式とボタン式があります。他の要素も考慮しつつ、自分の向き・不向きに合わせて選んでみてください。

  • 【ダイヤル式】
  • ダイヤルを回すだけのシンプル操作なので機械の操作が苦手な方でも簡単
  • 自動あたため機能が搭載されていない可能性がある
  • 【ボタン式】
  • 温める時間を細かく調節したい方に向いている
  • 機械の操作が苦手な方は慣れるまでに時間がかかる可能性がある

デザイン

インテリアの雰囲気を統一したい方は単機能レンジのデザインも要チェックです。レトロなデザインのものやかわいいフォルムのもの、スタイリッシュなものなど、さまざまなデザインの単機能レンジが各メーカーから販売されています。

メーカー別の単機能レンジの特徴

単機能レンジはメーカーによってその特徴や傾向が異なります。

パナソニック®(Panasonic®)

パナソニック®はシンプルなモデルから高性能なモデルまで幅広くそろえているメーカーです。単機能レンジは主にフラットテーブルを採用しているので自動あたため機能を搭載しているモデルも多い傾向があります。

加熱ムラを防ぐ独自技術「スクリューアンテナ」を搭載しているモデルもあります。

東芝®(TOSHIBA®)

東芝®の電子レンジは高い加熱力が魅力です。単機能レンジもその影響を受けて短時間で食品を温めたい方に向いています。

フラットテーブルを採用しているモデルが多い傾向があります。

日立(HITACHI®)

日立の単機能レンジは使い勝手の良さが特徴です。庫内が比較的広く操作も簡単なため、老若男女問わず使えます。高い省エネ性能も魅力の一つです。

シャープ®(SHARP®)

シャープ®は独自のオーブンレンジを販売しており、レンジ・オーブン合わせて4種類のラインナップを展開しているメーカーです。単機能レンジのほとんどはダイヤル式で、操作しやすくスタイリッシュなデザインのモデルがそろっています。

アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマはリーズナブルな製品を幅広く展開しているメーカーで単機能レンジの価格も低めに設定されています。新生活を始める方や費用をなるべく抑えたい方におすすめです。

ターンテーブル式・フラットテーブル式、縦開き・横開き、ヘルツフリーなどさまざまなモデルがありますので生活空間に合ったものを選べます。

シロカ®

シロカ®の単機能レンジは性能の高さがメリットです。「やさしさ解凍」では、冷凍の食材をほど良く解凍し、熱の通しすぎや加熱ムラを防げます。独自のコーティング技術「さっピカコート®」によりお手入れが簡単なのも嬉しいポイントです。

山善®(YAMAZEN®)

山善®の電子レンジは製品のバリエーションの多さや誰でも使いやすいデザインが特徴です。省スペースのモデルもありますので一人暮らしの方やコンパクトなモデルを好む方にもおすすめです。

使いやすい電子レンジのご紹介

イオンスタイルオンラインでは使いやすい電子レンジを取り扱っています。さまざまなデザインのモデルがあります。

電子レンジの購入を検討している方はこちらをご覧ください。

まとめ

単機能レンジとは食品を温める機能のみが搭載されている電子レンジのことを指します。
生活スタイルに合った単機能レンジは異なりますので、ご自身が納得できる1台を見つけてください。