キャリーケースの選び方!スマートなパッキング術も紹介
公開日: 2023.5.19
出張からプライベートの旅行まで、旅のお供にあると便利なキャリーケースは、シーンに合った使いやすいものを選びたいもの。大きすぎてかさばったり、逆に小さすぎて荷物が入らなかったりする事態は避けたいところです。
そこで、おしゃれで快適なキャリーケースの選び方やパッキングのポイント、正しい持ち方などについてまとめました。おすすめのキャリーケースもご紹介していますので、キャリーケース選びで迷った際の参考としてお役立てください。
快適なキャリーケースの選び方
キャリーケースを選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。
容量・サイズ
キャリーケースを選ぶ際にもっとも迷いやすいのが、容量や大きさなどのサイズでしょう。旅の日数や荷物の量を考慮して、持ち運ぶボリュームに合ったキャリーケースを選ぶことが大切です。
一般的な目安は「日数×10L」と考えて選ぶようにするとよいでしょう。
機内持ち込みの有無
飛行機を利用するなら、機内持ち込みの有無もポイントになります。利用する航空会社によっても異なりますが、機内持ち込みできる荷物のサイズが決まっており、持ち込みできないサイズの荷物は別途手数料が発生する場合が多いのです。
機内持ち込みできるキャリーケースは、到着後に荷物をピックアップするために待たなくてよいメリットもあります。機内へ持ちこむ場合は「機内持ち込み可能」などの表示があるサイズを選ぶとよいでしょう。
素材・種類
キャリーケースの素材には、ハードタイプとソフトタイプの2種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
- ハードタイプ
耐久性があり、防犯性に優れていますが、ソフトタイプよりも重量があります。
- ソフトタイプ
軽くて柔軟性があり、荷物の出し入れがしやすいです。使い勝手もよいものですが、耐久性や防犯性はハードタイプよりも弱くなります。
開閉方法
キャリーケースの開閉方法には、ファスナータイプとフレームタイプの2種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
- ファスナータイプ
ケースが軽く、扱いやすいタイプです。スペースを拡張できるタイプもあり便利ですが、ファスナーの布部分は切り裂くことができてしまうため、防犯上のリスクがあります。
- フレームタイプ
開閉部分が金属で作られているタイプです。切り裂かれる心配がないため防犯面に優れますが、金属を使用している分だけケースは重くなってしまうでしょう。
鍵
キャリーケースの鍵の部分は、鍵穴に鍵を入れて開けるシリンダータイプ、マグネット式の鍵を窪みに合わせてロックするマグネットタイプ、あらかじめ決まった数字を合わせて開けるダイヤルタイプの3種類が一般的です。
そのほかにも、南京錠やカードキー、スマートフォンなどを使って開閉できるタイプもあります。
キャリーケースのスマートなパッキング術
キャリーケースに荷物をスマートに収納するためのパッキング術について紹介します。
重いものはいちばん下に入れる
重い物をパッキングする場合、キャリーケースを運ぶ際の底部分に来るように入れると重心が下部にくるため、キャリーケースが安定しやすくなります。
割れやすいものは中央へ入れる
キャリーケースはある程度強度を持った素材で作られていることが多いですが、どのような衝撃からも確実に中身を守れるわけではありません。空港でキャリーケースごと放り投げられるなど、荒い扱いをされる可能性もあります。
そのため、割れやすいものはできるだけ中央に入れて、衝撃がかからないようにすることが大切です。その際、タオルや洋服などで包むと、破損リスクをさらに軽減できるでしょう。
荷物を袋分けする
必要なものをすぐに取り出せるよう、キャリーケースの中を整理整頓してパッキングするとスマートです。
荷物をそのまま詰め込むと散乱してしまうため、小分けにし過ぎない程度に袋分けしておくのがおすすめ。「着替え」「下着」「書類」など、用途ごとに分けておくとよいでしょう。
キャリーケースの正しい使い方
キャリーケースを持ち運ぶ際の正しい使い方について紹介します。
短めに持つ
キャリーケースの持ち手となるキャリーバーは、短めに調整するのが基本です。長いとだらしなく見えるほか、ケース本体が地面をこすって傷がついてしまう可能性があります。
また、駅や空港では歩行者とキャリーケースがぶつかる事故が発生しやすいものです。人や物にぶつけないためにも、体の近くに寄せて持つようにしましょう。
体の横で持つ
キャリーケースを体の後ろへ引きずるようにして引っ張っている光景を目にすることがありますが、体の後ろではなく、側面で持つのが正解です。
側面なら直立した状態で運べるので小回りが利きやすく、歩行者の迷惑にもなりにくいでしょう。
駅や空港で歩行者とキャリーケースが衝突する事故を避けるためにも、両手を広げた範囲内で持ち運びするのがポイントです。
ハンドルから手を離さない
キャリーケースから手を放してしまうと、勝手に動きだしたり、倒れたりして危険です。
特にエスカレーターなどでは、振動でキャリーケースが滑り落ちる可能性があります。平らな場所だと思っても、目視ではわからない傾斜がついている場合もあるため、ハンドルから手を離さないように注意して持つようにしましょう。
1泊から長旅まで!おすすめのキャリーケースを紹介
1泊から1週間以上の長旅まで、シーンに合ったおすすめのキャリーケースを紹介します。
1~2泊用
1~2泊であれば、30~40ℓのサイズのキャリーケースで必要な荷物を入れることができます。また、キャリーケース自体の重量も軽く、機内に持ち込むことができる規定重量内に収まるため、国内旅行や出張などにおすすめのサイズです。
キャリーケースの素材も様々で、耐久性のあるポリカーボネート製や軽量で丈夫なナイロン製など、用途に合わせて選ぶことができます。また、様々な形状やタイプのキャリーケースがありますので、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
3~4泊用
数日の宿泊予定がある場合は、45〜60ℓのキャリーケースのサイズがおすすめです。
45〜60ℓのサイズのキャリーケースであれば、旅行先で必要な洋服やアイテムをしっかりと収納することができます。機能性やデザイン性に優れたキャリーケースが多数販売されておりますので、自分好みの商品を見つけましょう。
7泊以上用
1週間以上の長期旅行や荷物が多い家族旅行には、80ℓの大型キャリーケースがおすすめです。軽量かつ丈夫な素材を使用した製品も販売されているため、大容量でありながら持ち運びがしやすくなっています。大型のキャリーケースであれば、旅行先でのお土産や買い物にも活躍するのでおすすめです。
このほかにも、以下のページでは旅の日数やサイズに合わせて、さまざまなキャリーケースをご用意しています。
まとめ
キャリーケースを選ぶ際は、耐久性や防犯性も考慮しながら、旅の日数や持ち運ぶ荷物のボリュームなどに合わせてデザインやサイズを選ぶのがおすすめです。
パッキングは重い物から先に入れるようにして、スムーズに取り出せるよう小分けにしておくとよいでしょう。歩行者とキャリーケースがぶつからないように持ち手は短くして体の横で持つようにします。
1泊から1週間以上の長旅、観光や出張など、シーンに合わせたキャリーケースを選びましょう。