スーツケースのサイズ選び|容量・大きさ・その他のポイントを全解説!
更新日: 2022.3.4
スーツケースにはさまざまな大きさがありますが、何を基準にサイズを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。荷物の量によって適切なサイズが異なるのはもちろんですが、飛行機を利用するのであれば、荷物を機内に持ち込んだり預けたりする際のサイズ制限などについても知っておく必要があります。
そこで今回は容量や大きさ、その他のポイントに分けて、スーツケースのサイズの選び方を詳しくご紹介します。また、旅行や仕事など、シーンに合わせたおすすめスーツケースもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
スーツケースのサイズ選び(1)宿泊数ごとの目安サイズ
スーツケースのサイズを選ぶ基準の一つは、容量です。一般的には「1泊あたり10リットル 」が目安とされています。ただし、旅先での予定によっても持ち物の量は異なるため、それらも考慮して決めましょう。
宿泊数ごとの目安サイズは以下のとおりです。
- 宿泊日数1~3泊の場合の 容量目安 ~40L
- 宿泊日数4~7泊の場合の容量目安 41~80L
- 宿泊日数8泊~の場合の容量目安 81L~
3泊程度の旅行や出張には、40リットル以下のコンパクトで移動がしやすいスーツケースがおすすめです。これを基準として、1泊増えるごとに10リットルずつ大きいサイズにすると考えると、選びやすくなります。
スーツケースのサイズ選び(2)機内持ち込みか受託手荷物か
旅先へ飛行機で向かう場合は、機内持ち込みや受託手荷物のサイズ制限をチェックしておきましょう。ここでは、それぞれのサイズを詳しく解説します。
機内持ち込みのサイズ制限
スーツケースを機内に持ち込む際は、次のようなサイズ制限があります。
- 国際線、100席以上の国内線
3辺の合計が115cm以内かつ3辺それぞれの長さが55×45×25cm以内
- 100席未満の国内線におけるサイズ目安
3辺の合計が100cm以内かつ3辺それぞれの長さが45×35×20cm以内
上記のサイズは、キャスターやハンドルを含んだ総外寸を指します。このほかに、「身の回り品を含め手荷物の合計が10kg以内」とする重量制限もあります。
ただし、サイズや重量の規定は航空会社によって異なるため、ホームページなどの公式情報で事前に調べておきましょう。
受託手荷物のサイズ制限
航空会社に手荷物を預ける場合も、無料で預けられるサイズには規定があります。
「3辺の合計が158cm以内(キャスターやハンドルなども含む総外寸のサイズ)」とする航空会社が多く見られます。無料受託手荷物の規定も航空会社によって異なるので、詳細は公式情報を確認しましょう。
重量の規定については、搭乗クラスによっても異なることがあります。規定を超えてしまうと超過料金がかかってしまうため、無料で手荷物を預けたい方はこちらもチェックすることがおすすめです。
スーツケースのサイズ選び(3)滞在中の過ごし方も考慮
旅先での過ごし方や季節などによっても、持ち物の量に差が出ます。宿泊数や飛行機での手荷物サイズ以外に、スーツケースのサイズ選びで考慮したいポイントを解説します。
旅先の気候はどうか
一般的に夏服はかさが低く、冬服はかさが高い傾向にあります。旅先が暖かい場所であれば薄着で過ごせますが、寒い地域に行く場合は厚手の服や、重ね着用・防寒具などの荷物が増えるため、荷物のかさも膨らんでしまいます。
旅行に行く季節や旅先の気候によっても持ち物のボリューム感が大きく変わるので、この点にも注意してスーツケースの大きさを決めましょう。
フォーマルな場に行く予定があるか
旅行中、高級店での食事やコンサートなど、ドレスコードがある場に参加する予定はありませんか?フォーマルな服・靴・バッグはかさばりやすいため、それらを入れる必要がある場合は大きめのスーツケースがおすすめです。
荷物はなるべくコンパクトにしたいものですが、フォーマルウエアをぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうとシワや型崩れの原因になるのでNG。服や小物をきれいな状態で持ち運べるよう、普段以上のゆとりを設けましょう。
洗濯するかどうか
数日の旅行であればそれほどでもありませんが、旅行期間が長くなるとどうしても荷物が増えがちです。しかし、旅先で洗濯ができるのであれば、衣類の量を減らして少し小さめのスーツケースにすることもできます。
コインランドリーやホテルのランドリーサービスを利用するかどうか、肌着や靴下など小さいものを手洗いするかどうかなど、洗濯計画を立てながら、必要な衣類の数を書き出してみるとスーツケース選びのさんこうになりおすすめです。もし洗濯ができなさそうであれば、旅行日数分の衣類が入る大きめのスーツケースを用意しましょう。
お土産の量はどのくらいか
たくさんお土産を買う予定であれば、スーツケースの容量に余裕をもたせておく必要があります。行きの荷物だけでいっぱいになる大きさのスーツケースだと、帰りにお土産を入れることが難しくなります。
帰路でもすべての荷物を1つにまとめたい場合は、荷物+お土産のスペースを考慮したうえで、ほど良い大きさのスーツケースを選びましょう。
おしゃれで機能的なおすすめスーツケースのご紹介
楽しい旅行をアシストする、おすすめスーツケース4点をご紹介します。
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SIAA認証の抗菌加工を本体とハンドルに施し、衛生面に気を配ったキャリーケースです。使い心地にも工夫がなされており、電車のように揺れる乗り物のなかでも安定性を保ちやすい「ストッパー付きWスプリングキャスター」、本体に荷物を置いたままでもハンドルを上げ下げしやすい「グリップマスター」など便利な機能が満載です。
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イオンと日本航空の共同開発ブランドで、高い機能性とデザインを追求したスーツケースです。フロントにある二段のポケットは小物などが収納できて、取り出しやすく実用的。さらに背面ポケットや、メッシュポケット付きの中仕切り、スーツ収納に役立つハンガーなど、荷物整理を快適にする工夫が盛り込まれていたり、TSAロックが付いていたりします。
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前後左右にユニオンジャックタイプのデザインを配した、シンプルかつおしゃれなキャリーケース。内側は細かく美しい柄がデザインされ、中仕切りには3つのメッシュポケットも付いています。耐衝撃性の高い素材を使用し、軽くて強い深溝アルミサッシ仕立てのフレームタイプです。約86リットルの大容量で、1週間以上の旅行や出張にも活躍します。
イオンスタイルオンラインではこのほかにも、さまざまな容量・デザインのスーツケースを多数取りそろえています。いろんなスーツケースの中からお気に入りの一つを探したい方はぜひ、こちらのページもご覧ください。
■スーツケースのサイズ選びQ・A
Q: スーツケースのサイズ選び方とは?
A:スーツケースのサイズを選ぶポイントをご紹介いたします。はじめにスーツケースのサイズ宿泊日数で検討することが大切です。1-3泊であれば~40Lサイズが最適です。
その他に機内持ち込みを検討するのであれば、国際線・100席以上の国内線で55×45×25cm以内に収まるサイズを選びましょう。
また、旅先に持っていく服の量や厚み、洗濯環境によってもサイズを選ぶことができます。
スーツケースをお探しの方はこちらをご覧ください。
まとめ
スーツケースの最適なサイズは、宿泊数や機内での取り扱い、旅先での過ごし方を考慮すると決めやすくなります。これからの旅行や出張に備えてスーツケースを購入する際は、今回ご紹介した内容を参考に、ご自身に合ったサイズをチェックしてみてください。