ベビーカーの選び方!4つのチェックポイントとおすすめベビーカーを紹介
更新日: 2022.1.20
「ベビーカーはどうやって選べばいいの?」とお悩みではありませんか。ベビーカーには大きく分けてA型とB型の種類がありますが、そのほかにも「AB型」「バギー」などさまざまな名称があるので、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いと思います。
また、ベビーカーで安全・快適に移動するために、購入前にチェックしておくべきポイントが複数あります。そこで今回は、ベビーカーの各タイプを解説したうえで、ベビーカーを選ぶ際のチェックポイントと、おすすめベビーカーをご紹介します。
ベビーカーを選ぶ前に|ベビーカーのタイプを知ろう
ベビーカーを選ぶにあたって、まずベビーカーにどのようなタイプがあるかを見てみましょう。
A型とB型の違い
日本のベビーカーはSG基準に基づいて、大きく「A型」と「B型」の2種類に分けられます。SG基準とは、一般財団法人製品安全協会が、製品の安全性を保証するため設けている基準です。
A型とB型の違いをまとめると、以下のようになります。
- A型ベビーカー
対象月齢:1ヵ月~最長48ヵ月
連続使用時間:2時間以内
リクライニング:ほぼ水平(150度以上)まで倒れる
サイズ:大きく重いものが主流
- B型ベビーカー
対象月齢:7ヵ月~最長48ヵ月
連続使用時間:1時間以内
リクライニング:着座姿勢の角度(100度以上)のみ
サイズ:コンパクトで軽いものが主流
A型のベビーカーが生後早い時期から使えるのに対して、B型のベビーカーは首がすわってから使うものです。
A型は安全性・安定性に優れていますが、その分サイズが大きく重いものが主流です。そのため、まずA型を購入したあと、2台目としてコンパクトで軽量なB型を購入する方もいます。
A型・B型以外のベビーカーのカテゴリ
A型・B型以外にも、ベビーカーのカテゴリには以下のようなものがあります。
- AB型
A型ベビーカーのうち、B型のように軽量・コンパクトなものを指します。
- バギー
B型ベビーカー以上に、とにかく軽くてコンパクトなものを指します。
- 3輪タイプ
前輪が1つのため小回りが利いて運転しやすいのが特徴です。
- 2人乗り・3人乗り・4人乗りタイプ
双子・三つ子・四つ子や年子のきょうだいのために使うもので、縦型と横型とがあります。
このように、それぞれのタイプがどのような特徴を持っているか把握しておくことで、各家庭に合ったベビーカーを選びやすくなるでしょう。
ベビーカーの選び方(1)SGマークをチェックする
ベビーカー選びでまず重視したいのは、安全性です。
国産ベビーカーであれば、「SGマーク」が安全性の目印となります。SGマークとは、一般財団法人製品安全協会が定めた基準に適合していると認められた製品のみが表示できるマークです(製品安全協会は、先ほどもご紹介したとおり、ベビーカーの「A型」や「B型」を定めている団体です)。
したがって、国産ベビーカーの購入を検討する場合は、SGマークが付いているかどうかを最初に確かめるのがよいでしょう。
海外のベビーカーの場合は、以下の安全基準をチェックしましょう。
- CEマーキング
EU加盟国の安全基準
- EN規格
欧州の安全基準
- ASTM規格
アメリカの安全基準
- BS規格
イギリスの安全基準
ベビーカーの選び方(2)赤ちゃんの月齢で選ぶ
赤ちゃんの成長度合いによって、安全・快適に乗れるベビーカーの形は異なります。
1ヵ月~6ヵ月の首がすわっていない赤ちゃんには、寝た状態で乗れるリクライニング機能付きのものを選びましょう。一方、7ヵ月以上で使うなら、座って乗れるものや、軽量で持ち運びが楽なものがおすすめです。
また、ベビーカーにはそれぞれ、安全に使える体重の目安が定められています。赤ちゃんの体重が対象範囲内に入っているかどうかも、併せてしっかりとチェックしましょう。
ベビーカーの選び方(3)移動手段に合わせて選ぶ
ベビーカーの使いやすさを考えると、普段よく使う移動手段に合わせて選ぶのも一つの方法になります。
電車・バス
混雑時など、ベビーカーを折りたたまなければいけないシーンに備えて、片手でも簡単に折りたためるタイプのベビーカーが適しています。また、駅改札の幅もチェックしておくと安心でしょう。一般的に、通常の改札の幅は55~60cm、幅の広い改札は90cm前後です。
自動車
ベビーカーのシート部分のみを取り外して車のシートに設置できる「トラベルシステム」搭載タイプを選べば、ドライブ中に眠った赤ちゃんを起こさずに移動できます。
徒歩
デコボコ道や段差でも、振動を吸収してくれるように工夫されたベビーカーがおすすめです。
ベビーカーの選び方(4)住宅環境や収納場所も考慮する
ベビーカーを選ぶとき、街なかで利用する場面だけをイメージしてしまいがちですが、自宅から外に出る経路や、自宅での保管環境を考えることも大切です。
例えば、エレベーターがない集合住宅にお住まいの場合は、階段を上り下りしやすい軽量タイプのベビーカーや、折りたたみできるベビーカーがよいでしょう。
そして、自宅でベビーカーを保管する場所も事前に想定しておきましょう。収納スペースが限られている場合、コンパクトに折りたためるものが便利です。
ベビーカーの選び方(5)便利な機能もチェックする
ベビーカーによっては、以下のような便利な機能が搭載されています。ここまでご紹介してきたポイントと併せて、機能面もチェックすることで、より使いやすいベビーカーを選ぶことができます。
- 自立可能
折りたたんだときにベビーカーが自立する機能
- ワンタッチ開閉
ワンタッチでベビーカーを折りたたんだり開いたりできる機能
- UVカット
ベビーカーに乗った赤ちゃんを紫外線から守る機能
- ハイシート
シートの位置を高くして、ホコリ・有害物質・排気ガスなどから赤ちゃんを守る機能
【A型・B型】国産おすすめベビーカーをご紹介!
それではA型とB型のベビーカーそれぞれで、おすすめの商品をご紹介します。
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赤ちゃんに安心の乗りごこちと、ママ・パパに快適な押しごこちの両方を叶える軽量ハイシートのA型ベビーカーです。
独自の超・衝撃吸収素材「エッグショック」と、座面下にある厚さ3㎝のふかふかな「振動吸収パッド」により、振動吸収と段差乗り越えのダブルの最高(※)クラスを実現。
さらに、「ダブルタイヤ」と「シングルタイヤ」の切り替えで、安定性と走行性のどちらも叶えます。
※A型両対面オート4輪ベビーカー/重量5.8kg以下/ハンドル角度調整付/2021年国内販売品の商品群において。(2021年8月時点 コンビ調べ)
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シートのすき間まできれいに洗える軽量B型ベビーカーです。
ベースシート・側面までもが一体化してラクラクと付け外しできるシートなので、ホコリなどがたまりやすい部分も隅々まで洗えます。
また、16cmの大きな前輪タイヤと「乗り越えステップ」により、段差・デコボコ道の走行もスムーズです。
イオンスタイルオンラインでは、今回ご紹介した以外にもベビーカーを取り揃えております。ご興味がある方はぜひこちらもご覧ください。
■ベビーカーの選び方!Q・A
Q: ベビーカーの選び方とは?
A:ベビーカーの選び方は、ポイントが5つ。
①ベビーカー選びでまず重視したいのは、安全性です。国産ベビーカーであれば、「SGマーク」が安全性の目印となります。
②赤ちゃんの月齢で選ぶ。赤ちゃんの成長度合いによって、安全・快適に乗れるベビーカーの形は異なります。
③移動手段に合わせて選ぶベビーカーの使いやすさを考えると、普段よく使う移動手段に合わせて選ぶのも一つの方法になります。
④住宅環境や収納場所も考慮するベビーカーを選ぶとき、街なかで利用する場面だけをイメージしてしまいがちですが、自宅から外に出る経路や、自宅での保管環境を考えることも大切です。
⑤便利な機能もチェックする自立可能やワンタッチ開閉など便利な機能でより使いやすいベビーカーを選ぶことができます。
Q: ベビーカーのブランドは?
A:イオンスタイルオンラインでは、下記のブランドの取り扱いを行っています。
Aprica(アップリカ),GRACO(グレコ),combi(コンビ),pigeon(ピジョン)
ベビーカーをお探しの方はこちらをご覧ください。
まとめ
ベビーカー選びでは、まずA型・B型などのベビーカーのタイプを知っておきましょう。そして、安全性(SGマーク)・対象月齢・移動手段・住宅環境と収納場所・機能性の5点をチェックすることが大切です。今回の記事を参考に、ぜひ赤ちゃんと楽しく外出できるベビーカーを見つけてください。