スーツケースのサイズの測り方。
スーツケースのサイズ・重量制限の目安とは?
機内持ち込みの重量制限や宿泊日程別おすすめサイズもご紹介
更新日: 2025.8.20
※イメージです。
旅行や出張のとき に荷物を入れるスーツケースにはさまざまな種類があり、用途によってデザインや容量は大きく異なります。旅の日数や目的に合わせて選ぶのが基本ですが、具体的にはどのように選べば良いかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
また、交通手段に航空機を利用する場合は機内持ち込みや無料でチェックインカウンターに預けられる スーツケースのサイズや重量が決まっています。サイズ・重量が規定値を超えてしまうと、預けることができなかったり追加料金を取られたりしてしまいますので正しく測定する必要があります。
簡単にまとめると、スーツケースのおすすめサイズは1~2泊【35L以下】、3~5泊【40L~60L】、5~7泊【60L~80L】、7泊以上【80L~】が大まかな目安になります。また、航空機を利用する場合は機内持ち込み手荷物や受託手荷物の規定を事前に確かめておく必要があります。
今回はサイズや重量の測り方、機内持ち込みの重量制限の目安、宿泊日数ごとのおすすめサイズなど、スーツケースを選ぶために知っておくべき情報をご紹介します。
スーツケースのサイズはどのように測る?
まず、スーツケースのサイズの測り方についてご説明します。
スーツケースのサイズは「全体サイズ」で測る
スーツケースのサイズには「本体サイズ」と「全体サイズ」の2種類があります。
本体サイズはスーツケース本体のみのサイズのことを指します。一方、全体サイズは本体に付いているキャスターやハンドルなどの出っ張り部分もすべて含めて測った全体(ハンドルは最短に縮めた状態)のサイズのことです。
航空会社で規定されているサイズは全体サイズで測ったものが適用されています。航空機を利用する予定がある方は全体サイズに着目してスーツケースを選びましょう。
なお、荷物をたくさん詰めてスーツケースが膨らんでしまった場合は膨らんだ分も含めての計測が必要です。
スーツケースの「縦」「横」「高さ」を測る
機内に持ち込める手荷物や無料で預け入れられる荷物の大きさは、「縦」「横」「高さ」のそれぞれが「〇cm以内」、もしくは3辺の合計によって規定されています。
また、航空会社によっては「3辺の合計が◯㎝以内、かつ◯㎝×◯㎝×◯㎝を満たすもの」のように、3辺の合計と3辺それぞれの長さの両方で規定されてい ます。
利用予定の航空会社のホームページを確認し、機内持ち込み手荷物や受託手荷物(チェックインカウンターで預ける荷物)の規定を確認した上でスーツケースを選びましょう。
「スーツケースのサイズ・重量制限の目安とは?」の見出しでも、いくつかの航空会社の規定を掲載していますので、スーツケースの選ぶ際の目安として参考にしてみてください。
海外の航空会社の場合、スーツケースのサイズは「インチ」で表されていることもある
海外の航空会社ではスーツケースのサイズを「インチ」で表示する こともあります。
1インチ=2.54㎝ 、1㎝=約0.39インチです。適宜変換してご使用ください。
スーツケースの重量はどのように測る?
機内持ち込み手荷物や受託手荷物はサイズだけでなく重量も規定されています。
航空会社の重量制限はスーツケースの重さと中に入っている荷物の重さの合計を測定します。そのため、軽いスーツケースを選べばその分たくさんの荷物を詰められます。
通常、重量オーバーが発生してしまうと、超過したキロ数に応じて追加料金を支払わなければいけないため、事前に計測して超過していないかどうかを確かめることをおすすめします。
しかし、スーツケースを自宅の体重計に乗せて重さを測ろうとしてもスーツケースが大きくて体重計のメモリ部分が隠れてしまい、読めないことがあるかもしれません。そのような場合、最初にご自身の体重を測り、次にスーツケースを持った状態で再び体重を測ります。その後、スーツケースを持った状態の重さからご自身の体重を引くことで、スーツケースの重さを測定できます。
体重計がない場所でスーツケースの重量を測りたい場合はコンパクトで携帯しやすいラゲッジスケール(荷物用はかり)を購入しておくのもおすすめです。インターネット通販で1,000円程度から購入できます。
スーツケースのサイズ・重量制限の目安とは?
スーツケースのサイズ制限や重量制限は航空会社ごとに違いがあります。利用予定の航空会社のホームページを確認し、制限内に収まるスーツケースを選びましょう。
機内持ち込み手荷物と無料で預け入れできる荷物のサイズ・重量の例を国内線、国際線に分けていくつかご紹介します。
国内線に機内持ち込みできるサイズ・重量
| 航空会社 |
サイズ制限 |
重量制限 |
| JAL、ANA(100席未満の航空機) |
3辺の合計100cm以内かつ45×35×20cm以内 |
10kg以内 |
| JAL、ANA(100席以上の航空機) |
3辺の合計115cm以内かつ55×40×25cm以内 |
10kg以内 |
| ジェットスター |
56×36×23cm以内 |
7kg以内 |
| ピーチ |
50×40×25cm以内 |
7kg以内 |
国内線に無料で預けられるサイズ・重量
| 航空会社 |
サイズ制限 |
重量制限 |
| JAL |
50×60×120cm以内 |
20kg以内 |
| ANA |
3辺の合計203cm以内 |
20kg以内 |
| ジェットスター |
サイズ制限なし |
40kg以内(有料) |
| ピーチ |
3辺の合計203cm以内 |
20kg以内 |
国際線に機内持ち込みできるサイズ・重量
| 航空会社 |
サイズ制限 |
重量制限 |
| JAL、ANA |
3辺の合計115cm以内かつ55×40×25cm以内 |
10kg以内 |
| マレーシア航空 |
56×36×23cm以内 |
7kg以内 |
| ブリティッシュ・エアウェイズ |
56×45×25cm以内 |
23kg以内 |
| デルタ航空 |
3辺の合計114cm以内かつ56×35×23cm以内 |
重量制限なし |
国際線に無料で預けられるサイズ・重量
| 航空会社 |
サイズ制限 |
重量制限 |
| JAL |
3辺の合計203cm以内 |
23kg以内 |
| ANA |
3辺の合計158cm以内 |
23kg以内 |
| マレーシア航空 |
3辺の合計158cm以内 |
23kg以内 |
| ブリティッシュ・エアウェイズ |
90×75×30cm以内 |
23kg以内 |
| デルタ航空 |
3辺の合計157cm以内 |
23kg以内 (有料) |
※2024年12月現在の情報
宿泊日数別 スーツケースのおすすめサイズをご紹介!
※イメージです。
宿泊日数や旅の目的、季節などによって荷物の量は変わってきます。「大は小を兼ねる」とは言いますが、荷物の量が少ないのにスーツケースのサイズが大きすぎると運びにくく、移動が億劫になってしまいかねません。ちょうど良いサイズのものを選ぶのがおすすめです。
ここからは、宿泊日数ごとにスーツケースのおすすめサイズをご紹介します。
1~2泊【35L以下】
近場へのちょっとした旅行や移動量が多い旅行には高さは50cm程度、35L以下の持ち運びやすいスーツケースがおすすめです。
3辺の合計が115㎝以内であれば機内に持ち込めますので、荷物を預ける手間もなく便利です。効率良く移動ができ、ビジネスにもぴったりです。
3~5泊【40L~60L】
年末年始やゴールデンウィークを利用して3~5泊程度の国内旅行や近隣の国への海外旅行を考えている方は高さ60㎝程度、容量40L~50Lほどのスーツケースがあると良いでしょう。比較的運びやすく、移動が多くても疲れにくいので安心です。
5~7泊【60L~80L】
1週間ほどの旅行を考えている方には高さ60cm程度、容量60L~80L程度のスーツケースがおすすめです。国内旅行からヨーロッパやリゾート地への海外旅行まで、さまざまな用途に使えます。
このサイズの場合、3~5泊でも荷物が多くなりがちな方やお土産をたくさん購入したい方にもおすすめのサイズです。
7泊以上【80L~】
1週間以上の長期旅行を考えている方には高さ70㎝以上、容量80L以上のスーツケースがおすすめです。家族旅行でお子様の荷物がかさばる場合にも重宝するサイズです。
ただし、大きいスーツケースはそれ自体が重くなりやすく、階段などで持ち運ぶのが困難です。航空機の機内に預ける際、サイズや重量が規定を超えて追加費用がかかる可能性もあるため事前に測っておきましょう。
スーツケースにはどのような種類がある?
スーツケースの違いはサイズだけではありません。素材や見た目によって、ハードケースタイプ、ソフトケースタイプ、トランクケースタイプの3種類に分かれます。
ハードケースタイプ
ハードケースタイプのスーツケースは頑丈で耐久性が高く、荷物を衝撃から守ってくれる点がメリットです。さまざまな素材が使われていますが、割れにくく軽いポリカーボネートという素材が主流 です。他に、ABS樹脂やカーボン樹脂、ポリプロプレンなどが使われることもあります。
ハードタイプのスーツケースの中でも、本体が金属製(アルミニウム合金)のものは特に丈夫で長持ちします。へこんで形が崩れても叩いて修理することが可能です。ただし、プラスチック製のものと比べると重いため、なるべく荷物の持ち運びで疲れたくないと考える方には不向きかもしれません。
ソフトケースタイプ
ソフトケースタイプのスーツケースは本体が布地で作られているためプラスチックのように割れる心配がありません。また、ハードケースタイプと比べると重量が軽いため航空機利用時の重量制限にひっかかりにくいのも嬉しいポイントです。
ただし、ソフトケースタイプのデメリットはハードタイプと比べて衝撃や水に弱いことです。また、治安が悪い地域を移動する際は刃物で切られて中の荷物を盗まれてしまう恐れもあるため注意しなければなりません。
トランクケースタイプ
トランクケースタイプのスーツケースは昔ながらの伝統的な見た目や造りが特徴で、おしゃれでレトロな雰囲気が魅力です。長方形の箱型でより堅牢な構造と一般的なスーツケースより大型なのが特徴です。
伝統的なトランクケースは革製や木製、金属製ですが、現代では硬質プラスチックを使って作られているものもあります。
スーツケースの開閉部分を選ぶときのポイント
スーツケースを選ぶ際は開閉部分の種類にも着目しましょう。大きく分けて、ファスナータイプとフレームタイプの2つがあります。それぞれのメリットやデメリットをご紹介します。
ファスナータイプ
開閉部分がファスナーになっているタイプは比較的軽く、ファスナーを部分的に開けられます。狭い場所でもスーツケースを立てた状態で荷物を出し入れできるので便利です。なお、ソフトケースタイプのトランクケースは基本的にファスナータイプのみです。
ファスナータイプの中には拡張用ファスナーを開けることによって本体の奥行きを増やし、より多くの荷物が入れられるようになる拡張機能付きのモデルもあります。拡張機能があれば、お土産をたくさん買っても安心です。
ファスナータイプのデメリットはファスナー部分から内部に水が入りやすいことです。また、治安が悪い地域だとファスナーを刃物などで破られる恐れもあるでしょう。
フレームタイプ
フレームタイプは開閉部分がアルミ合金でできているため頑丈で、防犯性も高いのが特徴です。ファスナータイプと比べて水に強く、中の荷物を安全に守ってくれます。
デメリットはファスナータイプと比べて開閉部分の重量が大きくなってしまうことです。また、ファスナータイプのように部分的に開けることはできず、毎回スーツケースを横に倒して全開にしなければならないため、狭い場所で荷物を取り出しにくいのも難点です。
スーツケースをキャスター部分で選ぶときのポイント
スーツケース本体を移動させるキャスターも選ぶ際に注目しておきたいポイントの一つです。
2輪キャスタータイプ
2輪キャスターはスーツケース本体の背面2ヵ所にキャスターが組み込まれているものです。スーツケースをななめに傾けた形で引いて移動できます。
片側2ヵ所にしかキャスターがないため、電車やバスでの移動の際に立てて置いてもしっかり自立し、動きにくいのが扱いやすいポイントです。
4輪キャスタータイプ
4つのキャスターがスーツケースから独立して付いているタイプです。2輪タイプとは異なり、スーツケースを押して移動できるため、力があまり必要なく疲れにくいのがメリットです。独立して付いているキャスターは360度回転するため、小回りが利きやすいのも嬉しいポイントです。
ただし、電車やバス移動の際にスーツケースから手を離すと、コロコロと動いてしまうことがありますので気を付けてください。キャスターを止めるストッパーが付いたスーツケースを選ぶのが安心です。
Wキャスタータイプ
キャスター1つにつき、タイヤが2つずつ付いているタイプです。4輪キャスターなら合計8つのタイヤが付くことになります。
近年発売されるスーツケースはWキャスタータイプが多く見られます 。
Wキャスタータイプのメリットはタイヤを回転させやすく操作がしやすいことです。また、タイヤが2つ並んでいるため側溝などに挟まりにくいのも使いやすいポイントです。ただし、シングルタイプと比べるとキャスター内部の掃除はしにくくなります。
スーツケースにはカギをつけるべき?
盗難を防ぐため、また何らかの衝撃でスーツケースが開いて荷物が飛び出さないよう、スーツケースにはカギをかけることをおすすめします。スーツケースのカギの種類には、ダイヤル式で数字を合わせて開けるタイプや鍵穴にカギを挿して開けるタイプなどがあります。
ただし、アメリカなど一部の国における空港内の検査では、荷物をチェックするためスーツケースを開錠しておく必要があります。カギをかけたまま荷物を預けてしまうと、中をチェックするためにカギを壊されてしまう 可能性もありますのでご注意ください。
なお、TSAロック対応のカギであれば、アメリカ運輸保安庁職員がマスターキーを持っているため、カギを閉めたまま預けることが可能 です。海外旅行を考えている方はTSAロック対応のスーツケースを選ぶと良いでしょう。
あなたにぴったりのスーツケースを探してみてください
イオンスタイルオンラインでは、さまざまなスーツケースを取りそろえています。サイズや重量、本体に使われている素材、開閉部分の種類などでも選べるため、あなたに最適なスーツケースが見つかるかもしれません。
イオンスタイルで取り扱っているスーツケースは下記をご確認ください。
まとめ
スーツケースのサイズの測り方や航空機使用時の重量制限、宿泊日数別のおすすめサイズなど、スーツケースを選ぶとき のポイントをご紹介しました。
スーツケースは大きければ大きいほど良いというわけではなく、荷物の量や持ち運びやすさ、安全性など、さまざまなポイントを考慮して選ぶ必要があります。また、航空機を利用する場合は機内持ち込み手荷物や受託手荷物の規定を事前に確かめておかねばなりません。
今回ご紹介した内容を参考にしていただき、あなたにぴったりのスーツケースを選んでみてください。