ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェとは?活用したいシーン&おすすめ商品も紹介

更新日: 2021.11.15

ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェとは?活用したいシーン&おすすめ商品も紹介

コーヒーや紅茶などのパッケージで最近よく見かけるようになった、ノンカフェインやカフェインレス、デカフェという表示。「カフェインが入っていない、もしくは少ない飲み物」という大まかなイメージはあるものの、具体的にどのような違いがあるかまではわからないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェの意味や違い、どのようなときに活用できるのかを解説します。また、カフェインを気にせず飲めるおすすめ商品もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

■「ノンカフェイン」「カフェインレス」「デカフェ」とは?

カフェインとはアルカロイドの一種で、コーヒー豆やカカオ豆、茶葉などに含まれている苦みのある成分です。カフェインには、覚醒作用や利尿作用などの作用があります。もうひと踏ん張りしたいときや眠気を覚ましたいときにコーヒーやエナジードリンクがよく選ばれるのは、この覚醒作用のためです。

こうしたなか、近頃注目を浴びている「ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェ」。これらは一体どういったものでしょうか。また、この3つにはどのような違いがあるのでしょうか。

まず「ノンカフェイン」は、原料にカフェインがまったく含まれていないものを指します。ハーブティーや麦茶、ルイボスティーなどがこれにあたります。

そして「カフェインレス」と「デカフェ」は同じ意味で使われている言葉で、カフェインが含まれる原料からカフェインを取り除いたもののことです。もともとの含有量がゼロであるノンカフェインと違って、カフェインレスやデカフェにはわずかながらカフェインが残っている可能性があります。

なお日本では、全国公正取引協議会連合会が定めた規約により、「カフェインを90%以上除去したコーヒー」においては「カフェインレス(デカフェ)」等の表示が許可されています。これはコーヒーに限った規定であり、紅茶や緑茶にはこのような厳密な除去率は定められていません。

■ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェ製品はこんなシーンにおすすめ

ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェ製品はこんなシーンにおすすめ

ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェ製品は、カフェインの影響が気になるシーンでも飲みやすいのが魅力。特に以下のような場面でおすすめです。

◇妊娠中・授乳中

カフェインには血管を収縮させる作用があるほか、母乳を通じて赤ちゃんへ移行するため、一般的に妊娠中や授乳中の過剰な摂取は控えたほうが良いとされています。日本では、妊娠中・授乳中の一日当たりのカフェイン摂取量の基準は設けられていませんが、世界保健機関(WHO)では、カフェインの胎児への影響についてはまだ確定していないものの、妊婦はコーヒーの摂取量を一日3~4杯までにするべきとしています。

そんなとき、カフェインレスであれば妊娠中・授乳中でもカフェインの影響をあまり気にせずコーヒーや紅茶を楽しむことができます。体調や気分が揺らぎやすい妊娠中・授乳中の時期に、好きなドリンクを気軽に飲んでホッと一息つけるのはうれしいものです。

◇就寝前

カフェインには覚醒作用があるため、眠気を覚ましたいときには最適ですが、ぐっすり眠りたいときは逆効果になってしまいます。「おやすみ前にお茶やコーヒーを飲みたいけれど、カフェインによる睡眠の質の低下が心配」という方にも、ノンカフェイン・カフェインレス製品はおすすめです。

◇トイレに行けない時間が続くとき

カフェインには利尿作用があり、トイレが近くなってしまうため、長時間トイレに立つことができないときに摂取することはあまりおすすめできません。大切な仕事や試験の前、運転中などのドリンクは、ノンカフェインやカフェインレスのものを選ぶと安心です。

■カフェインを気にしないで飲める!おいしいノンカフェイン・カフェインレス商品のご紹介

ノンカフェインやカフェインレスドリンクはコーヒーや紅茶だけではありません。バラエティに富んだノンカフェイン・カフェインレスドリンクが登場しており、いろいろな味を楽しめます。時間帯やシーンを気にせず、妊娠・授乳中の方も安心して飲める商品をご紹介します。

  • UCC おいしいカフェインレスコーヒー ドリップ
    ◇UCC おいしいカフェインレスコーヒー ドリップ

    二酸化炭素でカフェインを狙って取り除いたカフェインレスコーヒー。従来のカフェイン除去方法は香りや味の成分が約50%も減少してしまうというデメリットがありましたが、「UCC おいしいカフェインレスコーヒー」はコクと香りをそのまま残せる製法のため、コーヒー本来の味を楽しめます。妊娠中や授乳期でも安心して飲めるので、コーヒー好きのママたちにも選ばれています。

    UCC おいしいカフェインレスコーヒー ドリップ
  • 和光堂 牛乳屋さんのカフェインレスミルクティー
    ◇和光堂 牛乳屋さんのカフェインレスミルクティー

    北海道産生クリーム入りクリーミングパウダーを使用した、コク深いカフェインレスミルクティー。たっぷりのミルク感と甘さで満足の1杯が味わえます。カフェイン90%以上カットで、おやすみ前にも飲みやすい紅茶です。豊かな紅茶の香りでリラックスしたいときにおすすめです。

    和光堂 牛乳屋さんのカフェインレスミルクティー
  • 森永乳業 Eお母さん 抹茶風味
    ◇森永乳業 Eお母さん 抹茶風味

    妊娠期・授乳期の栄養補給が手軽にでき、カフェインゼロでいつでも飲めるママ用ミルクです。葉酸・鉄分・カルシウム・オリゴ糖に加え、15種類のビタミン・ミネラルをバランス良く配合。水またはお湯で溶かすだけで簡単にできます。抹茶風味のほか、カフェオレ風味、ミルクティー風味の3種類があり、楽しみが広がります。

    森永乳業 Eお母さん 抹茶風味
  • 葉酸ルイボスティー
    ◇葉酸ルイボスティー

    妊娠前~妊娠初期に摂取が推奨されている「葉酸」が手軽に取れる、おいしいルイボスティーです。ルイボスティーには、抗酸化作用のあるフラボノイドやミネラルが豊富に含まれていて、体に良いお茶として古くから親しまれてきました。ルイボスティー自体がノンカフェインなので、デリケートな時期にも安心して飲めます。

    葉酸ルイボスティー

イオンスタイルオンラインではこのほかにも、カフェインを気にせずいつでも楽しめるノンカフェイン・カフェインレスドリンクを多数取りそろえています。コーヒーや紅茶以外にも、ハーブティーや緑茶、生姜湯など、ティータイムを豊かにする商品がたくさんありますので、ぜひご覧ください。

■ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェとは?Q・A

Q: 「ノンカフェイン」「カフェインレス」「デカフェ」とは?

A:「ノンカフェイン」は、原料にカフェインがまったく含まれていないものを指します。 ハーブティーや麦茶、ルイボスティーなどがこれにあたります。 そして「カフェインレス」と「デカフェ」は同じ意味で使われている言葉で、カフェインが含まれる原料からカフェインを取り除いたもののことです。 もともとの含有量がゼロであるノンカフェインと違って、カフェインレスやデカフェにはわずかながらカフェインが残っている可能性があります。

ノンカフェイン・カフェインレスのドリンクをお探しの方はこちらをご覧ください。

Q: ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェ製品はどんなシーンがおすすめ?

A:カフェインに敏感な方もいつでもお茶などを楽しむことができ、妊娠中でもコーヒーを制限しなくて済むなど、気軽に飲むことができます。

■まとめ

ノンカフェイン・カフェインレス・デカフェは、カフェインに敏感な方もいつでもお茶などを楽しむことができ、妊娠中でもコーヒーを制限しなくて済むなど、気軽に飲むことができます。普段はいつものドリンク、カフェインの作用が気になるときだけはカフェインレスを、と使い分けるのもおすすめです。カフェインレスドリンクを上手に取り入れて、自由で楽しいコーヒー&ティータイムを楽しんでください。