ジュニアシートは3歳から使える?
切り替えのタイミングや選び方をご紹介
更新日: 2024.11.23
※イメージです。
お子さまが大きくなってくると「チャイルドシートからジュニアシートに切り替えるのはいつ?」「ジュニアシートは3歳から使える?」という疑問が出てくるでしょう。チャイルドシートやジュニアシートは お子さまの安全のためにも年齢や体格に合ったものを使用する必要がありますが、どのタイミングで切り替えれば良いのでしょうか。
そこで今回はジュニアシートに切り替えるタイミングやジュニアシートの種類、選び方、注意点をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
ジュニアシートの基礎知識
ジュニアシートとは3~4歳以上を対象にした学童用のチャイルドシートを指します。自動車のシートベルトは大人の体格に合わせて作られているため、学童の場合は お子さまの体型に合ったシートを補助的に使用する必要があります。ジュニアシートの着用対象は身長100cm、体重15kg以上が目安です。
道路交通法により、6歳未満の乳幼児を乗車させる際にはチャイルドシートを使用することが義務付けられています。6歳以上になるとチャイルドシートを付ける義務はなくなりますが、6歳前後ではまだシートベルトが体格に合わないケースも少なくありません。シートベルトは身長140cm以上を想定して設計されているため、しっかりシートベルトが付けられるようになるまでは、安全のためにジュニアシートを着用しましょう。
チャイルドシートとジュニアシートの違い
チャイルドシートとは広義では「ベビーシート」「ジュニアシート」を含めた総称です。ただし、ベビーシートとジュニアシートの間に区分されるものも、一般的にはチャイルドシートと呼ばれます。後者の観点でチャイルドシートとジュニアシートを比べたときの違いは、使う時期・適応する身長または体重・機能の3点です。チャイルドシートは幼児学童用で、1歳頃~4歳頃まで使われます。一方ジュニアシートは学童用で、3~4歳以上が対象です。
しかし、実際には年齢が同じでも身長や体重に差がある場合が少なくありません。そのため、チャイルドシートやジュニアシートの対象区分は、多くの製品で幅のある設定となっています。中には、チャイルドシートとジュニアシートを兼用した11歳頃まで使えるタイプもあるなどメーカーや製品によってさまざまです。
ジュニアシートに切り替えるタイミング
ジュニアシートの切り替えを検討する際にまず基準となるのが年齢です。
新生児期~0歳までは、ベビーシートを使用する必要があります。新生児期から3~4歳頃まで使用できるチャイルドシートもあるため、使用できる期間を踏まえてどの製品を選ぶのか決めるのも良いでしょう。
1歳頃~4歳頃にかけて使用するのがチャイルドシートです。使用していたベビーシートが小さく感じるようになったらチャイルドシートへの切り替えを検討しましょう。同様に、チャイルドシートが窮屈になってくる3~4歳頃がジュニアシートへの切り替えのタイミングです。
また、年齢以外にも下記の点を踏まえてジュニアシートへの切り替えを検討しましょう。
- お子さまの身長または体重がチャイルドシートで決められている基準から外れるとき
- 「高さが合わない」「シートが狭い」など安全性に不安や気になる点が出てきたとき
- 乗せ降ろしに時間がかかるようになったとき
- お子さまが嫌がるようになったとき
チャイルドシートからジュニアシートに切り替えるタイミングは法律で厳密に規定されているわけではないため、各家庭で判断する必要があります。お子さまが増える予定があればチャイルドシートをお下がりとしても使えるため、タイミングを合わせて切り替えるのも良いでしょう。
ジュニアシートの種類
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ジュニアシートの種類は大きく「背もたれ付き」と「ブースターシート」の2つに分けられます。それぞれの特徴や適しているケースをご紹介します。
背もたれ付き
背もたれ付きは「ハイバックジュニアシート」とも呼ばれ、首や背中をしっかり守れる安全性が高いタイプです。ヘッドレストによって頭部も保護できる「フルサイズジュニアシート」というものもあります。お子さまが小さいうちは、より安定性の高い姿勢で座れる背もたれ付きがおすすめです。
お子さまが楽な姿勢を取りやすいように、多くの製品で背もたれやヘッドレストが調整できるようになっています。折りたたみ式になっているものも多く、持ち運びも苦になりません。
また、チャイルドシートとジュニアシートを兼用できる、大型サイズのものもあります。持ち運びが大変な点がデメリットですが、より安定性が高く全身をしっかり保護することができます。
ブースターシート
ブースターシートは背もたれやヘッドレストがなく座面だけのジュニアシートです。背もたれ付きよりも少し年齢が上のお子さまが対象で、着座位置を上げて、シートベルトを適正に装着するための補助目的で使用します。
比較的安価な点や、コンパクトで持ち運びや乗せおろしが楽な点がメリットで、カーシェアリングやレンタカーを利用する際は便利でしょう。最近では、背もたれ付きタイプの背もたれを外してブースターシートとして使えるものが主流で、長く使うことを想定すれば途中で買い換える必要がありません。
ジュニアシートの選び方
ジュニアシートはメーカーや製品によってさまざまありますので、何を基準に選ぶべきか悩む方は多いでしょう。ここでは、最適なジュニアシートの選び方をご紹介します。
年齢・身長・体重に適しているか
ジュニアシートは長くて11歳頃まで使用する可能性があります。ただし、ジュニアシートを安全に使用するためには、年齢だけではなく、シートの適応身長・体重がお子さまの体格と合っているかの確認が必須です。体格に合っていないものを使用すると、座り心地が悪いだけでなく、万が一事故が発生した場合に大きな怪我につながるおそれがあります。
シート選びの際には、まず対象となる年齢・身長・体重が適合するものをピックアップし、その中からその他の条件で絞り込んでいくのが良いでしょう。
しっかり固定できるか
ジュニアシートの取り付け方法には、主に「ISOFIX(アイソフィックス)」と「シートベルト固定」の2種類があります。
ISOFIXタイプはシートベルトを使用せず専用のコネクタでジュニアシートと座席を連結させるタイプです。後部座席にISOFIX専用の取り付け器具が付いている車種であれば、しっかり固定できて取り外しも簡単に行なえます。コネクタで固く連結されているため、お子さまが自分で取り外してしまう心配もありません。
2012年7月以降に発売された自動車はISOFIXへの対応が義務化されていますが、それ以前の自動車には設置されていない場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
シートベルト固定タイプは自動車のシートに備え付けられているシートベルトでジュニアシートを固定します。車種に関係なく使用可能ですが、安全に使用するためには正しく固定する必要があります。取扱説明書などをしっかり確認して適切に装着しましょう。
大きさはどれくらいか
ジュニアシートにはさまざまな大きさの製品があるため、車内の広さを確保できるサイズかどうかも念頭に置いて比較・検討しましょう。背もたれ付き・ヘッドレストタイプで機能が充実した製品は、サイズや重さも大きくなります。同じシートでも設置する車種によって確保できるスペースは変わってくるでしょう。
家族が座れるスペースが確保できるか、荷物はどれだけ置けるかといった点をイメージして適切なサイズを選ぶ必要があります。
お手入れはしやすいか
お子さまの食べこぼしや飲み物、汗などで汚れることを考慮して、お手入れしやすく清潔に使用できるものを選ぶことも重要です。ジュニアシートを手洗いするのは大変ですので、背もたれや座面をばらばらに外せて、洗濯機で丸洗いできるものを選ぶのがおすすめです。
また、カバーを着脱できるものであれば汚れた部分だけ洗えるので、より扱いやすいでしょう。
持ち運びやすいか
自動車の台数や乗る人数が頻繁に変わるなどで付け外しが多い場合は、持ち運びや乗せ降ろしのしやすさも重要です。背もたれ付きのタイプでも、折りたたみ式になっている製品は少なくありません。コンパクトで軽量なものを選べば、持ち運びや乗せおろしの際に負担が少なく、シートの移動もスムーズに行なえます。
どのような素材か
ジュニアシートはメーカーや製品によって素材も異なります。素材選びで押さえておきたいのはクッション性と通気性です。クッション性や通気性が悪いものを選ぶと、お子さまが座るのを嫌がる可能性があります。長時間乗っていても快適に過ごせるように、クッション性に優れていて、蒸れにくいメッシュ素材のものを選ぶと良いでしょう。
機能性はどうか
製品によっては、サイドにドリンクホルダーが付いているものもあります。飲み物やおもちゃなどを手元に置いておけるため、お子さまにとっても嬉しい機能です。
また、リクライニング機能があれば、ジュニアシートの背もたれを車の座席にぴったり合わせやすくなります。お子さまが寝てしまった際も起こさずに姿勢を調整してあげられるメリットもあります。ただし、背もたれを倒しすぎるとかえって苦しい体勢になることがありますので説明書の注意事項をしっかり確認して正しく使用しましょう。
その他にもメーカーや製品によって搭載されている機能はさまざまです。安全性にはしっかり配慮しつつお子さまに合ったものを選びましょう。
ジュニアシートを選ぶときの注意点
ジュニアシートを選ぶ際にはいくつか注意点があります。特に押さえておきたい点をご紹介します。
価格だけで選ばない
ジュニアシートはメーカーや製品によって価格幅が広く、数千円で買えるものもあれば5万円前後のものもあります。ブースタータイプは比較的低価格ですが、幼児にあたる小さなお子さまが使用するには安全性に不安があり、値段が上がったとしても背もたれ付きのタイプを選ぶ必要があります。
ジュニアシートは お子さまの安全を守るための製品であることをしっかり考慮し、安全性や乗り心地に比重を置いて選ぶことが大切です。
後部座席に取り付けることを想定しておく
ジュニアシートを取り付ける場所は法律で規定されておらず、助手席に設置しても違反にはなりません。しかし、安全面を考慮してできるだけ後部座席に設置するようにしましょう。
ほとんどの自動車は助手席にエアバッグが設置されているため、万が一衝突事故が発生したときに、作動したエアバッグにお子さまが押しつぶされてしまう危険があります。どうしても心配で助手席に乗せたい場合はシートを一番後ろに下げてエアバッグが届かないようにする方法もありますが、あまりおすすめはできません。
ジュニアシートは基本的に後部座席に取り付けることを想定して、大きさなどを考えるようにしましょう。
お子さまが気に入ってくれるものを選ぶ
体に合わないジュニアシートを選ぶと、お子さまがぐずってしまうことがあります。しかし、運転中に取り外すことは危険ですので避けなければなりません。お子さまが嫌がらないように、シート選びの段階で体格に適したタイプや素材を考慮し、乗り心地が良いものを選びましょう。
安全基準に適合しているものを選ぶ
国土交通省の安全基準を満たしたジュニアシートには、対象とする体重の範囲などが記載された「Eマーク」や「自マーク」と呼ばれる認定マークが付いています。国土交通省では未認証製品の危険性について注意喚起を行なっていますので、認定マークの付いていない製品を使用しないよう呼びかけています。シートを選ぶ際はEマークや自マークが付いているかをよく確認しましょう。
加えて、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構ではチャイルドシートの前面衝突試験と使用性評価試験を行なっています。試験結果は「優」「良」など4段階で評価・公表されていますので安全性の高さを確認する目安になります。
また、海外メーカー製品の場合は国内の基準ではなく国際基準を確認する必要があります。海外製のジュニアシートを選ぶ際は「国連の車両・装置等の型式認定相互承認協定」に基づく新安全基準R129、または以前の安全基準R44に適合しているものを選びましょう。
お子さまに最適な製品が見つかる!おすすめのジュニアシートをご紹介
イオンスタイルオンラインでは お子さまの適応年齢や体格別のジュニアシートを多数取りそろえています。取り付け方法別に、ISOFIXタイプもしくはシートベルト固定タイプで絞り込んでお探しいただくことも可能です。ぜひチェックしてみてください。
まとめ
チャイルドシートからジュニアシートに切り替えるタイミングは年齢だけでなく身長・体重も考慮して検討する必要があります。6歳以降はチャイルドシートの着用義務はなくなりますが、6歳前後ではまだシートベルトを適切に装着できず、ジュニアシートが必要になる場合が多いでしょう。
今回ご紹介した選び方のポイントや注意点を参考に、お子さまの体格に合った、安全で負担が少ないジュニアシートを選んであげてください。