羽毛布団の選び方!おすすめ商品も併せて紹介

更新日: 2021.8.16

羽毛布団の選び方!おすすめ商品も併せて紹介

羽毛布団は、オールシーズン快適な寝心地をもたらしてくれるアイテムです。しかし、販売されている羽毛布団の値段や品質はさまざま。どのような点をチェックして選べば良いかわからない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は羽毛布団の購入を検討している方へ、羽毛布団の魅力や選び方・おすすめ商品をご紹介します。

■羽毛布団には魅力がたくさん

最初に、羽毛布団の特徴やメリットを見ていきましょう。

  • ・軽さ
    羽毛布団は、綿の布団に比べてとても軽いため、圧迫感が少なく身体に負担がかかりにくいです。また、軽いため寝返りがしやすいことも羽毛布団のメリットの一つです。
  • ・保温性
    羽毛にはたくさんの空気を含む性質があります。身体から伝わる体温を羽毛の空気層がキャッチして、あたたかさを保ってくれます。
  • ・吸湿性・放湿性
    羽毛は吸湿性と放湿性が高く、睡眠中の汗を吸収・放出してくれるため、布団内に湿気がこもりにくいというメリットがあります。湿気が溜まりにくい分、布団を頻繁に干す必要がないので、お手入れも簡単です。
  • ・耐久性
    羽毛布団は、耐久性にとても優れています。定期的に正しいお手入れをすることで、一般的には10~15年ほどの使用が可能です。

■羽毛布団の選び方

羽毛布団の選び方

羽毛布団の使用感は、羽毛の種類や配合の割合、キルティング方法や側生地などによって変わってきます。ここでは、丈夫で寝心地の良い羽毛布団を選ぶポイントをご紹介します。

◇羽毛

羽毛の形には、タンポポの綿毛のようにふわふわと丸い「ダウン(ダウンボール)」と、軸のある羽根の「フェザー」があります。ダウンのほうがフェザーよりも膨らみやすい羽毛です。

羽毛布団の商品説明には、羽毛の配合比率が「ダウン○% フェザー○%」のように表示されています。ダウンの比率が多いほど、より軽くてあたたかい布団だといえます。

また、羽毛の種類は大きく分けて以下の3つです。

1. ダック

2. グース

3. マザーグース

ダウンボールの大きさは鳥のサイズによって変わり、ダック<グース<マザーグースの順に大きくなります。

ダウンボールの大きさに比例して空気の層が厚くなるため、大きなダウンボールを使うほど、よりボリューム感とあたたかさを保ちやすくなります。

また、羽毛の膨らみを評価する「ダウンパワー」もチェックしましょう。ダウンパワーは羽毛1g当たりの体積を測定したもので、「dp」や「cm³/g」などの単位で表記されます。ダウンパワーが高いほどかさ高になり、保温性が高まると考えられます。

◇キルティング方法

羽毛布団には、羽毛の片寄りを防ぐためにマス目をつけたキルト加工が施されています。

表と裏の生地を縫い合わせた平面キルトや、表生地と裏生地の間にマチをつくって高さを出す立体キルトなど種類もさまざまです。

片寄りがあるとあたたかさに差ができてしまうため、キルティング方法もしっかりチェックしましょう。

例えば、実用新案登録済の「あったかVゾーンキルト」は、冷気の入りやすい襟元をふっくらと仕上げてあり、肩や首の冷えが気になる方におすすめです。独自のキルトパターンで身体にフィットし、あたたかさを逃しません。

◇側生地

側生地がかたいと、羽毛布団と身体の間に隙間ができやすく、そこから暖気が逃げてしまいます。そのため、フィット感のあるしなやかな生地を選びましょう。

羽毛布団によく使われる側生地には、綿やシルクなどの天然素材や、ポリエステルなどの合成繊維があります。

綿は吸湿性・放湿性に優れ、肌触りがサラッとしているのが特徴です。ポリエステルは洗濯しても縮まず、軽くて丈夫な素材で、価格も安く押さえられます。2つの素材の良いところを合わせた、ポリエステルと綿の混合素材もおすすめです。

羽毛は小さな穴からも飛び出しやすいため、洗える羽毛布団の場合は生地の密度もチェックしましょう。また、生地に撥水加工がしてあると汚れにくくて安心です。

■冬用も、春夏秋用も!快適&清潔な「洗える羽毛布団」

清潔さを重視したい今、羽毛布団のなかでも自宅で洗濯できる商品が特に注目を集めています。

イオンスタイルオンラインでは、ダウン85%~、ダウンパワー330 cm³/g~の高品質な「洗える羽毛布団」をご用意しています。高密度な側生地を使用しているので、洗濯しても羽毛が吹き出しにくいのが特徴です。

種類やサイズも豊富に取りそろえていますので、羽毛布団をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

■まとめ

羽毛布団は軽くて保温性や調湿性に優れ、冬だけでなくオールシーズン活躍する布団です。「羽毛布団は品質の見極めが難しそう……」と、なかなか手が出せなかったという方も、今回ご紹介したポイントを押さえて、快適な眠りを支える羽毛布団をぜひ探してみてください。