失敗しないベビーカーの選び方。
基礎知識と種類や機能をご紹介
更新日: 2024.11.3
※イメージです。
赤ちゃんと一緒にお出かけするときにはベビーカーは必要不可欠といっても過言ではありません。大切な赤ちゃんを守ってくれるだけではなく、ママやパパの負担も軽減してくれます。
しかし、ベビーカーと一口にいっても種類が豊富ですので、どれを選んでいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回はベビーカーの基礎知識・種類・機能などを踏まえつつ、失敗しないベビーカーの選び方をご紹介します。
ベビーカーの基礎知識【A型ベビーカー・B型ベビーカー】
ベビーカーには仕様が異なる次の2種類があります。
これは製品の安全性を保証する一般財団法人製品安全協会が定めた「SG基準」に基づいて区分・定義されているものです。
出典:SGマークについて|一般財団法人製品安全協会
主な違いを比較しましたので、こちらをご確認ください。
| |
A型ベビーカー |
B型ベビーカー |
| 対象月齢 |
1ヵ月もしくは4ヵ月~最長48ヵ月 |
7ヵ月~最長48ヵ月 |
| 使用方法 |
寝かせた状態で使用 |
座らせた状態で使用 |
| 使用時期の目安 |
首・腰がすわる前から使用可 |
腰がすわってから使用可 |
| 連続使用時間 |
寝かせた状態で2時間以内7ヵ月以上の月齢かつ座らせた状態は1時間以内 |
1時間以内 |
| 背もたれの角度 |
最も立てた状態で100°以上 最も倒した状態で150°以上(4ヵ月以降は130°以上) |
最も立てた状態で100°以上 |
| サイズ |
大きい |
小さい |
| 重量 |
重い |
軽い |
| 価格 |
高い |
安い |
A型ベビーカー・B型ベビーカーの詳細および補足情報もまとめました。
A型ベビーカー
A型ベビーカーは赤ちゃんを寝かせた姿勢で乗せるベビーカーのことです。生後1ヵ月と月齢の浅い時期から使用可能であり、首・腰がすわっていない赤ちゃんに対しても問題なく使うことができます。
1ヵ月健診が終わったら赤ちゃんと一緒に買い物や散歩ができるようになりますが、産後間もないママにとっては、なるべく身体に負担をかけたくないところです。この時期におすすめなのが、移動の負担を軽減できるA型ベビーカーです。
A型ベビーカーは衝撃吸収性に優れている点、後述する「両対面式」の製品が多い点もメリットです。頑丈かつ機能性も高いので、安心して使用できます。
逆に多機能なためにサイズが大きく重量があるというデメリットもあります。折りたたんだ状態でもスペースが必要ですので自宅や外出先で保管するときに注意が必要です。
また、性能に比例して価格も高い傾向があります。頻繁に買い替えるものではないとはいえ、出産前後は何かと出費がかさみやすいため、金銭的な負担が大きいと感じるかもしれません。
B型ベビーカー
B型ベビーカーは赤ちゃんを座らせた状態で乗せるベビーカーのことです。生後7ヵ月とある程度の月齢を重ねてから使用可能で、赤ちゃんの腰がすわってから使えるようになります。
B型ベビーカーは操作性や携行性を重視して設計されているため、全体的に軽量かつコンパクトです。折りたたんで持ち運びやすいので、お出かけの際も邪魔になりにくいタイプです。
また、メーカーや製品によって多少変動しますが、A型ベビーカーと比べて価格が安いこともメリットです。
デメリットとしては、第一に生後7ヵ月まで使ってはいけないことが挙げられます。B型ベビーカーだけ購入する場合は生後7ヵ月を過ぎるまで抱っこ紐を使って移動しなければならないため、ママやパパの負担が大きくなりがちです。
また、A型ベビーカーより価格が安い分、機能性で劣る点もデメリットといえます。「対面式」の製品がなかったり、リクライニングに対応していなかったりするため、状況によっては使いにくいと感じるかもしれません。
<補足>その他のベビーカー
A型ベビーカー・B型ベビーカー以外にもAB型ベビーカー・バギー・二人乗りベビーカーなどもあります。ただし、いずれもSG基準における正式な区分・定義が存在せず、先述の2種類を細かく分類したものです。
AB型ベビーカーはA型ベビーカーの区分に含まれるもので、A型ベビーカー+B型ベビーカーのタイプです。生後1ヵ月から使用可能かつ多機能・高性能でありながら、軽量・コンパクトに設計されているため、使い勝手は一番です。
バギーはB型ベビーカーの区分に含まれますが、B型ベビーカーより軽量・コンパクトな簡易タイプです。
二人乗りベビーカーは赤ちゃんを二人乗せることができるタイプです。双子や年子の赤ちゃんに向けて設計されたもので、縦型・横型の2種類があります。
機能・種類から考えるベビーカーの選び方
※イメージです。
ベビーカーの選び方は機能・種類から考えることもできます。
- シートの向き
- タイヤ
- 重量
- サイズ・折りたたみ方式
- 荷物カゴ
- トラベルシステム
- その他の機能
機能別に詳細をまとめました。
シートの向き
ベビーカーはシートの向きによって3種類に分類されます。
対面式は赤ちゃんと向かい合った状態で使うため、赤ちゃんの様子をいつでも確認できる点がメリットです。赤ちゃんもママやパパの顔が見えるので、お互いに安心感が生まれます。
背面式は赤ちゃんと同じ方向を向いて進行しますので、操作性や走行性に優れています。赤ちゃんが成長しても、比較的軽い力で押しやすい点がメリットです。
両対面式はA型ベビーカー特有の機能です。対面式・背面式を自由に切り替えられるのが特徴で、用途やシーンに応じて使い分けられます。
タイヤ
ベビーカーのタイヤは大きく分けると、2種類あります。
3輪タイプは前輪1・後輪2で走行しますので、安定性や走行性に優れている点がメリットです。小回りも利きやすいので曲がりくねった道や段差が多い道でもスイスイと進むことができます。
4輪タイプは前輪2・後輪2で走行しますが、3輪タイプと比べて軽量・コンパクトな製品が多いため、持ち運びやすい点がメリットです。さらに、シートのフィット感もあります。
また、タイヤについては「シングルタイヤ」「ダブルタイヤ」の違いにも注意が必要です。前者は各部にタイヤを1つずつ、後者は2つずつ装着しています。
シングルタイヤは走行性や静音性、ダブルタイヤは安全性や携行性に優れていますので、ご自分が求める性能に合わせて選びましょう。
重量
「軽量タイプ」と呼ばれるベビーカーは一般的に5kg以下の製品を指します。近年はA型ベビーカーも含めて3kg台のタイプもありますので、携行性を重視する方はチェックしたいところです。
ただし、軽量タイプは持ち運びこそ便利ですが、耐久性や機能性で劣るケースもあるため、重量と性能のバランスを考慮する必要があります。
サイズ・折りたたみ方式
「コンパクトタイプ」などの表記があるベビーカーは従来の半分程度のサイズまで小さく折りたためるので、収納性に優れています。
製品によっては自転車のカゴに入れられたり、飛行機に手荷物として持ち込めたりすることが可能なタイプもあります。また、近年はワンタッチ操作で折りたためるタイプも増えていますので、より優れた利便性を求める方はこの点もチェックしておくと良いでしょう。
荷物カゴ
ベビーカーのシート下にある荷物カゴは各メーカーの製品によって容量が異なります。大容量なら お出かけや買い物の際に便利ですが、ベビーカーのサイズ・重量も増える点には要注意です。
また、荷物を入れたまま折りたためるタイプ、後付けで荷物カゴをセットできるタイプもあります。
トラベルシステム
トラベルシステムとはシート部分をベビーカーから取り外して移動できる機能のことです。シート部分はチャイルドシート・バウンサー・キャリーなど、さまざまな用途で使用できます。
眠っている赤ちゃんを起こさず、車や自宅へ移動できるので便利です。ただし、重量が重くなる、価格が高い製品が多いといったデメリットもあります。
その他の機能
ベビーカーのその他の機能には次のようなものがあります。
- 自立機能
ベビーカー自体が自立するので、テーブルや棚の横に置きやすい
- ハイシート
座面の位置が高いので、照り返しの熱やホコリ・排ガスから遠ざけることができる
- UVカット
シート部分を幌で覆い、紫外線を防ぐ
失敗しないベビーカーの選び方【5つのチェックポイント】
ベビーカー選びで失敗しないためには、次の5つのチェックポイントが重要です。
- 安全性
- 赤ちゃんの快適性
- ママやパパの使用感
- 居住環境
- 移動手段
各チェックポイントの詳細もご紹介します。
安全性
ベビーカーは赤ちゃんを運ぶための製品ですので、赤ちゃんの安全性を最優先に考える必要があります。
国産メーカーの製品を購入する場合は安全基準を証明する「SGマーク」の有無を確認しましょう。海外メーカーの製品は国によって異なりますが、EUの「CEマーク」やアメリカの「ASTMマーク」などを確認しておくと良いでしょう。
赤ちゃんの快適性
ベビーカーの快適性が低いと、移動中に赤ちゃんがぐずついたり頻繁に泣き出したりしてしまう可能性も高まります。
そのため、シートの乗り心地・クッション性・フィット感などは要チェック項目です。また、赤ちゃんはよく汗をかくため、通気性や温度調節機能の確認も不可欠です。
ママやパパの使用感
ベビーカーを押すママやパパなど保護者の方にとって、できるだけ使いやすい製品を選ぶことも大切です。操作性や走行性はもちろん、持ち運ぶ際のサイズや重量もチェックしておきましょう。
例えば、同じタイプのベビーカーでもメーカーや製品によって使用感は異なるため、事前に試乗サービスなどを利用して確かめたいところです。
居住環境
ベビーカーの使用感は実際に使用する方の居住環境によっても変わります。
例えば、エレベーターのない集合住宅に住んでいる場合は持ち運びの労力が大きくなるため、軽量タイプやコンパクトタイプがおすすめです。一方、坂道が多いエリアに住んでいるなら、ハンドブレーキ付きの製品が適しています。
また、自宅の収納スペースの広さや高さも考慮しておくことも大事です。
移動手段
ベビーカーを選ぶ際はメインの移動手段を踏まえつつ、機能や性能をチェックすることも重要です。
例えば、電車やバスでの移動が多い場合は軽量で折りたためるタイプが使いやすいでしょう。一方、車での移動が多いなら、チャイルドシートとしても使えるトラベルシステムがあると便利です。
おすすめのベビーカーはこちら
イオンスタイルオンラインでは両対面ベビーカーやコンパクトに折りたためるベビーカーなど、さまざまなタイプのベビーカーをご用意しています。
利便性だけでなく安全性も実現したいママやパパなど保護者の方におすすめのベビーカーを取り揃えていますので、ぜひ一度ご覧ください。
まとめ
ベビーカーは主にA型ベビーカー・B型ベビーカーの2種類があり、そこからさらに細かくタイプが分かれています。使用する目的やシーン、居住環境や移動手段によって選ぶべきポイントが変わりますので、まずはご自身の環境や状況を確認してみましょう。
使い勝手の良いベビーカーを購入すれば、赤ちゃんとのお出かけがもっと楽しくなるはずです。