ハンドソープの種類や選び方とは?おすすめのハンドソープもご紹介
更新日: 2024.2.12
「ハンドソープを買いに行ったら種類がありすぎて、何を選べばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。ハンドソープには泡タイプ・液体タイプ・固形タイプの3種類があるほか、洗浄力などもメーカーや製品によって異なります。
今回は、ハンドソープの種類や選び方などについてご紹介します。タイプ別のハンドソープもおすすめしていますので、ぜひ参考にしてください。
ハンドソープの種類と特徴
ハンドソープには泡タイプ・液体タイプ・固形タイプの3種類があります。ここでは、それぞれの特徴についてご紹介します。
泡タイプ
泡タイプのハンドソープは泡立てる手間がかからないため、お子様がまだ小さい家庭などに人気です。また、肌への摩擦が少なく手荒れを防げることや、洗い流す際に時間がかからないこともメリットといえます。
一方で、液体タイプや固形タイプと比べて洗浄力は弱めな傾向であることや、コスパが悪いことなどがデメリットといえます。
液体タイプ
液体タイプのハンドソープの主成分は「カリ石けん素地」で、洗浄成分の濃度が濃いため洗浄力に優れており、しっかりと汚れやにおいを落とせます。泡タイプほどではありませんが、固形タイプと比べて泡立てやすい点もメリットといえます。
一方で、泡タイプと比べると洗い流すのに時間がかかる点がデメリットの一つといえます。
固形タイプ
固形タイプのハンドソープは、液体タイプよりも洗浄成分の濃度が濃く、3つのなかで特に洗浄力に優れています。また、少ない量で洗えてコスパが良いことや、「石けん素地」以外の成分がほとんど含まれておらず、肌への負担が少ないこともメリットといえます。
一方で、泡タイプや液体タイプと比べて泡立てにくい点や、石けん自体を清潔に管理する必要がある点がデメリットといえます。
ハンドソープの選び方のポイント
ハンドソープを購入する際、何を基準に選べば良いのかわからない方もいるのではないでしょうか。ハンドソープを選ぶ際は、洗浄力・手肌への優しさ・除菌力・香りの4つを基準にすると良いでしょう。それぞれの選び方を詳しくご紹介します。
洗浄力で選ぶ
洗浄力が高いほど汚れや菌をしっかり落とせてさっぱりとした仕上がりになります。何よりも汚れや菌を落とすことを重視する場合は、洗浄力に着目してハンドソープを選びましょう。
洗浄力の高いハンドソープは大きく分けて「石けん系」と「カルボン酸系」の2つがあります。
石けん系は泡切れが良く、泡を洗い落としやすいのが特徴です。石けん系の成分は「ラウリン酸」「ミリスチン酸」などと記載されているため、覚えておきましょう。
一方で、カルボン酸系は石けん系よりも泡立ちが少なく手肌への刺激が少ないのが特徴です。カルボン酸系を選ぶ際は、洗浄成分として「ラウレス-4カルボン酸」「ラウレス-6カルボン酸」などと記載されているものを選びましょう。
手肌へのやさしさで選ぶ
手荒れがひどい方や乾燥肌・敏感肌の方には手肌に優しいハンドソープがおすすめです。具体的には、「アミノ酸系」のハンドソープや「両性界面活性剤」を含むハンドソープが良いでしょう。
アミノ酸系は洗浄力がマイルドで肌を保湿しながら洗えるため、肌荒れが起きにくいという特徴があります。アミノ酸系の洗浄成分として、「ココイルグルタミン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」などが記載されています。
両性界面活性剤は弱酸性のため、肌への刺激が少ないのが特徴です。洗浄成分には「コカミドプロピルベタイン」「ラウロアンホ酢酸Na」などと記載されています。
除菌力で選ぶ
感染症対策や食中毒対策を優先したい方は除菌力で選ぶと良いでしょう。特に、殺菌成分が配合されているハンドソープがおすすめです。
除菌力を重視したハンドソープのパッケージには、「薬用」「殺菌」「消毒」などと表示されていることが多いため、判断しやすいでしょう。抗菌成分としては、「イソプロピルメチルフェノール」「塩化ベンザルコニウム」などと記載されています。
ただし、除菌力が強いハンドソープは手肌のバリア機能を低下させることがあるため、敏感肌や乾燥肌の方は注意して使いましょう。
香りで選ぶ
自分の好きな香りのハンドソープを選ぶと、手を洗いながらリラックスできるのでおすすめです。
香り付きのハンドソープには、天然由来の香料を配合したものと合成香料を配合したものなどがあります。香りの強さなどに違いがあるため、自分の好みに合わせて選ぶ必要があります。
ただし、香りの成分によっては肌に刺激を与えることがあるため、敏感肌の方や小さなお子様がいる家庭では注意しましょう。
ハンドソープの正しい使用方法をご紹介
ハンドソープは正しく使わなかった場合、十分に汚れが落ちなかったり、除菌できなかったりする可能性があります。ここでは、ハンドソープの正しい使い方をご紹介します。
①流水で手を良く濡らす
ハンドソープを手に取る前に、まずは流水で手を濡らして表面の汚れを落としましょう。手を濡らすことでハンドソープの泡立ちが良くなります。また、時計や指輪などは手を洗う前に外しておきましょう。
②ハンドソープを手のひらに取り、良く泡立てる
手を濡らしたら、ハンドソープを手のひらに取って良く泡立てましょう。しっかり泡立てることでハンドソープの洗浄成分が手全体に行き渡ります。
③手のひら、手の甲、指の間、爪の間、指先、手首の順に、泡を行き渡らせるように洗う
ハンドソープを泡立てたら、手のひら、指の間、爪の間、指先、手首の順に、泡を行き渡らせるようにして洗います。指の間や爪の間のような細かい部分は汚れが残りやすいので特に丁寧に洗いましょう。
爪の間は爪ブラシを使うと、より効果的に洗えます。また、利き手や手首は洗い忘れや洗い残しが多くなりがちなため忘れずに洗うようにしましょう。
④流水で泡を良く洗い流す
洗い終えたら、流水で泡を良く洗い流しましょう。泡が残っていると雑菌がしっかり洗い流されず、繁殖する原因になるため注意してください。
⑤タオルで水気を拭き取る
泡を流し終えたら、清潔なタオルで水気を拭き取ります。濡れたままにしておくと手指の水分まで蒸発させてしまい、必要以上に乾燥することになるからです。しっかりと水気を拭き取ることで手肌の乾燥を防ぎましょう。
タイプ別!おすすめハンドソープのご紹介
最後に、泡タイプ・液体タイプ・固形タイプそれぞれのおすすめハンドソープをご紹介します。
-
花王 Curel(キュレル) 泡ハンドウォッシュ
泡タイプのハンドソープです。
肌のバリア機能に欠かせない成分「セラミド」を守りながら、汚れをすっきり洗い流せます。きめ細かな泡はすべりが良く、肌への摩擦を抑えて優しく洗えるため、かさつく肌もしっとりなめらかに仕上がるでしょう。
肌に優しい低刺激性のため、デリケートな肌にも使えます。
-
松山油脂 リーフ&ボタニクス ハンドソープ
液体タイプのハンドソープです。
植物性オイルから「釜たき製法」で作られた液体石けんに、保湿成分としてアロエベラ葉エキスを配合しています。クリアな野の花の香りでリフレッシュできるでしょう。
泡立ちが良く、汚れやベタ付きをさっぱりと落とします。泡切れが早い点もメリットです。
-
ユゼ 殺菌・消毒薬用石鹸
固形タイプのハンドソープです。
殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールが含まれており、手や指の殺菌・消毒に使えます。また、トウキセンカやオトギリソウなど12種類の植物成分(保湿)が配合されており、肌の潤いを守ります。
手や指だけでなく、全身に使える点も大きなメリットです。
このほかにも、イオンスタイルオンラインではさまざまなハンドソープをご用意しています。ぜひ一度ご覧ください。
まとめ
ハンドソープには泡タイプ・液体タイプ・固形タイプの3種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。そのため、利用目的や使い方に合わせてタイプを選びましょう。
また、洗浄力や手肌への優しさ、除菌力、香りなどから、自分が重視するポイントに合わせて製品を選ぶことも重要です。今回ご紹介した選び方などを参考に自分に合ったハンドソープを見つけてください。