お宮参りはスーツで大丈夫?ママ・パパの正解コーデと服装マナーをご紹介
更新日: 2025.9.2
※イメージです。
お宮参りは赤ちゃんが誕生したことを土地の守り神である「産土神(うぶすながみ)」に報告し、今後の健やかな成長を祈る神聖な行事です。赤ちゃんにとって人生初の晴れ舞台となるため、家族はフォーマルな服装で臨むことがマナーとされています。
今回は、お宮参りで最低限知っておくべき服装マナーを踏まえつつ、ママ・パパの正解コーデと服装マナーをご紹介します。祖父母やきょうだいの服装マナーにも触れていますので、家族で参加する際の参考にしてください。
【この記事のポイント】
- お宮参りで赤ちゃん洋装時、両親はスーツでも問題なし
- ママは派手を避け上品なセレモニースーツでまとめる
- パパはダークスーツでシャツやネクタイの柄に配慮
お宮参りはスーツでOK?最低限知っておくべき服装マナー
お宮参りでは、赤ちゃんが洋装なら家族も洋装、赤ちゃんが和装なら家族も和装で揃えるのが望ましいとされています。
赤ちゃんがベビードレスやカバーオールなどの洋装の場合、家族がスーツで参拝しても問題ありません。実際に、赤ちゃんは洋装、ママ・パパはスーツというスタイルを選ぶ家庭が増えています。
従来は赤ちゃん・ママ・パパともに和装で参拝するケースが一般的でしたが、現在では洋装での参拝も広く受け入れられています。近年は男女問わずスーツがフォーマルウェアとして定着しており、冠婚葬祭や式典でも着用されることが多くなっています。
和装に比べて動きやすく、着付けや準備の負担が少ない点からも、スーツスタイルは実用的な選択肢です。
ただし、お宮参りは赤ちゃんが主役の行事です。家族の服装は赤ちゃんよりも目立たないように配慮し、全体の格を揃えることが大切です。服装を決める際は、赤ちゃんの装いを基準に統一感を持たせましょう。
赤ちゃんの服装別に家族のおすすめスタイルを、表形式でまとめていますので、あわせてご確認ください。
| 赤ちゃん |
ママ・祖母 |
パパ・祖父 |
きょうだい |
| 和装 |
訪問着、色無地、 付け下げなど |
一つ紋付羽織袴、 お召しなど |
【女の子】
被布、四つ身など
【男の子】
被布、羽織袴など
|
| 洋装 |
セレモニースーツ、ワンピース、 セットアップなど |
ブラックスーツ、ダークスーツ、 ブラックフォーマルなど |
【女の子】
ワンピース、 ジャケット+スカートなど
【男の子】
キッズスーツ、 ジャケット+ハーフ丈パンツなど
|
お宮参りで母親(ママ)がスーツを着用しても大丈夫
かつては、赤ちゃんや父親(パパ)、母親(ママ)も和装でお宮参りをするのが一般的でした。
しかし近年は、実用性や動きやすさを重視し、ママがスーツスタイルを選ぶケースが増えています。マナーの観点でも洋装は受け入れられているため、スーツを着用しても問題ありません。
和装・洋装どちらの場合でも、「きちんと感」を意識することが大切です。服装のデザインやシルエット、身だしなみまで気を配り、清潔感のある装いを心がけましょう。
母親(ママ)がスーツを着るときの服装マナー
※イメージです。
お宮参りで母親(ママ)がスーツを着用しても問題ありませんが、場にふさわしい装いが求められます。
セレモニースーツやワンピースで上品にまとめる
母親(ママ)がスーツで参拝する場合は、上品で落ち着いた印象のある服装を選ぶことが基本です。
セレモニースーツやきれいめワンピースは、お宮参りの雰囲気に合わせやすい定番スタイルです。ジャケット×ブラウス×ロングフレアスカート、またはワンピースにジャケットを羽織る組み合わせなどがよく見られます。
迷った場合は、セットアップも便利です。トップスとボトムスの色や素材が統一されているため、簡単にフォーマルなコーデが完成します。
実用性を重視するなら、動きやすいパンツスタイルも選択肢に入ります。ただし、カジュアルに見える場合があるため、格式の高い神社で参拝する場合は控えるほうが安心です。
スーツの色・デザインは控えめにする
主役である赤ちゃんを引き立てるためには、スーツの色やデザインにも配慮することが大切です。
色は、黒・グレー・ネイビーなど落ち着いたトーンを選ぶと、フォーマルで品のある印象になります。お宮参りはお祝いの場でもあるため、季節によってはベージュやパステルカラーなどの淡い色味を選び、やわらかく明るい雰囲気を出すのも良い選択です。
デザインは、派手な柄や装飾の多いものは控え、シンプルな柄か無地を選ぶと上品にまとまります。
インナーや小物もフォーマルにまとめる
インナーに着用するブラウスやシャツは、白を選ぶと安心です。白はどの色のジャケットやワンピースとも合わせやすいため、コーディネートがしやすく、清潔感も演出できます。
デザインはスーツ同様、無地または控えめな柄が基本です。襟元にリボンが付いたデザインもありますが、装飾がさりげないものであれば問題ありません。
靴は歩きやすさを重視し、ヒールが低めのパンプスを選びます。神社境内は砂利道の場合が多く、赤ちゃんを抱いて歩くことを考えると、高いヒールは転倒のリスクがあるため避けたほうが安心です。靴の色やデザインもスーツに合わせて控えめに整え、足元だけ浮かないようバランスを意識しましょう。
バッグは、冠婚葬祭やセレモニーにも使えるフォーマルバッグが適しています。必要に応じてマザーズバッグを併用すれば、おむつや授乳用品など赤ちゃんの必需品も持ち運びしやすくなります。
華美な服装は避ける
お宮参りは、日本で古くから受け継がれてきた神聖な行事であり、参列者には品位ある装いが求められます。スーツスタイルの場合でも、華美すぎる服装や派手なアイテムは控えめにするのが基本です。
胸元が大きく開いたトップスやノースリーブ、丈の短いスカートなど、露出度の高い服装はマナー違反とされています。また、奇抜な柄のスーツやバッグ、カジュアルなTシャツ・ジーンズなども避けましょう。
アクセサリーは控えめで上品なものを選びます。真珠のネックレスやピアスはフォーマルシーンに適しており、ほどよい華やかさを添えられるため、お宮参りにもふさわしいアイテムです。
髪の毛・メイクにも配慮する
お宮参りにふさわしい装いを整える際は、服装だけでなく、髪型・髪色・メイクまで含めてトータルで考えることが大切です。
髪が長い場合は、すっきりとまとめたアップスタイルが適しています。短めの髪でも、ダウンスタイルはやや重く見えるため、シニヨンやハーフアップなど、清潔感と品のあるスタイルを選ぶと良いでしょう。アップスタイルはフォーマルな印象を与えるだけでなく、赤ちゃんに髪が触れるのを防げる点でも安心です。
髪色は、金髪や明るい茶髪など目立つカラーは避け、黒髪または自然で落ち着いた色味に整えておくのが無難です。一時的に染めるヘアカラースプレーは、雨や汗で色落ちしたり衣服に付着したりする可能性があるため、必要な場合を除き使用は控えましょう。
メイクはナチュラルにまとめます。派手な色味は避け、オレンジ系やピンク系など肌なじみの良いカラーを選ぶと、上品でお宮参りにふさわしい印象に仕上がります。
父親(パパ)がスーツを着るときの服装マナー
お宮参りで父親(パパ)がスーツを着用する際は、下記の服装マナーを心がけましょう。
ブラックスーツやダークスーツで格式を整える
父親(パパ)がスーツで参拝する場合は、ブラックスーツやダークスーツなどの略礼服(インフォーマル)が適しています。略礼服は礼服の中でも格式が高すぎないため、お宮参りの主役である赤ちゃんを引き立てる装いとして最適です。
ブラックフォーマルを着用しても問題ありませんが、その場合は赤ちゃんの装いより格が上にならないよう注意が必要です。
また、母親(ママ)と同様に、スーツの色やデザインが目立ちすぎない、落ち着いた上品なコーディネートを意識しましょう。
ビジネススーツは落ち着いた色・デザインを選ぶ
近年のお宮参りでは、ビジネススーツで参拝する父親(パパ)が増えていますが、服装マナーを守っているなら問題ありません。
ビジネススーツと略礼服は見た目が似ていますが、生地の質感に違いがあります。ビジネススーツはやや明るく光沢のある生地が多い一方、略礼服は漆黒に近い深い黒で、マットな質感が特徴です。
ビジネススーツを着用する場合は、できるだけ落ち着いた色とデザインを選びましょう。黒やチャコールグレーなどのダークカラー、柄のない無地が適しています。
シャツは白・無地が定番
落ち着いた色味のスーツを着る場合、シャツは白・無地が基本です。白いシャツは黒やダークカラーのスーツとのコントラストが美しく、清潔感のある印象に仕上がります。
色付きのシャツを選ぶ場合は、控えめで落ち着いた色味を選びましょう。薄いブルーやグレーはスーツとの相性が良く、上品で柔らかな印象を与えられます。
また、当日は襟や袖にシワが残らないよう、シャツにアイロンをかけて整えておくことも大切です。
ネクタイは控えめな色柄を選ぶ
お宮参りでは、ノーネクタイでもマナー違反にはなりませんが、ネクタイを着用したほうがフォーマルな印象になります。
黒いスーツの場合は、慶事で用いられる白や、薄いグレー・シルバーなど落ち着いた色味のネクタイが適しています。ネイビーやグレーのスーツであれば、淡いトーンのパステルカラーも合わせやすい選択肢です。
柄入りのネクタイを選ぶ場合は、小さめのドットや細めのストライプなど、控えめなデザインにすると上品にまとまります。スーツやシャツとの調和を意識し、全体のトーンが合うものを選びましょう。
また、フォーマルな印象に仕上げるには、ネクタイの結び方も重要です。基本のプレーンノットのほか、結び目が大きくなるダブルノットや、正三角形に仕上がるウィンザーノットなど、シャツの襟の形に応じて結び方を選びます。
靴と靴下はフォーマル仕様を選ぶ
スーツでお宮参りをする場合は、ストレートチップやプレーントゥなど、シンプルな革靴が適しています。色は黒を選ぶと、どのスーツとも合わせやすく、フォーマルな印象に仕上がります。
スーツスタイルは足元が意外と目立つため、事前に靴磨きなどで手入れをしておくことが大切です。普段仕事で履いている革靴を使用する場合は、縫製のほつれや靴底の剥がれがないかなど、劣化の有無も確認しておきましょう。
靴下は革靴やボトムスに合わせて、黒やネイビーなどの無地が無難です。座った際に素肌が見えないよう、長めの丈を選ぶことがポイントです。
親族(両親以外)がスーツを着るときの服装マナー
両親だけでなく、祖父母やきょうだいもお宮参りに参加する場合は、家族全体で統一感のある装いにすることが大切です。赤ちゃんが主役の行事であることを踏まえ、派手すぎず品のあるフォーマルコーデを意識しましょう。
祖母
祖母の服装は、母親(ママ)と同様にセレモニースーツ・ワンピース・セットアップなどの上品なスタイルが適しています。
40〜50代の場合は、華美になりすぎないよう配慮し、シックな色味や控えめなデザインを選びます。ネイビーや淡いグレーのスーツは、落ち着きがありながらも上品で、やわらかな印象を与えられます。
60代以上は、控えめな装いを意識するあまり地味に見えてしまうことがあります。お宮参りのお祝いムードに合わせて、明るいベージュやライトグレーなどのスーツを選ぶと、柔らかく温かみのあるコーデに仕上がります。
祖父
祖父の服装は、父親(パパ)の装いと同様に黒やダークカラーのスーツが適しています。格式を踏まえるなら、ブラックスーツやブラックフォーマルを選ぶと安心です。
シャツやネクタイは派手な色や柄を避け、慶事向けの上品なデザインを選ぶと、落ち着きのあるフォーマルスタイルに仕上がります。
きょうだい(女の子)
女の子のきょうだいは、きれいめのワンピースが適しています。カーディガンやボレロを羽織ると、よりフォーマルな雰囲気になり、お宮参りの場にふさわしい装いになります。
ジャケット・ブラウス・スカートの組み合わせも良い選択です。ただし、ノースリーブやスカート丈が短いものはカジュアルな印象になるため避けましょう。
服装選びで迷う場合は、幼稚園や小学校の制服でも問題ありません。清潔感があり、格式を損なわず参拝できます。
きょうだい(男の子)
男の子のきょうだいは、キッズスーツやフォーマルなジャケット・シャツ・パンツの組み合わせが適しています。気温が高い時期であれば、ハーフ丈のパンツでも問題ありません。
幼稚園や小学校の制服を着用する場合は、靴だけでも革靴に変えることで、よりフォーマルな印象に整えられます。
購入するなら着回せるスーツを選ぶ
服装マナーを押さえていれば、お宮参りにスーツで参拝しても問題ありません。
ただし、お宮参りはそう何度も経験する行事ではないため、「この日のためだけにスーツを購入するのはもったいない」と感じる方もいます。その場合は、七五三・卒入園式・学校行事など、今後のイベントでも着回しやすいスーツを選ぶと便利です。
スーツを購入する際は、着回しのしやすさにも配慮しながら、色やデザインを選ぶことをおすすめします。
着回しが効く汎用性抜群のスーツをご紹介
着回しができるスーツを1着持っておくと、お宮参りだけでなく、七五三や卒入園式など今後の行事でも活用でき、直前に慌てて準備する必要がありません。
イオンスタイルオンラインでは、メンズ・レディースともに汎用性の高いスーツを取り揃えています。用途に合う一着を探したい方は、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
お宮参りの服装は、主役である赤ちゃんのスタイルに合わせて選ぶことが大切です。赤ちゃんが洋装であれば、ママ・パパだけでなく、祖父母やきょうだいもスーツスタイルで問題ありません。
ただし、スーツであれば何でも良いわけではなく、フォーマルシーンにふさわしい色味やデザインを選ぶことが重要です。また、インナー・バッグ・ネクタイ・靴などの小物まで統一感を意識すると、より上品で整った印象に仕上がります。