この記事のポイント

  • ポリエステルやナイロンなどのシワに強い素材、ゆとりのある設計、形状記憶やウォッシャブルなどの機能性がシワ対策に効果的
  • 座る前に脱ぐ、ガーメントバッグで持ち運ぶ、蒸気での応急処置など、外出先でも実践できる対策がポイント
  • 厚みのあるハンガーでの保管、素材に合わせたアイロン温度、適切なクリーニング頻度がシワ予防につながる

シワになりにくいジャケットとは?素材・デザイン・機能性や移動時の対策、お手入れ方法まとめ

更新日: 2026.5.13

シワになりにくいジャケットとは?素材・デザイン・機能性や移動時の対策、お手入れ方法まとめ ※イメージです。

ジャケットのシワは見た目の印象を大きく左右するため、シワになりにくいジャケットを探している方もいるでしょう。特に移動が多い日や長時間の着席が続く場面ではどれだけ気を付けていてもシワが入りやすく、扱いに悩むことがあります。

今回はシワになりにくいジャケットを選ぶための素材・デザイン・機能性のポイントに加えて、移動時の対策や自宅でできるお手入れ方法をわかりやすくまとめました。

シワを気にせず快適にジャケットを着こなしたい方はぜひ参考にしてみてください。

シワになりにくいジャケットを選ぶポイント(素材・デザイン・機能性)

まずは「素材」「デザイン」「機能性」の3つの観点から、シワになりにくいスーツジャケットを見極めるための判断基準をご紹介します。

素材で選ぶ|シワに強い生地の特徴を理解する

ジャケットがシワになりにくいかどうかは素材によって大きく変わります。シワに強い代表的な素材は次のとおりです。

シワに強い素材 特徴
ポリエステル ・回復力が高く、シワに強い化学繊維
・シワになりやすい素材に混ぜると、シワの出にくさが大きく改善される
ナイロン ・化学繊維の中でもシワになりにくい素材
・スポーティーな素材特性から、多少のシワやうねりも気になりにくい
ウール/td> ・天然繊維の中ではシワに強く、化学繊維に匹敵する回復力を持つ
・スチームなどでシワが戻りやすい
キャメル ・シワになりにくい天然繊維の一つ
・ウールに似た性質を持ち、吸湿性が高い
モヘア ・夏のスーツ生地として使われることが多く、一般的にシワになりにくい
・ハリと独特の光沢があり、ウールより硬い質感
カシミヤ ・高級素材として知られ、比較的シワになりにくい
・回復力が高く、丁寧なケアで長く使える

一般的にポリエステルやナイロンなどの合成繊維は天然素材よりも回復力が高く、折れ癖やヨレがつきにくいのが特徴です。スーツケースに入れたりバッグに押し込んだりしても、取り出して比較的すぐに形が整いやすいため、移動が多い方にとって扱いやすい素材といえます。

また、ウールとポリエステルを混紡した生地はウールの上品さとポリエステルの扱いやすさを兼ね備え、ビジネスシーンで使いやすいバランスの良さが魅力です。

デザインで選ぶ|シワが出にくい形と構造を知る

素材だけでなく、ジャケットの形や構造もシワの出方に影響します。

ウエストを強く絞ったデザインや、ラペル(襟)の折り返しが硬いタイプは、動いたときに生地が引っ張られる力が強く、シワが寄りやすい傾向があります。一方で、適度なゆとりを持たせたシルエットや、背中にタック(折り返し)を入れて可動域を広げたタイプは、動きに合わせて生地が逃げるため、シワが入りにくくなります。

また、裏地の有無も重要です。裏地があるジャケットは型崩れしにくく、シワが分散されて見た目が整いやすくなります。反対に、裏地の少ない軽量タイプは涼しく快適な反面、シワが出やすい場合もあるため、季節や用途に合わせて選ぶことが大切です。

機能性で選ぶ|形状記憶加工・ウォッシャブル&ノーアイロン・ストレッチ

日々の扱いやすさに直結する機能性も、シワ対策において欠かせないポイントです。

形状記憶加工が施された生地は形が戻りやすく、アイロンをかける手間を減らせます。自宅で洗濯できるウォッシャブル仕様のジャケットであれば、クリーニングに出す手間や費用を抑えられ、ノーアイロン対応の生地なら洗濯後にハンガーにかけておくだけで自然と形が整います。

また、ストレッチ素材を使用したジャケットは動きに合わせて生地が伸縮するため、立ち座りの多い場面でもシワが入りにくく、長時間の着用でも快適に過ごせます。

移動や出張時に実践!ジャケットをシワから守るコツ

ここからは、移動中や出張先でジャケットをシワから守るための実践的なコツと、正しい持ち運び方法をご紹介します。

電車や飛行機で座る際はジャケットを脱ぐ

電車や飛行機で長時間座る場合、ジャケットを着たまま背もたれにもたれると、背中の中央や肩のあたりに圧力がかかり、深い折れジワが残りやすくなります。そのため、座る前にジャケットを脱ぎ、膝の上に軽く置くなどすると安心です。

脱いだジャケットは丸めず、肩のラインを崩さないよう軽く整えて置くことで、シワの発生を最小限に抑えられます。

持ち運ぶ際は専用のガーメントバッグに入れる

スーツを持ち運ぶときは専用のガーメントバッグを使うことでシワを大幅に軽減できます。ガーメントバッグには軽量で折りたためるソフトタイプ、スーツをしっかり保護できるハードタイプ、さらにリュック型やショルダー型など様々な種類があります。選ぶ際は通気性のある素材かどうか、ジャケットが無理なく収まる幅があるか、内ポケットが充実しているかなどを確認すると安心です。

また、収納時のたたみ方も重要です。肩パッド部分を内側に折り込み、左右の肩を重ねるようにして二つ折りにすると、型崩れを防ぎながらコンパクトに収まります。パンツはクリース(折り目)に沿って縦に折り、さらに横に軽く折ることで、折れジワを最小限に抑えられるでしょう。

シワができたときは応急処置で対応する

出張先や移動先でシワが気になったときは応急処置で素早く整えることが大切です。携帯用のシワ取りスプレーを持っておくと、外出先でも手軽に整えられます。

また、ホテルでは浴室の蒸気を使ったシワ取りが便利です。シャワーで蒸気を充満させた浴室にジャケットをハンガーで吊るし、15〜20分ほど置くと、生地が蒸気を吸ってシワが自然に緩みます。スーツが濡れないようシャワーとの距離を保つことがポイントで、仕上げに風通しの良い場所でしっかり乾かすときれいに整います。

ジャケットのシワを防ぐためのお手入れ方法

ジャケットのシワを防ぐためのお手入れ方法 ※イメージです。

ここからはジャケットを美しい状態で保つための基本的なケア方法をご紹介します。日々のちょっとした習慣で、シワの発生を大きく減らすことができます。

収納時は厚みのあるハンガーで型崩れを防ぐ

ジャケットを収納するときはまず肩の形に合った厚みのあるハンガーを使うことが大切です。薄いワイヤーハンガーでは肩のラインが崩れやすく、長期間かけておくとシワやへこみが残ってしまいます。帰宅後はすぐにジャケットをハンガーにかけ、湿気を飛ばしながら形を整えることで、自然なシルエットを保ちやすくなります。

また、クローゼットの中で他の服と密着させないことも重要です。詰め込みすぎた収納は圧迫によってシワの原因になるため、ジャケット同士の間に少し空間を作るだけで通気性が保たれ、シワや蒸れを防ぎやすくなります。

アイロン使用時は温度に注意

ジャケットのシワをアイロンで取る際には素材に合わせた温度設定が欠かせません。綿(コットン)やリネン(麻)は高温の180度前後、ウールは中温の140〜160度、ポリエステルやナイロンは低温の110〜130度が適しています。

直接アイロンを押し当てると形が崩れやすくなるため、当て布を使うか、スチームアイロンを浮かせて蒸気だけを当てる方法がおすすめです。

クリーニングは必要なときだけ、適切な頻度で

気になる汚れが付いたときはクリーニングに出すのが安心ですが、頻度が多いと生地が傷みやすくなるため、目安としては1シーズンに1回程度が適切です。クリーニングには殺菌効果があるため、長期保管に入る前に一度出しておくと汚れをリセットできます。

なお、ウォッシャブル仕様のジャケットであればクリーニングに出す必要はありませんが、洗濯表示にしたがって適切な方法で洗うことが大切です。

おすすめのジャケットやビジネスアイテムをご紹介

イオンスタイルオンラインではビジネスからカジュアルまで幅広いラインナップのジャケットを取り扱っています。素材やデザイン、機能性に優れたアイテムをオンラインで手軽に比較できるのが大きな魅力です。

気になるカテゴリをぜひチェックして、ご自身に合った一着を見つけてください。

まとめ

ジャケットのシワは素材・デザイン・機能性の選び方に加えて、移動時の扱い方や日々のお手入れなど、様々な要素が重なって生まれます。しかし、シワに強い生地を選んだり、ポイントを押さえて正しくケアしたりすることでシワの発生を抑え、ジャケットを美しい状態で長く着続けることができます。

今回ご紹介した内容を参考にしながら、日常の中でできる工夫を取り入れて、ジャケットをより快適に着こなしてください。