便利な布団セットの選び方！おすすめ布団セットもご紹介

更新日:　2021.11.29

布団を新しくしたいとき、一度に全部そろえることができる布団セットはとても便利です。しかし、布団セットにもたくさんの種類があるため、「何が入っているの？」「何を基準に選べばいい？」と、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、布団セットのおもな内容や、素材、サイズ、メンテナンスなど、あなたに合った布団セットの選び方を解説します。リーズナブルで快適に使えるおすすめ布団セットもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

■布団セットの選び方（1）セット内容

最初に、布団セットの一般的な内容をご紹介します。

・3点セット
枕・敷布団・掛布団
・6点セット
枕・敷布団・掛布団＋各種カバー
・7点セット
6点セット＋収納ケース
・10点セット
6点セット＋毛布・タオルケット・敷パッド・収納ケースまたは洗濯ネットなど

数が増えるにつれて、基本の3点セットに各種カバーや収納ケースなどがプラスされていくので、必要に応じたものを選びましょう。

10点セットは、メーカーによって内容が多少異なることがあります。一年を通して快適に眠りたい方には、タオルケットや毛布まで付いて買い足しの必要がない10点セットが適しているでしょう。

来客用には、汚れやほこりから布団を守る収納ケース付きのものが便利です。

■布団セットの選び方（2）素材

布団セットに使用されている素材によって、使用感や価格が異なります。どのような素材を使用しているのかも忘れずにチェックしましょう。

◇ポリエステル

ポリエステル素材のメリットは、軽くて扱いやすく、リーズナブルな点です。軽いと布団の上げ下ろしやお手入れもラクに行えます。また、ダニが付きにくく、他の素材と比べてほこりが出にくいといった特徴もあります。

デメリットは吸湿性が弱めなことです。しかし、繊維の間から水分を逃がす放湿性があり、この点ではムレが少ない素材ともいえます。

◇綿

綿のメリットは、保温性・吸湿性が高いことです。また、綿は回復力がとても高く、布団を干して湿気を取ることでふっくらとよみがえるという利点があります。

デメリットは重みがあることと、そのままでは放湿性が低いため、こまめな天日干しが必要なことです。

◇羽毛

羽毛はとても軽く、保温性・吸湿性・放湿性が高い素材です。そのため、冬は暖かく、また暑い季節でもムレずに気持ちよく眠れる寝具として人気です。

デメリットには、羽毛を使用しているために価格が高くなることが挙げられます。

◇羊毛

羊毛の特徴は、羽毛と同様に保温性・吸湿性・放湿性が高いこと。自然に湿気を逃がしてくれるので、綿の布団と比べて頻繁に干す必要がないという点もポイントです。

羊毛は直射日光で傷みやすいため、基本的には陰干しが必要になることと、価格を抑えるために薄いものが多い点がデメリットといえます。

■布団セットの選び方（3）サイズ

布団セットにも、シングル・セミダブル・ダブルといったサイズの選択肢があります。一般的な大きさは以下のとおりです。

掛布団（幅×長さ）
シングル 100×210cm
セミダブル 120×210cm
ダブル 140×210cm
掛布団（幅×長さ）
シングル　150×210cm
セミダブル 170×210cm
ダブル 190×210cm

シングルは一人用、セミダブルやダブルは体格の大きい方やゆったり寝たい方、寝返りが多い方の一人用としておすすめです。

ダブルサイズは名前からすると二人用だと思われるかもしれませんが、幅は140cmで、シングルを2つ並べた幅よりは小さいサイズです。体格によって、大人二人で使用するには少し窮屈に感じられることもあります。いっぽうで小柄な方の二人用として使う場合は、ダブルでもゆとりを持って眠れることもあります。サイズを明確にイメージしてから選びましょう。