マタニティブラはいつから必要?バストが垂れないおすすめマタニティブラをご紹介

公開日: 2021.10.5

更新日: 2023.4.17

マタニティブラはいつから必要?バストが垂れないおすすめマタニティブラをご紹介

妊娠すると、女性の身体にはさまざまな変化が現れます。なかでもバストはどんどん大きくなるため、変化に合わせてマタニティブラをぜひ用意しておきたいもの。

そこで今回は、マタニティブラを着け始める時期や種類、用意しておきたい枚数を解説します。また、おすすめのマタニティブラと便利な授乳アイテムもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

マタニティブラはいつから必要?

マタニティブラはいつから必要?

マタニティブラは、妊娠初期から着け始めるのが理想的です。

妊娠するとお腹が大きくなるイメージが強いと思いますが、実はお腹よりも先にバストが大きくなります。個人差はありますが、妊娠2ヵ月目あたりから乳腺が発達していき、3ヵ月頃で約3分の2カップ、5ヵ月頃で1カップ以上、7ヵ月頃から臨月までには2~3カップほど大きく、重くなります。トップだけでなくアンダーサイズも大きくなっていくので、今まで着けていたブラジャーは合わなくなってしまいます。

妊娠中のバストは、張りを感じたり、普段よりも刺激に敏感になったりと、とてもデリケートです。そのため、やさしくバストを支えるマタニティ専用のブラジャーを着けることがおすすめです。

また、バストの大きさや形が急激に変化する時期にしっかり支えてあげないと、産後にバストが垂れてしまうこともあります。きれいなバストラインを保つためにも、マタニティブラは早めに準備しておきましょう。

マタニティブラの種類

マタニティブラには、バストをしっかり支えるホールド感のあるものや、締め付け感の少ないもの、授乳に便利なものなどたくさんの種類があります。ここでは、マタニティブラの種類とその特徴をご紹介します。

ワイヤータイプ

バスト下部にワイヤーが入っていて、バストをホールドしながらしっかりと支えてくれます。バストをきれいに見せてくれるので、外出時などに便利です。重さによる下垂や、脇への広がりが気になる方におすすめです。

ノンワイヤータイプ

ワイヤーがなく、長時間着けていても負担を感じにくいブラです。ワイヤータイプほどではありませんが、適度なホールド感があり、バストがきれいに整います。「きちんと見せたいけれど、ワイヤーの締め付け感が苦手」という方にぴったりです。

クロスオープンタイプ

着物のように、胸元がクロスに重なっているブラです。カップ部分を横にずらして片手で簡単に胸を出せるので、素早く授乳ができます。

ハーフトップタイプ

ホックがないかぶりタイプで、バスト全体を包み込むようにホールドできるブラ。伸縮性のある素材で着け心地がソフトなものが多く、つわりの時期に使うブラやナイトブラとしてもおすすめです。

ストラップオープンタイプ

ストラップの前部分にホックが付いていて、カップ部分だけ簡単に外せるタイプです。クロスオープンタイプと同様に片胸がサッと出せて、産後の授乳にとても便利です。

フロントオープンタイプ

後ろホックがなく、フロント部分のボタンで開閉できるため、授乳がしやすいブラ。ボタンをすべて外して授乳することも、一部だけ外して授乳することもできます。

マタニティブラの選び方

マタニティブラを選ぶポイントを3つご紹介します。

まずはサイズを把握

まずは通常のブラ選びと同様に、バストのトップとアンダーのサイズをそれぞれ測りましょう。サイズの合っていないブラは胸が垂れる原因となります。

ただし、妊娠期間中は少しずつバストサイズがアップしていくため、妊娠初期に買うのであれば1~2カップほど余裕のあるサイズを選ぶと長く使用できます。また、ブラの生地が伸縮性に富んでいて、対応サイズの幅が広いものを選ぶのもおすすめです。

SMLのような表記だけでなく、マタニティブラの各商品で目安として表示されているサイズ(数値)をしっかり確認してから購入してください。

シーンや体調に合わせてタイプを選択

マタニティブラは、体調や体型の変化しやすい女性に合わせてさまざまな種類があります。そのため、シーンや体調によってタイプを選ぶことが、快適なマタニティブラ生活を送るためのコツです。シーンごとにおすすめのブラのタイプは次のとおりです。

  • ・家でゆっくり過ごすときや体調が優れないときにはノンワイヤータイプ
  • ・お出かけや仕事でバストをきれいに見せたいときはワイヤータイプ
  • ・就寝中やつわりがひどいときはゆとりのあるハーフトップタイプ

時期に合わせた選び方

出産間近の入院しているときや出産直後は、寝たり起きたりすることが多いため、着け心地がなるべく楽なブラがおすすめです。また、産後は授乳しやすさを重視し、クロスオープン・ストラップオープン・フロントオープンのマタニティブラが便利でしょう。

使い捨ての授乳パッドを挟めるようなブラだと、ブラ本体が母乳で汚れないため洗濯物を減らすことができます。

マタニティブラは何枚必要?

一日に1枚のブラを着用すると考えると、洗い替えも含めて2〜 3枚は必要になるでしょう。洗濯の頻度も考慮しながら、余裕をもって用意しておきましょう。

産後の授乳期には、汚れて一日に数回取り替えるケースもあるため、5~6枚あるとより安心できます。自宅用と外出用を分けたい方は、それぞれ数枚ずつ準備しておくと便利です。

おすすめマタニティブラのご紹介

デリケートなバストをやさしく守り、産前・産後と長く使えるおすすめのマタニティブラをタイプごとにご紹介します。

  • ハーフトップタイプ ハーフトップタイプ

    2枚組のハーフトップタイプのマタニティブラです。

    前面のアンダーバスト部分がメッシュになっているため、汗をかいても蒸れにくいため暑い季節におすすめです。

    寝ている間のズレ上がりも防ぐため、バストの形をキープできます。

    ハーフトップタイプ
  • ストラップオープンタイプ ストラップオープンタイプ

    鎖骨あたりのストラップ部分が外せるタイプのマタニティブラです。

    ストラップにひっかけているだけなので、素早く授乳しやすく産後の使用に適しています。

    カップ裏とパッド受けテープは綿100%でできているため、授乳で敏感になっているバストにもやさしい素材です。

    ストラップオープンタイプ
  • フロントオープンタイプ フロントオープンタイプ

    フロントにある2つのボタンを外せばカップ部分を外すことができる、フロントオープンタイプのマタニティブラです。

    ブラ本体の素材が穴あきソフトモールドなので、通気性が良く蒸れにくくなっています。カップ裏は綿なので、敏感な肌をやさしく包みます。

    フロントオープンタイプ

一緒に準備しておきたい、授乳アイテム

マタニティブラとともに、以下のアイテムも用意しておくと便利です。

その他便利な母乳パッドは、こちらのページからご覧いただけます。

まとめ

マタニティブラには数多くの種類があり、体調やお好みに合わせて選ぶことができます。マタニティ期間はバストもデリケートになっているので、ストレスフリーなやさしい肌触りのものを選びましょう。産前産後の大切な時期、身体の負担を軽減し、授乳もしやすいマタニティブラで、ぜひ健やかにお過ごしください。