チャイルドシートの使用はいつまで(何歳まで)?
法律で定められている着用義務や注意点をご紹介!
更新日: 2024.11.18
※イメージです。
チャイルドシートはまだ適正にシートベルトを使えないお子さまのための装置で、自動車の座席に固定して使用することでお子さまの安全を守ります。製品によって対象年齢や体重などが異なるため、成長に応じた使い分けが求められます。
そこで今回はチャイルドシートの基礎知識に加え、年齢や体重別の製品タイプ、使用上の注意点などをご紹介します。
チャイルドシートの基礎知識
チャイルドシートは交通事故の被害からお子さまを守るために使用する乗員保護装置です。ハーネス(肩ベルト)が付いた専用のシートを自動車の座席に固定して使用します。
乳幼児は体格が小さく、自動車の座席のシートベルトを正しく着用できません。そのためチャイルドシートを使用して、交通事故の際に車外に投げ出されることを防いだり、衝突の衝撃を骨格の強い部分に分散させたりして被害を軽減させます。
チャイルドシートの使用は何歳から何歳まで?
チャイルドシートの使用が必要な年齢について、法律などをもとにご紹介します。
法律では6歳未満の使用が義務付けられている
道路交通法(第71条の3第3項)では、自動車の運転者に対し「幼児用補助装置(チャイルドシート)を使用しない幼児(6歳未満の子ども)を自動車に乗せて運転してはならない」と定めています。ただし、病気などの理由でチャイルドシートの使用が適当でない場合などは免除されます。
つまり、赤ちゃんが生まれて病院を退院する時点から6歳になるまで、お子さまを自動車に乗せる際にはチャイルドシートを着用させなくてはなりません。
警察庁の調査(令和元年~令和5年合計)によると、交通事故の際に幼児がチャイルドシートを使用していなかった場合の致死率は適正使用者の約4.2倍となっています。お子さまの安全や命を守るためにも、チャイルドシートは必ず使用しなくてはなりません。
なお、6歳未満のお子さまにチャイルドシートを着用させずに自動車に乗せた場合は「幼児用補助装置使用義務違反」として、違反点数1点が付加されます。
参考:警察庁「子供を守るチャイルドシート」
体格によっては6歳以上でもチャイルドシートが必要
道路交通法では幼児に対するチャイルドシートの使用が義務付けられていますが、6歳以上でもチャイルドシートが必要な場合があります。
例えば、自動車のシートベルトを安全に着用できる目安は身長がおおむね140cm前後に達してからです。つまり、6歳を過ぎても身長がおおむね140cm前後に満たないお子さまはシートベルトを適正に使用できません。このように、体格などによりシートベルトの使用が適さないお子さまに対しては、チャイルドシートの使用が推奨されています。
チャイルドシートはお子さまの成長に応じた使い分けを
チャイルドシートにはいくつかのタイプがあり、対象年齢や体重・身長などは製品によっても異なるため、お子さまの成長に応じた使い分けが必要です。ここでは主なタイプをご紹介します。
乳児専用タイプ(ベビーシート):新生児~1歳くらいまで
乳児専用タイプの対象となる体重は10kgくらいまで、年齢は新生児~1歳くらいまで使用可能で、ベビーシートとも呼ばれます。進行方向に対して、お子さまが後ろ向きになるよう取り付けるのが特徴です。
なお、チャイルドシートは新安全基準R129により、15ヵ月未満(身長76cm未満)までは後ろ向きに装着するよう定められています。
乳児・幼児兼用タイプ(チャイルドシート):新生児~4歳くらいまで
乳児・幼児兼用タイプのチャイルドシートの対象となる体重は18kgくらいまで、新生児~4歳くらいまでの使用が可能です。
15ヵ月未満(身長76cm未満)まではチャイルドシートを後ろ向きに使用し、時期が来たら取り付け直す必要があります。座面が回転できて、後ろ向きの設置(乳児用)と前向きの設置(幼児用)とが使い分けできる製品もあります。
幼児用タイプ(チャイルドシート):1~4歳くらいまで
幼児用タイプのチャイルドシートは体重10~18kgくらいまで、年齢は1~4歳くらいまでが対象です。新生児期のみ使える乳児用チャイルドシート(ベビーシート)を使用していた場合は1歳頃にこの幼児用タイプか乳児・幼児・学童兼用タイプに切り替える必要があります。
ただし、お子さまの成長が早いと、4歳になる前に幼児用タイプでは体格に合わなくなる可能性もありますので体重が18kgを超えたら見直しを検討しましょう。
乳児・幼児・学童兼用タイプ(チャイルドシート・ロングユース):新生児~7歳くらいまで
乳児・幼児・学童兼用タイプのロングユースチャイルドシートは体重25kgくらいまで使用可能で、新生児~7歳くらいまで長く使えるタイプです。多くはお子さまの成長に合わせてモードをチェンジして使用します。
買い換えが必要ないように思えますが、予想外にお子さまが成長したり、弟や妹が増えたりしたときには検討が必要になります。
学童用タイプ(ジュニアシート):4~10歳くらいまで
学童用タイプのチャイルドシートは体重15~36kgくらい、年齢は4~10歳くらいまで使用でき、ジュニアシートとも呼ばれます。お子さまの身長が100cmを超えるとチャイルドシートではサイズ的にきつく感じる場合がありますので年齢にこだわらずジュニアシートへの交換を検討しましょう。
前述のとおり、6歳以上のお子さまに関してはチャイルドシートを使用するよう法律で義務付けられているわけではありません。しかし、6歳になっていても、身長や体重によってはシートベルトの使用が適さない場合もあります。お子さまの身長がおおむね140cm前後未満の場合には、安全のためジュニアシートの使用を続けるようにしましょう。
チャイルドシートの買い換え時
チャイルドシートを買い換えるタイミングはお子さまの成長や自動車に乗る頻度、きょうだいの数などによっても異なります。買い換えで多いのは、乳児・幼児兼用(チャイルドシート)から、学童用(ジュニアシート)に買い換えるパターンです。
ただし、きょうだいが多い場合は乳児・幼児・学童期に合わせて、ベビーシート・チャイルドシート・ジュニアシートと交換・ローテーションして使用する方法もあります。
チャイルドシート使用時の注意点
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チャイルドシートは適切に使ってこそ、効果があるものです。ここでは使用時の注意点をご紹介します。
チャイルドシートはできるだけ後部座席に
チャイルドシートを助手席に設置すると、事故でエアバッグが膨張した際にお子さまに被害がおよぶ恐れがあります。そのため、チャイルドシートにお子さまを乗せる際には、できるだけ後部座席を利用することが推奨されています。
どうしても助手席にお子さまを乗せざるを得ない場合は助手席のシートを一番後ろまで下げ、チャイルドシートは前向きに取り付けてください。
国土交通省の安全基準に適合したチャイルドシートを使用する
国土交通省の安全基準に適合していないチャイルドシートでは衝突時にお子さまの安全を守れない恐れがあります。国土交通省の安全基準に適合しているかどうかは、製品に表示されるマーク(「自」マークや「E」マーク)で確認が可能です。
年齢だけでなく体格にあったものを選ぶ
シートベルトを適切に使える身長の目安は おおむね140cm前後です。シートベルトに適さない体格のお子さまがシートベルトを利用すると事故の衝撃により、首や腹部を損傷する可能性もあります。
つまり、6歳以上のお子さまでも、身長や体格などによりシートベルトを適切に着用できない場合はチャイルドシートを使用する必要があります。
チャイルドシートはイオンスタイルオンラインで
イオンスタイルオンラインではタイプの異なるチャイルドシートを取りそろえています。
新生児から4歳頃まで使用できる回転式チャイルドシートや、モードチェンジにより新生児から12歳頃まで使えるロングユースモデルなど、さまざまなタイプをご用意しています。チャイルドシートをお探しの方はこちらをご覧ください。
まとめ
道路交通法では6歳未満のお子さまを自動車に乗せる際には、チャイルドシートの使用が義務付けられています。チャイルドシートは製品ごとに対象となる体重や年齢が異なりますので購入の際にはしっかり確認しましょう。
また、15ヵ月未満のお子さまの場合はチャイルドシートを後ろ向きに装着することや、自動車に乗せる際にできるだけ後部座席に装着するなど、使用時の注意点もあります。
チャイルドシートを選ぶ際には、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてください。